佐賀県の西側での酒集め [旅]
いいかげんにしてくれよ!
関東地方、毎日毎日雨ばっかりじゃないか!!
最近の台風は、“台風一過”って言葉を知らねぇのかよ!!!
そう思いながら天気予報を見ていたところ、なんと今週末、九州は晴れるって言うじゃありませんか!
その言葉を信じて、今回、晴れている九州へ行って酒集めをしてみましたよ。
九州と言えば焼酎が有名ですが、その中でも「佐賀は日本酒の生産県にして消費県であることが特徴です。県内の清酒消費量の6割以上は佐賀の酒です。これは、九州の北部3県である福岡、長崎の3割程度に比べれば顕著です。言うなれば佐賀県民の消費が佐賀酒を造らせているのです。そして、佐賀県民の酒の嗜好は佐賀の食風土と深く結びついています。」(※1)とのことでした。
(※1)平尾茂『佐賀酒ものがたり』p.10(2014.1 西日本新聞社)
しかも佐賀県では、県庁所在地の佐賀市がある県東側よりも、西側により多くの蔵元さんが位置しているようでした。
そこで、今回はあえて佐賀市には立ち寄ることなく、佐賀県の西側を歩き回って酒集めをしてみました。
まずは、成田空港からJetstar★福岡空港行に搭乗。
ここで、誠にもって大迷惑なアクシデントが発生!
本名で搭乗手続をしなかった奴がいて、本人確認とやらに15分も費やしやがった。
いくら自分の名前が嫌いでもさ、こういうセキュリティが厳しい場面では、他の人に迷惑をかけないために本名を使えよ!
それにまた、濃霧の影響で、成田空港着の飛行機が上空で滞留していたんだとさ。
霧は徐々に晴れてきたものの、その飛行機たちが次々と下りてくるから、滑走路が混雑していてなかなか飛び立てないんだって。
でも、霧のせいで待っていたのは10分くらいでしたけれどね。
飛びます、飛びます!(←二郎さんより)
霧がまだ残っていますね。
もっと高いところへ上がっても、なにも見えやしない。
ずっと何も見えないままでしたが、着陸態勢に入ると見えてきましたよ!
海ノ中道の先に、ちゃんと志賀島が付いているじゃありませんか!
(アタリマエだろ!)
中学生のみんな、ここが“漢委奴国王”の金印が出たところだぜ!
実物を見ると、頭に入りやすいだろ!
(中学生はこんな酒臭いブログなんて読まねぇだろ!)
博多の街を越えて、福岡空港に到着。
福岡空港には、30分遅れの8:35に到着しました。
でもね、あたしゃこのあと、博多駅を8:56発の特急かもめ9号に乗る予定なのですよ。
これは初っ端から行程崩壊確定かと思いましたよ、この時は。
地下鉄福岡空港駅へダッシュで到着し、8:44発西唐津行に乗車。
地下鉄博多駅で下車し、JR博多駅へ辿り着いて、かもめ9号になんとか間に合いましたよ。
発車3分前でした。
なにも考えずに地下鉄に乗ったのですが、地下鉄博多駅で降りるときに、偶然にも降りた扉がJR博多駅に近い階段の正面で開いたことが幸いでした。
ほぼ満席の、かもめ9号の自由席。
通路側の席をなんとか確保しました。
佐賀駅で大量下車があったので、窓側の席へ移動しました。
いやー、九州はやっぱり晴れていましたよ!
博多駅から1時間ほど乗って、肥前鹿島駅で普通電車に乗り換え。
肥前鹿島駅から一駅だけ乗って、着いたのは肥前浜駅。
木造駅舎が残っていましたが、無人駅でした。
♪何故か不思議なこ~とに~、布団が置いてある~♪(←嘉門達夫の曲で)
駅で泊まってもいいのかな?
(そんなわけないだろ!)
