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《焼酎》257.天の川 20度 200ml [9942.長崎県の焼酎]

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製造者:天の川酒造株式会社
長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808番地

品目:本格焼酎
壱岐焼酎
原材料名:大麦(壱岐産)、米麹(壱岐産米)
アルコール分:20度
内容量:200ml
(以上、ラベルより転記)




天の川酒造さんについて、文献には以下の記述がありました。
創業は明治四五年。代表銘柄は「天の川」。俳句を嗜んでいた初代が、四国讃岐今比羅宮(ママ)の奉納俳句に「松よけて見上げる空や天の川」を投句。これが最高位「天」を受賞。これと同時期に製造免許も附加されたため、記念にと社名も銘柄名も「天の川」と命名した。」(※1)

また、天の川酒造さんは「二六品目とも常圧蒸留にこだわった焼酎」(※1)を造り、かつ「骨太な仕上がりの原酒をさらに二年以上貯蔵することによって、角のとれたまろやかな味わいに仕上げているのが特徴。」(※2)とのこと。

そういえば、これまでも常圧蒸留の壱岐焼酎をいくつかいただきましたが、いずれもまろやかで焦げ臭や重さのないものばかりでした。
その秘訣は、もしかしたら貯蔵にあるのかもしれませんね。

度数は20度。
原材料は、すべて壱岐産なんだってさ。
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それではいただきましょう。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはなし。
含むとスー少し、ピリも少し。
風味は米だね、それも減圧蒸留の米焼酎みたい。
重さやクセ、焦げ臭は全く感じません。
後味で苦みをちょっとだけ感じるかな。


これはきっと、ロックでしょうね。
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ロックで出がちな苦みが出ます。少し強くて鋭さも少し。
甘みを少し感じるようになりましたが、弱めです。
重さやクセ、焦げ臭はなし。

それでも、風味に麦が顔を出してまいりました。
それ故か、重厚感は生よりも感じました。


最後は、ちょい水足しの水割りで。
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苦みが取れました。
麦の風味が前に出てまいりましたが、口当たりはけっこうさっぱりしております。
甘みはほんのり。
重さをちょっとだけ感じるかな。


軽めでスッキリしているおいしい麦焼酎でした。
かなりスッキリで、水割りにするとさっぱりした風味になりました。
これはロックがよいと思います。




その天の川と合わせた今日のエサはこちら。



肉を食べたかったので、
豚コマ肉(国産)を買ってまいりました。
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冷蔵庫から野菜を引っ張り出して使いました。
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味付けは、味マルジュウ(山形県民の皆様が愛してやまないだししょうゆ)とみりんと。
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これだけだと、味に深みが出ないので、
愛知県の赤みそを少々。
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オイスターソースを使えばなお深い味になるのでしょうけれどね。
そんなものを買ったところでしょっちゅう使うわけでもなく、結果として冷蔵庫の肥やしになるだけですから。
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調理の過程は省略。
肉野菜炒めの出来上がり。
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予想通りのおいしさでした。
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ごちそうさまでした。
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(※1)山内賢明『壱岐焼酎 蔵元が語る麦焼酎文化私論』p.210(2007.11 長崎新聞新書020)
(※2)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.35』p.31(2010年11月 星雲社)
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