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【お酒】2218.出羽ノ雪 カップ [06.山形県の酒]

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製造者 株式會社渡會本店
山形県鶴岡市大山二丁目二番八号

日本酒
内容量180ml
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール分15度
(以上、ラベルより転記)



江戸時代中期より、東北随一の銘醸地として発展した“大山”(山形県鶴岡市)。

大山で造られたお酒は新潟や松前をはじめとして各地へ広く出荷されていたのみならず、秋田など他所の蔵へ杜氏を派遣していたほどでしたから、その醸造技術の高さたるや、東北のどの醸造地をも凌駕していたことでしょう。

今日では、大山で酒を造る蔵元さんは四軒に減少してしまいましたが、そのうちの一軒が、今日いただく渡會本店さんです。
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渡會本店さんおお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】264.出羽ノ雪 カップ糖類が添加されていたときのもの
【お酒】572.出羽ノ雪 カップ〔再〕糖類添加廃止後のもの

今回で三回目のご登場となる、“出羽ノ雪カップ”です。
今回は、ラベルのデザインが変わっていたので、当方が独自に定めたルールに基づいて別カウントとさせていただきました。

もちろんこの“出羽ノ雪”も、糖類は添加されておりませんでした。
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それではいただきましょう。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、薄めの金色でした。
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香りは、鼻を近づけるとかすかに枯れているよう。

うまみはやや濃いめ。
枯れていますが、角はないみたい。
ちょい苦が来て、うまみがふわり。
キレはよいですね。

酸味はひかえめ。
すっぱさゼロ。
ちょいスーで、かつちょいピリ。

甘みはややはっきり。
突出していないものの、幅を感じます。


やや濃醇でちょい枯ちょい苦ちょいスーちょいピリスッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

ちょい枯れていて、ちょい苦ちょいピリであることから、角を少し感じました。
でもそれらを甘みが和らげてくれているようでした。
うまみは弱めで薄っぺらさを少し感じましたが、これも甘みがコクを添えてくれており、ペラペラではないみたいでした。
かといって甘みにクドさはなく、ちょいスーでキレがよいせいか、スッキリしておりました。

パッと広がって少し暴れるものの、深入りせずにスッと引く、おいしいお酒でした。
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