肥前浜駅の近くには“肥前浜宿”なる場所があって、そこに酒蔵がいくつかあるのです。
今回はまず、そこを狙ってみました。
こんな感じで、古い街並みが残っています。
道の脇にある水路では、鯉が泳いでいましたよ。
こういう細い道を通るのが、また楽しいんですよ。
でも、クモの巣だらけでしたが(画像の掲載は自粛します)。
これはかの有名な“鍋島”の蔵元さん。
ここを狙っていたのですが、誠に残念ながら営業していませんでした。
たった今公式Wesbiteを見たところ、どうやら小売はしていないとのこと。
完全に私の下調べ不足でした。
表はこじんまりとしていましたが、裏に回るとけっこう広い蔵であることがわかります。
肥前浜宿での成果はこちら。
これはここの地酒ではなく、唐津の聚楽太閤でした。
これは地元の蔵元さんが造ったお酒です。
後で気がついたのですが、なぜか他の蔵元さんのお店においてあったのです。
肥前浜では、カップ酒の成果は皆無でした。
今思えば、最初に入った蔵元さんの店でカップ酒のことを聞いたのですが、「ないよ。」って一蹴されたことが運の尽きだったのかもしれません。
失意のうちに、肥前浜駅前から祐徳バスに乗車。
一駅戻って、鹿島の街を目指します。
鹿島市内の、公園入口バス停で下車。
ここからスーパーを潰しながら、肥前鹿島駅を目指して歩いて行きます。
ですが成果はこれだけ。
鹿島市内に蔵を置く蔵元さんのお酒ですが、糖添三増酒でした。
鹿島の街でも、鍋島に出会うことはできませんでしたよ。
肥前鹿島駅に辿りつきました。
駅前にある鹿島バスセンターから、祐徳バス嬉野温泉行に乗車。
35分ほど乗って、着いたのは嬉野温泉バスセンター。
ここから、嬉野温泉の街を歩きます。
温泉が湧いている場所がありました。
白いものは、どうやら析出物のようです。
お湯をちょっと触ってみましたが、けっこう熱めでした。
足湯もありましたよ。
↑↑
この気温が30℃近い暑い時季にもかかわらず、ヤングのアベックが(←言い方が古っ!)仲良く入っていましたよ。
あついあつい!
ヒューヒューだよ!(牧瀬里穂より)
嬉野温泉での成果はこちら。
虎之児は、嬉野温泉の名を酒銘にいただいているにもかかわらず、誠に残念ながら糖添三増酒でした。
東一は純米酒をget。
東一は、六角形の面白いかたちをした300ml瓶に詰められた上撰普通酒もあったのですが、糖類酸味料フル添加でしたので買うのを止めました。
その上撰普通酒の、こちはら一合瓶。
一合瓶ならフル添加でもいいかと思い、入手してしまいました。
次は武雄市へ向かいます。
嬉野温泉バスセンターから、JR九州バスゆめタウン行に乗車。
武雄の市街地にある、ゆめタウン(そういう名前の大型スーパー)で下車。
武雄市には蔵元はないのですが、スーパーがいくつかあったので立ち寄ることにしました。
蔵元がなければ、県内の他地域で作られたお酒が集るのではないかと予想してのことです。
武雄での成果はこちら。
やはり予想どおりでしたが、誠に残念がなら、これら三つとも糖添三増酒でした。
ここでも鍋島に出会うことはかないませんでした。
失意のうちに、武雄温泉駅へ到着。
武雄温泉駅から、特急ハウステンボス17号(みどり17号を併結)に乗車。
このハウステンボス号に乗って、ハウステンボスへ行きたいな~!
ハウステンボスへ行って、チューハイを飲みたいな~!
オランダ人のチューハイムさんが長崎の出島へ伝えたっていう、本場オランダのチューハイですよ!
大泉洋さんが荒くれ者たちと飲み比べして意識を失い、気がついたら「メリージェーンっていう女の人の家にいました!」って言い切ったやつですよ!
