【お酒】839.浅茅生 純米酒 酒造り三百三拾年 カップ [25.滋賀県の酒]
有限会社平井商店
滋賀県大津市中央一丁目2-33
アルコール分:15度以上16度未満
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合 60%
180ml
(以上、ラベルより転記)
平井商店さんのお酒は、かつて普通酒の浅茅生大津絵カップと、おそらく同じ中身であろう普通酒の浅茅生カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、“酒造り三百三拾年”と名付けられた純米酒です。
平井商店さんの創業が万治元年(1658年)とのことですから、そこからすでに330年以上経っています。
これは私の予想ですが、もしかして1988年前後に創業330年を記念して命名されたお酒なのでしょうか?
そんな長い歴史を有する蔵元さんのお酒をいただきます。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、普通酒よりもはっきりしていました。
うまみは濃いめです。
第一に、香ばしさがはっきりしています。
熟成感もあるみたいですが、それほど強くはないみたいです。
それでいてキレがよく、スッと引きます。
それに普通酒で感じた苦みがなく、透明感すら感じます。
酸味ははっきりしています。
すっぱさが豊かで、わずかにピリッと感じます。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいで、ドライな口当たりになっています。
香ばしさと酸味とが豊かな、濃醇辛口のおいしいお酒でした。
濃いめなのに、クドくはないですね。
酸味が効いていて、それに甘みが少なくてドライな口当たりだからでしょうか。
それに普通酒にあった苦みもないことから、むしろこちらの純米酒のほうが飲みやすいかもしれません。
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