【お酒】1585.能登上撰 輪島朝市 カップ [17.石川県の酒]
日吉酒造店 製造者 日吉謙一
石川県輪島市河井町二部27-1(朝市通り)
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹・(国産米)醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
昨日いただいた普通酒の能登の酒 波のはな カップに引き続き、今日も日吉酒造店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒も同じく普通酒でしたが、こちらには“能登上撰”なる小印が付されておりましたよ。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、波のはなカップよりも濃いというか、深いみたいですね。
うまみはやや濃いめです。
やっぱり熟成感が先に来るようで、枯れていて、鋭さがちょっとだけあるかも。
それでいて、米のうまみらしき風味もじんわりと感じますよ。
苦みはあるものの、軽めです。
キレはよく、スッと引きますが、透明感はないみたいです。
酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんどなく、スースーをわずかに感じる程度です。
ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりでしょうか。
幅を感じるものの、前に出て来ることはなく、しかもべとついた感じがありません。
やや濃醇で枯旨やや甘口のおいしいお酒でした。
熟成感が効いていて、枯れた風味のお酒でした。
それでも米のうまみらしき風味を感じることができたことから、スカスカな感じはしませんでした。
甘みもあって、幅を感じたもののべとつきがなく穏やかに効いておりました。
波のはなカップよりも、こっちのほうがうまみがしっかりしていて、かつ甘みにべとつきがありませんでした。
どちらがうまいかと聞かれたら、あたしゃ断然、こっちだと答えますよ。
もしかしたら、こちらの能登上撰のほうがアル添量が少ないのでしょうか?
というか、これは邪推でしょうけれど、(品質表示には差はないものの)両者の味わいのちがいはあたかも糖添三増酒とそうでないお酒とのそれに似ていると感じてしまいましたとさ。
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