申し訳ございません。
わたくし、取り乱しておりました。
話を酒集めへ戻します。
武雄温泉駅からハウステンボス号に15分ほど乗って、有田駅で松浦鉄道に乗り換え。
途中、ものすごく古そうな駅舎を車窓から眺めつつ、
着いたのは、伊万里駅。
わかりづらいですが、道路を挟んで左側が松浦鉄道の駅舎で、右側がJR筑肥線の駅舎でした。
国鉄(JR)松浦線が第三セクターに転換されるまでは、きっと道路を踏切で跨いでつながっていたのでしょう。
今日の酒集めはこれでおしまい。
このあとホテルにチェックインしてから、例のごとく夜の街に繰り出しました。
しかしこのとき、大失態をしでかしてしまいました。
デジカメも携帯電話も、ホテルの部屋に置き忘れてきてしまっていたのです。
チェックインした後でベットに横になって20分ほど居眠りをしてしまい、ハッと気がついて頭がボケたまま急いで出かけたことがいけませんでした。
ということで、ここ伊万里をキャンプ地とさせていただきました。
翌日、昨日とはちがってなんとなく曇っていました。
まあでも、そのほうが涼しくて歩きやすいですので、吉兆だと思っていましたよ、このときは。
伊万里は磁器の街だけあって、街中のいたるところに磁器が展示されていましたよ。
器だけでなくて、こんなオブジェもあったりして。
民家の軒先に置かれた傘立ても磁器でした。
幼稚園の看板も磁器でした。
近くで見ると、けっこう手の込んだ作りのようですね。
こんなものまで磁器でした。
伊万里では2時間半ほどうろついて、成果はこれだけ。
古伊万里は地酒ですが、糖添三増酒でした。
右の六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)は、これまでゼロカウントだった長崎県のお酒。
しかし誠に残念ながら、これまた糖添三増酒でした。
伊万里駅へ戻って、松浦鉄道に乗車。
昨日来た道を引き返します。
終点有田駅の一つ手前、三代橋駅で下車。
ここから有田駅へ向けて歩いて行きます。
途中での成果はこれだけ。
焼酎“いいちこ”の蔵元さんが造った、大分県のお酒(本醸造)でした。
あーあ、
最後の最後になって、雨が降ってきやがったよ!
天気予報よ、九州ではこの週末は晴れるって言っていたじゃないか!
(オマエが来たから降ったんだろ!)
雨の中を歩いて、有田駅へ辿り着きました。
今回の酒集めはこれで全ておしまい。
ここ有田駅から特急に乗って博多駅を目指し、新幹線に乗り換えて帰るのです。
その特急の到着時刻までにはまだ間があったので、有田駅前を少し散策してみました。
有田も磁器の街だけあって、駅周辺には磁器を売るお店がたくさんありました。
街並みやお店の様子を撮影しようかと思ったのですが、雨がひどくなってきたことから傘やかばんの取り扱いに気をとられてしまい、一枚も撮影することができませんでした。
高価なものを販売するお店だけでなく、普段使いの食器店もあって、なかなか面白いところでした。
そんな中で、ついつい気に入ってしまい、連れて帰ってきてしまったのがこちら。
小皿と箸置き。
いずれも300円でした。
(おひとりさまだから一個ずつなのか。)
有田駅からは、ハウステンボス18号(みどり18号を併結)に乗車して、博多駅を目指します。
乗り換えた博多駅の新幹線構内で、これらをget。
福岡県(右)と熊本県(左)とのカップ酒でした。
福岡県のお酒は、これが初見でした。
そして、のぞみに乗って帰ったとさ。
以上、カップ酒11個、一合瓶1本、270ml瓶1本、300ml瓶2本の旅でした。
佐賀県産のカップ酒と一合瓶とを合わせると8個でしたが、なんとそのうち7個が糖添三増酒という驚愕の糖添率でした。
それに、お目当てにしていた鍋島を入手することができなかったことが残念でした。
今回は、初っ端から行程確保のためにダッシュしたり、見つけたお酒が糖添三増酒ばかりだったりしたことから、肉体的にも精神的にも疲れ果てましたよ。
まあそんな中でも、これまでゼロカウントだった長崎県と福岡県とのお酒を入手することができたことが唯一の幸いでした。
関東地方、毎日毎日雨ばっかりじゃないか!!
最近の台風は、“台風一過”って言葉を知らねぇのかよ!!!
そう思いながら天気予報を見ていたところ、なんと今週末、九州は晴れるって言うじゃありませんか!
