【お酒】330.金嶽(きんがく)カップ [29.奈良県の酒]
倉本酒造株式会社
奈良県山辺郡都祁村吐山2501
原材料名 米、米麹、醸造アルコール
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)
このお酒のラベルには、蔵元さんの所在地として“奈良県山辺郡都祁村吐山―”と書かれています。
ですので、上記データにはそのまま転記しておきました。
ところが、調べたところ、都祁村はもう存在しなかったのです。
奈良市のWebsiteによれば、都祁村は平成17(2005)年4月1日に奈良市と合併しているとのこと。
そして山辺郡都祁村吐山は、どうやら今は奈良市都祁吐山町になっているようです。
ということは、このラベルは平成17年よりも前からずっと使い続けているわけですね。
とまあ、さらっと書きましたが、とても大きな疑問がひとつ残っております。
“都祁吐山町”って、いったいどう読むのでしょうか?。
そもそも“祁”っていう漢字なんて、白髪が気になりはじめたこのお年頃になるまで、私は一度も見たことがありませんでしたよ。
読めない地名の読み方を調べるときに便利なのが、郵便局のWebsite にある、郵便番号検索のページ。
このページの真ん中あたりの“住所で検索する”の箇所で奈良県を選択し、都祁吐山町と入力して検索ボタンを押すと、郵便番号と共に出てきましたよ、読み方が…。
“つげはやまちょう”ですか。
これは、知らないと読めませんね。
それとも、関西在住の皆さまにとっては、あたりまえに読める地名なのでしょうか。
そんな難読地で造られたこのお酒を、今日もぬる燗でいただきます。
うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみです。
このうまみは、後味が少し残ります。
それに、少し強めの苦みを感じます。
酸味は強めで、少しピリッと感じます。
甘みはひかえめですが、コクは感じます。
やや濃いめのうまみと、強めの苦みと酸味との、やや濃醇で辛口のお酒でした。
後味が残ったり苦みがあるといっても、決してイヤな感じのものではありません。
でも、お酒に慣れていない人にはそれらがクセのように感じるでしょうから、飲みやすくはないと思います。
地元では、きっとこの味が昔から好まれているのでしょうね。
私のような素人にとっては、この蔵元さんの所在地の読み方も、そのお酒の味も、なかなかむずかしいなと思いました。
こんばんはー
奈良県人ですから、都祁村読めます。
難読と言えば「南京終町」。
「なんきんおわりまち」じゃないですよ。
「みなみきょうばてちょう」と読みます。
ジモティーには読めても、他の地域の人
には難読、という所在地名たくさんあると
思います。
私には「茨城県」さえ危ないですから
(*´v゚*)ゞ
by あとりえSAKANA (2014-09-13 01:38)
あとりえSAKANAさん、地元の方はやはり読めるのですね。
南京終町は、私もなんとか読めそうです。
というのも、桜井線に京終駅ってのがありますよね。
それに、奈良駅の次の駅ですから、奈良駅の駅名表示板には次の駅として「きょうばて」って書いてあるのを見たことがあります。
私の体は、アルコール含有量だけでなくて、鉄分含有量も若干多めなものですから。
by skekhtehuacso (2014-09-13 09:20)
おはようございます!
吐山で「はやま」ですか☆
見当もつかないとはこの事です~
ラベルも記念になりますね~!!
by ちゅんちゅんちゅん (2014-09-13 10:10)
今回も奈良のお酒ですね。このお酒は存じません
でした。読み方は、つげ、はやまですね。
自宅から20分程度です(笑)。
by ため息の午後 (2014-09-13 19:49)
ちゅんちゅんちゅんさん、地名は知らないとわからないことが多いと思います。
御器所とか、栄生とか、志段味とか、知らないと読めませんね。
by skekhtehuacso (2014-09-14 21:04)
ため息の午後さん、この蔵元さんはあまり手広くやっていないようですので、奈良の人でも知らない方が多いかもしれませんね。
このカップ酒は、元興寺近くの小川又兵衛商店さんで入手しました。
by skekhtehuacso (2014-09-14 21:06)