【お酒】356.越乃雪蔵 純米吟醸 180ml

玉川酒造株式会社
新潟県魚沼市須原1643

原材料名 米（国産）米こうじ（国産米）
アルコール分14度
精米歩合60%
180ml詰
（以上、ラベルより転記）



このお酒の蔵元さんは、ＪＲ只見線越後須原駅の近くにあるようです。

只見線って、たしか3年前の豪雨で途中が不通になっていて、まだ復旧していませんよね。
それに、ＪＲ東日本は復旧についてまったくやる気がなくて、むしろ廃止したいみたいですね。
（ＪＲ東日本『只見線について』より：ＰＤＦファイル、5.5MB）

たしかに儲からないのかもしれませんが、なんとか復旧してもらいたいものです。
景色が良くて温泉なんかもあるので、お金持ちの皆様のために贅沢観光列車を走らせたら人気が出るかもしれません（温泉の施設を更新する必要があるでしょうが）。
それに、なんといっても新潟と会津という二つの銘醸地を結ぶ線ですから、お酒飲み放題列車なんてのもどうでしょうか。


そんな只見線沿線の蔵元さんで造られたお酒をいただきます。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。


吟醸香は感じません。
いや、ほんのかすかに感じるくらいでしょうか。
（どっちなんだよ！）

うまみは濃くはないですが、淡さを感じさせないくらいしっかりしています。
お米の味を凝縮させたようなうまみです。
それに、雑味がなくて澄んだ味わいがします。

酸味はほとんど感じません。
当然ながら、刺激やピリピリ感はありません。
それのみならず、すっぱさもほんの少し感じる程度です。

甘みもほとんど感じません。
そのせいか、ややドライな感じもします。


お米のうまみだけを味わうことができる、やや淡麗で辛口のおいしいお酒でした。
うまみは淡くはないのですが、澄んだ味わいであるとともに、甘みが少ないせいか、軽快な味に仕上がっています。
甘くないので、食事とはあわせやすいと思います。
吟味して醸造されたことがよくわかる純米“吟醸”酒でした。