《焼酎》211.彌生 20度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]
製造者 合資会社弥生焼酎醸造所
鹿児島県奄美市名瀬小浜町15-3
品目:本格焼酎
原材料:黒糖(国内製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分:20度
内容量:360ml
(以上、裏に貼られたラベルより転記)
奄美大島の中心街“名瀬(なぜ)”に蔵を置く彌生焼酎醸造所さん。
(もうええわ!)
今日いただくこの彌生は、20度でした。
20度モノは宮崎に多いけれど、奄美にもあったのね。
品質表示は裏にもありました。
黒糖が奄美産ではなくて「国内製造」ということは、沖縄産を混ぜて使っているのかな?
ところで、この彌生について、文献には以下の記述がありました。
「常圧蒸留でつくるこだわりの黒糖焼酎。3年熟成のまろやかでさっぱりした口当たり、黒糖独特の甘い香りを楽しめる。」(※1)
常圧蒸留なのにまろやかでさっぱりしているのね。
これは面白そうですね。
さっそくいただいてみましょう。
まずは生(き)、
すなわちストレートでちょっとだけ。
香りはありません。
米の風味が最初に来ます。
黒糖の風味は弱めですが、香ばしさをほんのりと感じます。
甘みもほんのり。
軽い苦みがちょっとだけあるみたい。
重さはまったくありません。
20度だからでしょうか、ピリピリ感もまったくありません。
これはロックでしょう。
トロミはほとんど感じません。
生よりも米の風味が映えますね。
黒糖の風味はやっぱり弱いまま。
軽い苦みと香ばしさとをちょっとだけ感じます。
甘みも弱いね。
スッキリしているがかろうじて風味を感じることができる黒糖焼酎でした。
軽い苦みと香ばしさとが、常圧蒸留らしさでしょうか?
でもかなりスッキリしていて、むしろ減圧蒸留のような風味でした。
飲みやすいけれど、風味が弱いね。
彌生は度数の高いものも入手しているので、味の結論はそれと比べてからだな。
ということで、
スッキリした常圧蒸留の彌生と合わせた今日のエサはこちら。
今日はどうしてもこんにゃくを食べたかったので、
煮物にしてみました。
10分ほど煮てから冷ましたことで、味がしっかり滲みました。
ナス。
焼かなすのごま酢和え。
ナスがやわらかくてトロットロ!
今日のナスは当たりでした。
卵4個で、
出汁巻き卵(ねぎ入り)。
これはいつもどおり。
ごちそうさまでした。
(※1)『鹿児島の焼酎』p.081(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
ありがとうね。
(友情出演)
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