その言葉を信じて、今回、晴れている九州へ行って酒集めをしてみましたよ。
九州と言えば焼酎が有名ですが、その中でも「佐賀は日本酒の生産県にして消費県であることが特徴です。県内の清酒消費量の6割以上は佐賀の酒です。これは、九州の北部3県である福岡、長崎の3割程度に比べれば顕著です。言うなれば佐賀県民の消費が佐賀酒を造らせているのです。そして、佐賀県民の酒の嗜好は佐賀の食風土と深く結びついています。」(※1)とのことでした。
(※1)平尾茂『佐賀酒ものがたり』p.10(2014.1 西日本新聞社)
しかも佐賀県では、県庁所在地の佐賀市がある県東側よりも、西側により多くの蔵元さんが位置しているようでした。
そこで、今回はあえて佐賀市には立ち寄ることなく、佐賀県の西側を歩き回って酒集めをしてみました。
まずは、成田空港からJetstar★福岡空港行に搭乗。
ここで、誠にもって大迷惑なアクシデントが発生!
本名で搭乗手続をしなかった奴がいて、本人確認とやらに15分も費やしやがった。
いくら自分の名前が嫌いでもさ、こういうセキュリティが厳しい場面では、他の人に迷惑をかけないために本名を使えよ!
それにまた、濃霧の影響で、成田空港着の飛行機が上空で滞留していたんだとさ。
霧は徐々に晴れてきたものの、その飛行機たちが次々と下りてくるから、滑走路が混雑していてなかなか飛び立てないんだって。
でも、霧のせいで待っていたのは10分くらいでしたけれどね。
飛びます、飛びます!(←二郎さんより)
霧がまだ残っていますね。
もっと高いところへ上がっても、なにも見えやしない。
ずっと何も見えないままでしたが、着陸態勢に入ると見えてきましたよ!
海ノ中道の先に、ちゃんと志賀島が付いているじゃありませんか!
(アタリマエだろ!)
中学生のみんな、ここが“漢委奴国王”の金印が出たところだぜ!
実物を見ると、頭に入りやすいだろ!
(中学生はこんな酒臭いブログなんて読まねぇだろ!)
博多の街を越えて、福岡空港に到着。
福岡空港には、30分遅れの8:35に到着しました。
でもね、あたしゃこのあと、博多駅を8:56発の特急かもめ9号に乗る予定なのですよ。
これは初っ端から行程崩壊確定かと思いましたよ、この時は。
地下鉄福岡空港駅へダッシュで到着し、8:44発西唐津行に乗車。
地下鉄博多駅で下車し、JR博多駅へ辿り着いて、かもめ9号になんとか間に合いましたよ。
発車3分前でした。
なにも考えずに地下鉄に乗ったのですが、地下鉄博多駅で降りるときに、偶然にも降りた扉がJR博多駅に近い階段の正面で開いたことが幸いでした。
ほぼ満席の、かもめ9号の自由席。
通路側の席をなんとか確保しました。
佐賀駅で大量下車があったので、窓側の席へ移動しました。
いやー、九州はやっぱり晴れていましたよ!
博多駅から1時間ほど乗って、肥前鹿島駅で普通電車に乗り換え。
肥前鹿島駅から一駅だけ乗って、着いたのは肥前浜駅。
木造駅舎が残っていましたが、無人駅でした。
♪何故か不思議なこ~とに~、布団が置いてある~♪(←嘉門達夫の曲で)
駅で泊まってもいいのかな?
(そんなわけないだろ!)
