【お酒】1199.喜多屋 本醸造 九州 一度火入れビン貯蔵 冷用酒 300ml [40.福岡県の酒]
株式会社喜多屋
福岡県八女市本町374番地
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 14度以上15度未満
精米歩合 70%
容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
今日は木曜日で、明日も賃労働に従事しなければいけないのですが、300ml瓶を開けてしまいます。
平日でも、300ml瓶を開けたくなることもあるのですよ。
というかね、飲まなきゃやってられない日もあるのですよ!
申し訳ございません。
わたくし、取り乱しておりました。
八女の喜多屋さんのお酒は、かつて寒山水 純米吟醸 55%磨き カップと、喜多屋 特醸 美酒四段仕込 300mlとをいただいております。
今日いただくこのお酒は本醸造ですが、“一度火入れビン貯蔵”の冷用酒なのだとか。
“一度火入れビン貯蔵”というのは、おそらくかつて紹介したことがあった“瓶火入冷温貯蔵”と同義でしょう。
(ちなみに、“火入れ”ということばの意味については、こちらをご参照ください。)
本醸造ですが、冷用酒とのことでしたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほぼ無色でした。
一口含むと、フレッシュな風味があることがわかります。
でも、風味にクドさはないですね。
うまみは淡めです。
淡いながらも、米のうまみをピンと感じます。
軽い苦みも少しあるみたいです。
キレはよいみたいです。
酸味はひかえめです。
すっぱさがちょっとある程度です。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。
フレッシュさとともに米のうまみをピンと感じる、淡麗辛口のおいしいお酒でした。
甘みがほとんどないことから、ドライな口当たりに仕上がっていました。
もしかしてこれは、搾ってすぐに火入れして瓶詰め貯蔵する(あるいは、搾ってすぐに瓶詰めして瓶燗にする、か?)“一度火入れビン貯蔵”であるが故に、貯蔵前に火入れしない生貯蔵酒のような甘ダレが起きないが故の効果でしょうか。
そのドライな口当たりとともに軽い苦みが効いていてキリッと引き締まっているものの、淡いのでスイスイといけてしまいました。
これはね、夏の暑い日に、枝豆や、あるいはおろししょうがをたっぷりと乗せたかつおのたたきなんかをつまみながらいただきたいお酒でしたよ。
飲まなきゃやってられない日でしたが、このお酒に救われました。
喜多屋は前に「大吟醸 吟の瞳」の300mlを呑みましたが、美味しかったですね。
by エクスプロイダー (2017-06-09 23:05)
エクスプロイダーさん、あたしゃ喜多屋さんのお酒には九州以外では出会ったことがありませんでした。
というのも、九州以外では、私の守備範囲から外れた高級酒しか出回っていないからかもしれません。
by skekhtehuacso (2017-06-11 20:27)