【お酒】2194.千両男山 金印カップ [03.岩手県の酒]
製造者 株式会社菱屋酒造店
岩手県宮古市鍬ヶ崎下町5-24
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 65%
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)
菱屋酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】718.千両男山 本醸造 カップ
(2回目はこちら)
今日いただくのは、金印(きんじるし)。
金印という小印は、かつての二級酒相当のお酒につけられることが多いように思います。
品質表示は、本醸造上撰カップと同じ。
ここからはちがいはわかりません。
普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し金色で、透き通った感じがいたしました。
アルコール香とともに、枯れた香りを少しだけ感じます。
うまみはやや淡めでしょう。
枯れているものの、角はなくてスッキリしています。
米のうまみはうっすらかな。
渋みがあって、弱めですが鋭さを感じます。
キレはよく、スッと引いて透明感がありますね。
酸味はややひかえめ。
すっぱさはわかるものの、かなり弱めです。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはややはっきりかな。
前には出てこないものの、幅を少し感じます。
やや淡麗でちょい枯ちょい渋ちょいスースッキリやや甘口のお酒でした。
ちょい枯でちょい渋でしたが、アルコール香や透明感、ちょいスーがあってキレがよく、しつこさや重さを全く感じませんでした。
本醸造とは味の構成はほとんど同じですが、こちらのほうが淡め。
もしかしたらアル添量と加水量とが、こちらのほうが多めなのでしょうか?
これは私の感想ですが、焼魚と合うんじゃないかな。
熱いやつをほおばってこのお酒でサッと流せば、きっとうまいことでしょう。
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