【お酒】148.巻機 純米吟醸 180ml [15.新潟県の酒]
髙千代酒造株式会社
新潟県南魚沼市長崎328-1
アルコール分:15.0度以上16.0度未満
原材料名:米(新潟県産)・米こうじ(新潟県産米)
精米歩合53%
180ml詰
(以上、瓶の印刷事項より転記)
髙千代酒造さんのお酒は、おとといいただいた髙千代 辛口、そして昨日いただいた髙千代カップとに続けて三つ目です。
上越国境にそびえる巻機山(まきはたやま)の名をいただくこのお酒は、髙千代シリーズの上位シリーズに属しているようです。
吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしてからいただきます。
フルーティーな吟醸香をほんのりと感じることができます。
醸造アルコールを添加しない純米吟醸だからでしょうか、それほど強すぎず、ちょうどよい香りです。
通常、吟醸酒は、醸造アルコールを添加して造ったほうが、吟醸香が豊かになるようです。
それは「もろみの中の芳香物質は、酒を搾ったときに大部分が酒粕に残ってしまうのですが、アルコールはそれを酒のほうにもどしてくれる」からなのだそうです(※1)。
うまみは、吟醸酒らしいやわらかいうまみです。
スッキリしていますが、薄っぺらくはありません。
お米のうまみを丁寧に醸し出しているようです。
しかも、アルコール添加なしでここまでやわらかく仕上げてくるのは、新潟の水が軟水だからということもあるかもしれませんが、それ以上に蔵元さんが丹精こめて丁寧に造っていらっしゃることの証拠だと思います。
酸味は感じません。
そのせいか、うまみをよりはっきりと感じ取れるようです。
ほんの少しだけ、苦味があるようです。
甘みはひかえめです。
しかし、辛かったり、ドライな感じはありません。
酸味を感じないからでしょうか、それともうまみのおかげでしょうか。
やわらかくてスッキリしたうまみを堪能できる、淡麗でやや辛口のおいしいお酒でした。
スイスイ行けてしまいます。
このお酒も、中越のおいしいお酒でした。
(※1)大内弘造『なるほど!吟醸酒造り-杜氏さんと話す』p.38(2000.10 技報堂出版)
おはようございます!
こういう飲み方 いいですね。
違いがよくわかりますね✿
今度 マネしてみようと思います(^^)
by ちゅんちゅんちゅん (2014-02-20 07:02)
ちゅんちゅんちゅんさん、コメントありがとうございます。
一つの蔵元さんのお酒を飲み比べるときは、まずは安いお酒から始めるのをお勧めします。
安いお酒がおいしければ、高いお酒もきっとおいしいことでしょう。
高いお酒から飲み始めて、それがまずかったら、安いお酒も当然まずいでしょうし、なによりもまずくて高い酒を買ってしまったのがもったいないです。
by skekhtehuacso (2014-02-20 23:06)