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【お酒】55.両関 本醸造 冷用 300ml  [05.秋田県の酒]

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両関酒造株式会社
秋田県湯沢市前森4丁目3番18号

原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米) 醸造アルコール
精米歩合70%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)

秋田県の湯沢市は、東北の灘(※1)と言われるくらいの、東北でも有数の酒どころのようです。
東北の酒質向上を目的として、秋田県の篤志家たちの協力の下に大正11年に設立された“秋田銘醸株式会社(美酒爛漫)”。
湯沢で最も古い元和元年(1615)創業で、近年ではIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2012のSAKE部門でチャンピオン・サケを獲得した“株式会社木村酒造(福小町)”。
そして、明治7年創業で、戦前の全国清酒品評会では受賞の常連蔵だった両関酒造株式会社(両関)
などがあります。

今日のお酒は、その両関のお酒です。

このお酒ですが、戦前から売られていたようです。
当時は「銀線」という名だったようです。

「冷用」とありますが、生酒や生貯蔵酒との表記はありません。
冷やして飲めということのようですので、冷蔵庫で冷やしていただきます。


生貯蔵酒のような、フレッシュな香りがほのかにします。
弱い酸味があります。
うまみと甘みは、かすかに感じる程度です。

スイスイいけてしまう、軽快なお酒です。
おそらくそれを狙って造っていらっしゃるのでしょう。
私としては、もう少しうまみがあったほうがより一層おいしいのではないかと思いました。


ここで実験ですが、この冷用をぬる燗にしてみました。
すると、フレッシュだった香りが強くなってしまいました。
それに、苦味も出てきてしまいました。
やはり、蔵元さんがおっしゃるとおり、冷用のお酒は冷やしていただくべきでした。

☆★追記☆★

食事の際に全部飲みきることができなかったので、とっておいて、先ほどいただきました。
すると、なぜか不思議なことに、うまみが増加して、おいしくなっているような気がしました。
こんなことってあるのでしょうか。
それとも、私の舌がおかしいのでしょうか。

(※1)湯沢市Website
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あ~酒臭かった! 28

酒くさコメント 5

式守錦太夫

シロートの見解ですので、悪しからず(笑)

日本酒は飲用温度帯の違い、空気に触れさせる時間の違いで、
いくつもの表情を持っていると思います。
美味しく感じられたというのは、楽しい実験をされましたね。
その表情を多く感じ取っていくと、お酒へのスタンスがより楽しくなると思います。
ご自分の舌を信じてあげてくださいね!

by 式守錦太夫 (2013-10-28 00:44) 

newton

常温で飲んでみても面白いと思いますよ。

by newton (2013-10-28 14:23) 

skekhtehuacso

式守錦太夫さん、newtonさん、コメントありがとうございます。
お酒の味は変化するのですね。
お二人のご指摘をうけて、あとでいただいた際は、最初にいただいたときよりも常温に近かったことを思い出しました。それも影響していたのかもしれません。
ラベルに冷用と書いてあるのに、常温のほうがおいしかったとは、意外でした。
by skekhtehuacso (2013-10-28 21:32) 

ちゅんちゅんちゅん

こんばんは!
そんなに 温度で味が変わるものなのですね・・・
奥が深い世界なんだと
改めて思いました(^^)
by ちゅんちゅんちゅん (2013-10-29 00:19) 

skekhtehuacso

ちゅんちゅんちゅんさん、いつもコメントありがとうございます。
そうなんですよ、ほんのすこし温度が違うだけで、味がぜんぜん違うみたいなんですよ。
不思議なものですね。
しかし、人間の体温も、36度と40度とでは、体調がぜんぜんちがいますよね。
(これは例えが悪すぎるかぁ…。酔っているので許してネ。)
by skekhtehuacso (2013-10-29 22:42) 

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