肥前浜駅の近くには“肥前浜宿”なる場所があって、そこに酒蔵がいくつかあるのです。
今回はまず、そこを狙ってみました。
こんな感じで、古い街並みが残っています。
道の脇にある水路では、鯉が泳いでいましたよ。
こういう細い道を通るのが、また楽しいんですよ。
でも、クモの巣だらけでしたが(画像の掲載は自粛します)。
これはかの有名な“鍋島”の蔵元さん。
ここを狙っていたのですが、誠に残念ながら営業していませんでした。
たった今公式Wesbiteを見たところ、どうやら小売はしていないとのこと。
完全に私の下調べ不足でした。
表はこじんまりとしていましたが、裏に回るとけっこう広い蔵であることがわかります。
肥前浜宿での成果はこちら。
これはここの地酒ではなく、唐津の聚楽太閤でした。
これは地元の蔵元さんが造ったお酒です。
後で気がついたのですが、なぜか他の蔵元さんのお店においてあったのです。
肥前浜では、カップ酒の成果は皆無でした。
今思えば、最初に入った蔵元さんの店でカップ酒のことを聞いたのですが、「ないよ。」って一蹴されたことが運の尽きだったのかもしれません。
失意のうちに、肥前浜駅前から祐徳バスに乗車。
一駅戻って、鹿島の街を目指します。
鹿島市内の、公園入口バス停で下車。
ここからスーパーを潰しながら、肥前鹿島駅を目指して歩いて行きます。
ですが成果はこれだけ。
鹿島市内に蔵を置く蔵元さんのお酒ですが、糖添三増酒でした。
鹿島の街でも、鍋島に出会うことはできませんでしたよ。
肥前鹿島駅に辿りつきました。
駅前にある鹿島バスセンターから、祐徳バス嬉野温泉行に乗車。
35分ほど乗って、着いたのは嬉野温泉バスセンター。
ここから、嬉野温泉の街を歩きます。
温泉が湧いている場所がありました。
白いものは、どうやら析出物のようです。
お湯をちょっと触ってみましたが、けっこう熱めでした。
足湯もありましたよ。
↑↑
この気温が30℃近い暑い時季にもかかわらず、ヤングのアベックが(←言い方が古っ!)仲良く入っていましたよ。
あついあつい!
ヒューヒューだよ!(牧瀬里穂より)
嬉野温泉での成果はこちら。
虎之児は、嬉野温泉の名を酒銘にいただいているにもかかわらず、誠に残念ながら糖添三増酒でした。
東一は純米酒をget。
東一は、六角形の面白いかたちをした300ml瓶に詰められた上撰普通酒もあったのですが、糖類酸味料フル添加でしたので買うのを止めました。
その上撰普通酒の、こちはら一合瓶。
一合瓶ならフル添加でもいいかと思い、入手してしまいました。
次は武雄市へ向かいます。
嬉野温泉バスセンターから、JR九州バスゆめタウン行に乗車。
武雄の市街地にある、ゆめタウン(そういう名前の大型スーパー)で下車。
武雄市には蔵元はないのですが、スーパーがいくつかあったので立ち寄ることにしました。
蔵元がなければ、県内の他地域で作られたお酒が集るのではないかと予想してのことです。
武雄での成果はこちら。
やはり予想どおりでしたが、誠に残念がなら、これら三つとも糖添三増酒でした。
ここでも鍋島に出会うことはかないませんでした。
失意のうちに、武雄温泉駅へ到着。
武雄温泉駅から、特急ハウステンボス17号(みどり17号を併結)に乗車。
このハウステンボス号に乗って、ハウステンボスへ行きたいな~!
ハウステンボスへ行って、チューハイを飲みたいな~!
オランダ人のチューハイムさんが長崎の出島へ伝えたっていう、本場オランダのチューハイですよ!
大泉洋さんが荒くれ者たちと飲み比べして意識を失い、気がついたら「メリージェーンっていう女の人の家にいました!」って言い切ったやつですよ!
申し訳ございません。
わたくし、取り乱しておりました。
話を酒集めへ戻します。
武雄温泉駅からハウステンボス号に15分ほど乗って、有田駅で松浦鉄道に乗り換え。
途中、ものすごく古そうな駅舎を車窓から眺めつつ、
着いたのは、伊万里駅。
わかりづらいですが、道路を挟んで左側が松浦鉄道の駅舎で、右側がJR筑肥線の駅舎でした。
国鉄(JR)松浦線が第三セクターに転換されるまでは、きっと道路を踏切で跨いでつながっていたのでしょう。
今日の酒集めはこれでおしまい。
このあとホテルにチェックインしてから、例のごとく夜の街に繰り出しました。
しかしこのとき、大失態をしでかしてしまいました。
デジカメも携帯電話も、ホテルの部屋に置き忘れてきてしまっていたのです。
チェックインした後でベットに横になって20分ほど居眠りをしてしまい、ハッと気がついて頭がボケたまま急いで出かけたことがいけませんでした。
ということで、ここ伊万里をキャンプ地とさせていただきました。
翌日、昨日とはちがってなんとなく曇っていました。
まあでも、そのほうが涼しくて歩きやすいですので、吉兆だと思っていましたよ、このときは。
伊万里は磁器の街だけあって、街中のいたるところに磁器が展示されていましたよ。
器だけでなくて、こんなオブジェもあったりして。
民家の軒先に置かれた傘立ても磁器でした。
幼稚園の看板も磁器でした。
近くで見ると、けっこう手の込んだ作りのようですね。
こんなものまで磁器でした。
伊万里では2時間半ほどうろついて、成果はこれだけ。
古伊万里は地酒ですが、糖添三増酒でした。
右の六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)は、これまでゼロカウントだった長崎県のお酒。
しかし誠に残念ながら、これまた糖添三増酒でした。
伊万里駅へ戻って、松浦鉄道に乗車。
昨日来た道を引き返します。
終点有田駅の一つ手前、三代橋駅で下車。
ここから有田駅へ向けて歩いて行きます。
途中での成果はこれだけ。
焼酎“いいちこ”の蔵元さんが造った、大分県のお酒(本醸造)でした。
あーあ、
最後の最後になって、雨が降ってきやがったよ!
