《焼酎》235.あじゃ 黒麹仕込・かめ壺貯蔵 25度 300ml [9946.鹿児島県の焼酎]
製造者 (株)奄美大島にしかわ酒造
鹿児島県大島郡徳之島町白井474番565
品目;本格焼酎
徳之島特産黒糖焼酎
原材料 黒糖、米麹(タイ産米)
国内産黒糖・天然水仕込み
アルコール分25度
内容量 300ml
(以上、ラベルより天気)
今日は、徳之島に蔵を置く奄美大島にしかわ酒造さんの黒糖焼酎をいただきます。
昨日までに、以下のものをいただいております。
《焼酎》220.島のナポレオン 25度 100ml
《焼酎》234.あじゃ 25度 300ml
今日いただくこの黒糖焼酎も
昨日と同じ“あじゃ”(徳之島の方言で“おやじ”)ですが、
“黒麹仕込”で、かつ
“かめ壺貯蔵”なんだってさ。
黒麹については、こちらをご参照下さい。
かめ壺貯蔵については、要するにこういうこと。
蒸留した焼酎の原酒は、そのまま割水で度数を下げて出荷する場合もないわけではないものの、そのほとんどが“貯蔵”という、容器に入れて一定期間保存する工程を経てから出荷されるのだとか。
この「貯蔵は荒い味や成分を安定させ、味にまるみをもたせる。またガス臭や焦げ臭など蒸留時についた臭いを逃がすのも貯蔵の役割である。」(※1)とのこと。
かめ壺貯蔵は、この貯蔵の工程を陶製の“かめ”でするという意味でしょう。
「かめによる貯蔵の場合、かめには微少な穴があり呼吸作用によって、また遠赤外線の効果もあり、焼酎をまろやかにする働きがある。」(※2)のだとか。
ただし、焼酎の仕込みや貯蔵に用いる大きな“かめ(甕)”は、もはやこれを製造できる職人さんが国内にほとんどいないとのこと。
これは清酒における杉樽と同じですね。
杉樽は、菊正宗や剣菱などの大手蔵では自社で製造技術を承継する動きがみられますが、焼酎の甕についてはどうなんでしょうね?
要するに、調べていないということですよ。
ごめんなさい。
ご存じの方、コメントお待ちしております。
<(_ _)>
それではいただきます。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
香りは、鼻を近づけるとかすかに華やか。
含むとそれがうっすらと鼻へ抜けていきました。
やっぱりスース―のピリピリ。
でも黒麹の香ばしさが穏やかに効いておりました。
一方で、黒糖の香ばしさはわからず、かつクセや重さは全く感じませんでした。
米の風味らしきものはあるかな。
甘みをほんのりと感じました。
次に、水割りで。
苦みが少し出るものの、黒麹の香ばしさがパッと出てまいりました。
黒糖の風味も弱めならがにわかりますね。
それらが甘みといい感じに鼎立しておりましたよ。
ちょいピリちょいスーですが、さわやかでした。
最後に、ロックで試してみました。
これはやっぱりスース―のピリピリが目立つね。
風味は出るものの、スーピリのほうが気になりました。
水割りで穏やかな風味を感じることができるおいしい黒糖焼酎でした。
水割りにしたことで角が取れて、かつ風味が穏やかに感じられるようになりました。
これは水割り一択でしょうね。
その黒麹あじゃと合わせた今日のエサはこちら。
やっぱり今日もキャベツ。
そうですよ、金欠なんですよ!
冷蔵庫に残っていたにんじんとねぎとで、
和風コールスロー(ごま風味)。
スーパーで、じゃこ天に一目ぼれ。
フライパンで軽くあぶって、
ふつうはしょうがでしょうけれど、
あたしゃむしろ、わさびが好み。
もちろん醤油もね。
おいしゅうございました。
ごちそうさまでした。
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暑かったせいか、
車の下で涼んでいらっしゃった黒猫のダンナ。
それでも遊んでくださるのが、
ダンナの懐の深いところ。
でもさぁ、野良猫なんだからさ、
もっちょっと警戒したほうがいいんじゃないの?
(友情出演)
(※1)立山雅夫『やっぱり芋焼酎』p.168-169(2005.2 同友館)
(※2)(※1)p.169
こんにちは。
和風コールスロー(ごま風味)いい感じです。
小生宅でも胡麻とごま香味油を入れて食べています。
ところで、猫の醤油皿、素敵ですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-07-03 11:59)
Boss365さん、コールスローはマヨネーズよりもごま風味の和風が好きです。
猫の皿ですが、ワタクシの悪い癖でして、合羽橋へ出かけるとついつい手を出して連れて帰ってきてしまうのでした。
by skekhtehuacso (2023-07-04 20:46)