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“本醸造 わかぼたん ぼたんカップ”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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三和酒類株式会社
大分県宇佐市山本2231-1

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 65%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




《初回記事はこちら》
【お酒】989.本醸造 わかぼたん ぼたんカップ



今日は、いいちこの蔵元さんである三和酒類さんが造った本醸造のカップ酒をいただきます。
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三和酒類も宇佐地方の三軒の造り酒屋が設立した共同瓶詰会社が発端です。創業は一九五八(昭和三十三)年九月、三軒でつくったので「三和」というわけです。翌年、私の生家の西酒造場も参加。七二年には企業合同を行い、清酒のほか、粕取焼酎、ワインなども手掛ける酒類メーカーとなりました。」(※1)という三和酒類さん。

今日いただくこのカップ酒の“わかぼたん”という酒銘は、どうやらこの共同瓶詰会社を設立した際に、三社のうちでもっとも売れていたところの銘柄を選んで統一銘柄にしたのだとか。
このことについて、上記と同じ文献では以下のように紹介されておりました。
三和酒類ができる以前は、四家がそれぞれの銘柄を手掛けていました。赤松本家酒造は「和香牡丹(わかぼたん)」、熊埜御堂酒造場は「三照(さんしょう)」、和田酒造場は「横綱」、そしてわが家は「豊国一(ほうこくいち)」。このうち最も名前の売れていた「和香牡丹」を統一銘柄に選び、各酒蔵で造った原酒をブレンドし、瓶詰めして出荷することになりました。」(※2)


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、濃くはないもののややはっきりしておりました。
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やっぱり最初に苦味がきますね。
強くはないものの、少し鋭くて重めの苦味です。
酒臭さは感じますが、強くはないみたいです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは鋭さが少しあるものの弱めで、さわやかさがややはっきりしています。
それに、ちょっとピリッと感じます。

甘みはややはっきりしています。
かなりさらっとしていて、べとついた感じはまったくありません。


ちょい苦ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
苦味に嫌味はないものの、ちょっと気になるかもしれません。
まあでも、食事とは合わせやすい味わいだと思いましたとさ。

(※1)本山友彦『西太一郎聞書 グッド・スピリッツ 「いいちこ」と歩む』p.16(2006.10 西日本新聞社)
(※2)(※1)p.62
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