【お酒】1217.麓井 300ml [06.山形県の酒]
麓井酒造株式会社
山形県酒田市麓字横道32
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
アルコール分15.0度以上16.0度未満
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
このお酒は普通酒ですので、昨日いただいた麓井美酒ふもといカップとはおそらく同じ中身でしょう。
なお、麓井酒造さんのお酒は、これらの他にかつて麓井 生酛純米本辛 圓(まどか) 300mlをいただいております。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、やっぱりかすかに着いていることがわかる程度でした。
厚いうまみと深みのある酸味とが効いているもののキレのよい、おいしいお酒でした。
カップ酒よりも酸味が効いていて、甘みの到来が速いようにも思いますが、味の基本は同じでした。
カップ酒と中身は同じだろうとわかったからには、味見した結果をいちいち披露してもしかたがありません。
そこで今日は、このお酒がどんな食べ物と合うのか試してみたいと思います。
まずは、さっぱりしたものと合わせてみます。
用意したのは、きゅうりと笹かまの酢の物。
昆布だしを効かせた三杯酢におろししょうがを加えたもので、きゅうりと笹かまとを和えてみました。
しょうがときゅうりとのさっぱりした味が、お酒の味と並立するようでした。
双方の味がはっきりしたまま、それぞれが引き立てあっているかのように感じました。
料理もお酒も、さっぱりといただくことができましたよ。
次は、この缶詰。
”鳥皮みそ煮”という、呉の料理なのだとか。
刻みネギを乗せて、一味とうがらしをちょっとかけていただきます。
とてもやわらかくて、口の中でホロッと消えていきますね。
脂はしっかりしているものの、しつこさはないみたいです。
この脂が、お酒の深みを増幅させてくれるようでしたよ(←適当な表現を思いつきませんでしたので、増幅などという、ラジオを自作していた小中学生の当時に覚えた言葉を使ってしまいました)。
しかもお酒がこの脂分をサッと流してくれます。
麓井は、さっぱりした食べ物とあわせると共に引き立てあって、しっかりした食べ物とあわせるとより味わいが増してくる、おいしいお酒でした。
“鶏皮味噌煮”の缶詰とは珍しいですが、美味しそうですね。これで日本酒は良いですね。
by newton (2017-07-02 12:24)
newtonさん、この鳥皮みそ煮缶は、近所のスーパーで偶然に見つけました。
いわゆる“煮込み”のようで、しかもよく煮込まれていて皮も柔らかくなっていて、おいしくいただくことができましたよ。
by skekhtehuacso (2017-07-02 20:47)