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〔泡盛〕19.玉友 25度 100ml [9947.沖縄県の泡盛]

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(株)石川酒造場
沖縄県西原町字小那覇1438-1

琉球泡盛
原材料.米こうじ(タイ産米)
内容量:100ml
アルコール分:25度
(以上、ラベルより転記)




今日は泡盛をいただきます。
その名は“玉友(ぎょくゆう)”。
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“かめ仕込み製法”なんだってさ。
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このかめ仕込み製法について、文献には蔵元さんのこだわりが記載されておりました。
広々とした酒造場内には、80本のモロミを仕込む甕がずらりと並んでいる。他の酒造所では、ステンレスタンクを使用してモロミを発酵させているが、この酒造所は昔ながらの製法である。小仕込みという一石甕の中のモロミを綿密に温度調整し、繊細な風味に仕上げる。離島・台湾まで泡盛づくりに従事した先代とそれを受け継いだ二代目の大きなこだわりの形である。
 甕仕込みだけでなく甕貯蔵へも大きなこだわりがあり、出来上がった泡盛を2~3ヶ月甕に寝かせ、「にーかじゃー」と言われる新しいにおいを取り去る。甕が泡盛の古酒熟成において、最も早くまろやかに仕上がるのだ。主力商品「玉友ぎょくゆう」「甕仕込み」は、この酒造所ならではの甕の風味漂うまろやかな味わい。」(※1)


それではそのかめ仕込み製法の泡盛、いただいてみましょう。

今日は最初から水ちょい足しの水割りでいただきます。
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香木のような上立ち香がふんわりと漂います。
含むとそれが口の中で深みを伴ってパッと広がって、鼻へと抜けて行きます。

米の風味は広がらず、鋭いですね。
黒麹の香ばしさも少し感じます。
それに枯れた感じもちょっとありますね。
その枯れた感じは苦みを伴いますが、弱めでかつ角を感じません。
甘みは弱めです。


深い香りと枯れた感じとが特徴の、やや辛口のおいしい泡盛でした。

この深い香りは、なかなかのものですぞ!
それでいて風味が鋭く、枯れた感じとやや辛口とでキリッと引き締まっておりました。

これはあくまでも私の感想ですが、いかにも南国のお酒らしい風味の泡盛でした。
一口含むごとに、去年の11月に那覇の街を徘徊した際に浴びた沖縄の風の心地よさを思い出しましたよ。

ああ、
また沖縄へ行きたいな。


(※1)沖縄県酒造組合連合会監修『決定版 泡盛大全』p.45(2000.12 株式会社主婦の友社)
あ~酒臭かった!(39)  酒くさコメント(4) 
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あ~酒臭かった! 39

酒くさコメント 4

あとりえSAKANA

沖縄 … 行きたいですね … 。
海辺に旅する妄想でもしましょうかねー。
by あとりえSAKANA (2022-03-10 23:18) 

Rinko

ああ、また沖縄へいらしてくださいね(^。^)♪
日中の沖縄は、もう夏を感じる日差しです・・・^^;
by Rinko (2022-03-11 07:54) 

skekhtehuacso

あとりえSAKANAさん、泡盛を飲みながら沖縄の風に当たる様子を妄想いたします。
by skekhtehuacso (2022-03-12 19:07) 

skekhtehuacso

Rinkoさん、11月でもかなり暑かったですから、今もきっと暑いのでしょうね。
by skekhtehuacso (2022-03-12 19:08) 

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