天気予報よ、九州ではこの週末は晴れるって言っていたじゃないか!
(オマエが来たから降ったんだろ!)
雨の中を歩いて、有田駅へ辿り着きました。
今回の酒集めはこれで全ておしまい。
ここ有田駅から特急に乗って博多駅を目指し、新幹線に乗り換えて帰るのです。
その特急の到着時刻までにはまだ間があったので、有田駅前を少し散策してみました。
有田も磁器の街だけあって、駅周辺には磁器を売るお店がたくさんありました。
街並みやお店の様子を撮影しようかと思ったのですが、雨がひどくなってきたことから傘やかばんの取り扱いに気をとられてしまい、一枚も撮影することができませんでした。
高価なものを販売するお店だけでなく、普段使いの食器店もあって、なかなか面白いところでした。
そんな中で、ついつい気に入ってしまい、連れて帰ってきてしまったのがこちら。
小皿と箸置き。
いずれも300円でした。
(おひとりさまだから一個ずつなのか。)
有田駅からは、ハウステンボス18号(みどり18号を併結)に乗車して、博多駅を目指します。
乗り換えた博多駅の新幹線構内で、これらをget。
福岡県(右)と熊本県(左)とのカップ酒でした。
福岡県のお酒は、これが初見でした。
そして、のぞみに乗って帰ったとさ。
以上、カップ酒11個、一合瓶1本、270ml瓶1本、300ml瓶2本の旅でした。
佐賀県産のカップ酒と一合瓶とを合わせると8個でしたが、なんとそのうち7個が糖添三増酒という驚愕の糖添率でした。
それに、お目当てにしていた鍋島を入手することができなかったことが残念でした。
今回は、初っ端から行程確保のためにダッシュしたり、見つけたお酒が糖添三増酒ばかりだったりしたことから、肉体的にも精神的にも疲れ果てましたよ。
まあそんな中でも、これまでゼロカウントだった長崎県と福岡県とのお酒を入手することができたことが唯一の幸いでした。
佐賀に行っていたんですね(^_^;)
ここなら晴れている。
by green_blue_sky (2016-09-26 22:08)
わざわざ佐賀へ日本酒探しの旅ご苦労様でした。やはり鍋島は東京の酒屋に行くしか無いか?。そう思ったら久しぶりに鍋島が呑みたくなった。
by エクスプロイダー (2016-09-26 23:09)
ほんまに、お酒のために頑張るよね!^^
今日も楽しく飲みしたか?
私も・・・毎日、飲んでます。へへ
by hatumi30331 (2016-09-27 00:03)
佐賀県での酒集めの旅、楽しそうですね。
お疲れ様でした。
by toshi (2016-09-27 05:37)
焼酎のホームということで・・・
ハイオクは、ちょっとアウェーな感じなんでしょうか!?
いわれてみれば、九州の銘柄が思いつかない。
って、行ったことないからか!?(爆)
f^_^;)
by やなぼー (2016-09-27 05:55)
早朝の飛行機でしかも2時間で九州ですと、時間を有効に使えていいですよね。
ただ帰りならともかく行きが遅れると、そのあとの予定が狂うのでさぞやきもきされたことでしょう。それが人的な原因ならなおさら……
それでもなんとか間に合って電車の旅を楽しめたのよかったですねー
by あおき (2016-09-27 06:59)
カップ酒集めの旅、
今回は九州へひとっ飛びですね〜(^^)
そして佐賀というところがまたシブい!
