【お酒】456.羽陽男山 純米酒 180ml [06.山形県の酒]
男山酒造株式会社
山形県山形市八日町2-4-13
アルコール分/16度以上17度未満
原材料/米(国産)・米麹(国産米)
美山錦100%使用
精米歩合/55%
容量/180ml
(以上、ラベルより転記)
男山酒造さんのお酒は、かつて羽陽男山の精撰紅花カップと、上撰オトコヤマカップとをいただいております。
今日いただくこの羽陽男山は、純米酒です。
このお酒のラベルをみると、アルコール度数が16度以上17度未満と表記されています。
もしかして、このお酒は原酒なのでしょうか?
アル添の原酒であれば、アルコール度数は20度近くになると思います。
一方、雪の茅舎や東光、それに美酒爛漫や福乃友などがそうであったように、純米の原酒のアルコール度数は、16度前後のものがいくつかありました。
しかし、このお酒のラベルには原酒である旨が表示されておりませんので、実際のところはわかりません。
(たとえ実際に原酒であったとしても、原酒である旨を表示することは任意ですので(※1)、ルール違反ではありません。)
はたして私の貧乏舌で、原酒かどうかを利き分けることができるのでしょうか。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
その前に、このお酒ですが、なかなかおいしそうな色をしています。
うまみは濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみです。
それに、もしかして熟成させてあるからでしょうか、うまみに深みを感じます。
でも、それでいて、苦みや雑味はありません。
酸味もはっきりしています。
すっぱさがあって、さわやかな酸味です。
しかし、刺激やピリピリ感はありません。
甘みは目立たないものの、その存在はわかります。
お酒の味にコクを添えているようです。
濃くてしっかりしたうまみと、さわやかな酸味との、濃醇やや辛旨口のおいしいお酒でした。
かなり濃いめの、原酒に近い味わいだと思います。
(断言を避けてうまく逃げたな!)
いずれにせよ、飲み応えのあるおいしいお酒でした。
(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(4)
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