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【お酒】1424.千代緑 まほろば唐松 カップ [05.秋田県の酒]

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奥田酒造店
秋田県大仙市協和境字境113

アルコール分15度以上16度未満
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール・糖類
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




千代緑は延宝年間(1675年頃、江戸時代初期)の創業で、初代重右衛門が京都からこの北の地に、酒造りに適した水と米を求めて移り住み、酒を醸し始めた。」(※1)という奥田酒造店さん。
その酒銘である“千代緑”については「記録は残されていないが、初代奥田重右ヱ門が、酒銘をつけるのに思案していた時、窓から春の緑美しい山々をみて突然ひらめき、「若葉萌ゆる四方の山々千代緑」と詠みあげた。その中の言葉が酒銘となったといわれている。」(※2)のだとか。
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またこのカップ酒の銘である“まほろば唐松”は、秋田県大仙市にある唐松城跡に設置されている観光施設のようですね。
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そんな初代が詠んだ名句や地元の観光施設からその名をいただくこのカップ酒ですが、まことに残念ながら糖類添加の三増酒でした。
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三増酒であろうがなかろうが、銘に負けないほどおいしければよいのですよ。
おいしいお酒であることを期待しつつ、普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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うまみは淡めです。
淡いというか、これは薄めでしょう。
うまみらしいものは私にはよくわからず、かろうじて熟成感をかすかに感じます。
苦みや雑味はゼロですね。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
それにちょいピりで、アルコール由来と思われるスースー感を少し感じます。

甘みはややはっきりしています。
三増酒にありがちなとろみのような舌触りはないものの、少しべとつくようです。


淡麗ちょいすっぱちょいピりやや甘口のお酒でした。
ややすっぱめではあるものの、味にくどさがないことから、品質表示どおり酸味料は添加されていないのでしょう。
ただ薄めであるのは、もしかしたら糖類を添加して(≒米の使用量を減らして)かつ醸造アルコールの添加量を多めにしてあるからでしょうか?

(※1)「美酒王国秋田」編集委員会編『美酒王国秋田』p.56(2015.09 無明舎出版)
(※2)秋田魁新報社事業局出版部編『あきた地酒の旅』p.88(1995.9 秋田魁新報社)
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あ~酒臭かった! 32

酒くさコメント 3

hatumi30331

優良な有料会員やのにね❗
まあシャアない❗
Pc古いだけで壊れてないから、仕事に支障ないから、買わない❗
まあ、こういう運命よ。
また、酒集めに行って来たんやね
by hatumi30331 (2018-07-31 00:16) 

hatumi30331

秋田か~行ってみたい❗o(^o^)o
by hatumi30331 (2018-07-31 00:17) 

skekhtehuacso

hatumi30331さん、優良な有料会員がアクセスできなくて、飲んだくれの不良会員たるオイラが毎日こんなくだらない記事をかけるなんて、明らかにおかしいわ!

秋田はええよ!お酒もおいしいし。
でも山形もええよ!!
by skekhtehuacso (2018-07-31 21:36) 

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