福岡空港から博多へ・・・
無事かもめに間に合ってよかったです。
お目当てにしていた鍋島のカップ酒、
地元で手に入らなかったのは意外でしたね。。。
by あおたけ (2016-09-27 09:20)
九州と言えば…そういえば日本酒という
イメージはないですね。
焼酎の産地のイメージの方が強いですもの。
お酒集めと旅行の二本立てなので
まあのんびりお楽しみくださいませー☆
by あとりえSAKANA (2016-09-27 09:44)
佐賀までお酒探しの旅とは、お疲れさまでした。さらに、航空機のトラブル
、糖添三増酒まで・・・。でも、木造駅舎に出会えて良かったですね。
by newton (2016-09-27 15:40)
泊まってみたい!駅に(笑)
by caveruna (2016-09-27 16:17)
佐賀、趣のある街ですね。
伊万里の陶磁も素敵!
お酒集めもたいへんのようですがだからこそ
その一杯が美味しい~かな^^
by 美美 (2016-09-27 18:30)
green_blue_skyさん、9月に入ってから晴れた日って、ほとんどないんじゃないの?
どうかしていますよ。
by skekhtehuacso (2016-09-27 21:55)
エクスプロイダーさん、そうです、わざわざ行きました。
鍋島は、鹿島へ行けば入手できるという情報を得てはいたのですが、どうやら今では入手できなくなっていました。
by skekhtehuacso (2016-09-27 21:57)
hatumi30331さん、そうなんです、お酒のためであればいくらでも頑張れるのです。
仕事や他人のためだと、まったく頑張れませんけれど。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:02)
toshiさん、これが不思議と全然疲れませんでしたよ。
やっぱり、楽しいことをしていると疲れないみたいですね。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:04)
やなぼーさん、佐賀は九州でも比較的清酒が普及している地域のようです。
鍋島や天吹、古伊万里といった著名な銘柄がありますね。
それに窓乃梅は、戦前から吟醸造りに熱心だったそうです。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:08)
そうなんですよあおきさん。
飛行機は速くて便利なのですが、出発の条件が厳しいのが難しいところです。
今回も、到着予定が8:05だったので、博多駅8:56発の特急に十分に間に合うと思っていましたが、まさかこんなことで福岡空港から博多駅まで急いで到達しなければならないとは思いませんでした。
以後、飛行機を使うときは、こういったことを考慮して計画を立てたいと思います。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:12)
あおたけさん、鍋島は、鹿島に行けば入手できるという情報を入手していたのですが、実際には鍋島のなの字も見かけませんでしたよ。
きっと中野にある味ノマチダヤへ行けばあるのかもしれませんが、やはり地元へ出かけていって入手することこそが、この趣味の面白さなのだと思っております。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:17)
あとりえSAKANAさん、この記事の冒頭で紹介したように、佐賀県は九州の中でも比較的清酒が普及している地域なのだそうです。
全国的に有名な銘柄もいくつかありますしね。
今回は私の失態で紹介できませんでしたが、伊万里で入った居酒屋では、佐賀のお酒を堪能させていただきましたよ。
お店の方も、焼酎ではなくて、佐賀のお酒を推していらっしゃいました。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:19)
newtonさん、糖添三増酒は、入手した後が大変です。
だって、飲まなきゃいけないのですからね。
糖添三増酒にも、ごくごく希においしいものもありますが、まあでもどうでしょうねぇ。
これも修行ですから、仕方がありませんわ。
いつもおいしそうなお酒をお飲みになっていらっしゃるnewtonさんがうらやましく思います。
私もいつか修行をやめて、おいしいお酒を選んで飲みたいと思います。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:23)
caverunaさん、もしこの駅に泊まったら、もれなくクモや虫と一緒に一晩過ごせますよ。
だって、いっぱいいましたもん。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:24)
美美さん、伊万里ではいわゆる観光地を避けて回っていましたが、それでもいろいろな磁器と出会うことができました。
普段の生活に磁器がたくさん利用されているみたいでした。
でも、観光地へ行けば、きっともっとおもしろかったことでしょうね。
by skekhtehuacso (2016-09-27 22:27)