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【お酒】2236.丹誠 上撰 延寿カップ [44.大分県の酒]

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加工者:吉良酒造合資会社
大分県豊後大野市緒方町下自在359

品目:清酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
アルコール分:15度以上16度未満
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)




吉良酒造さんは、大分県豊後大野市に蔵を置く蔵元さん。
すぐ近くには浜嶋酒造さん(鷹来屋)があって、同じ通り沿いに蔵を構えていらしゃいます。
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今日いただくこの“丹誠”には、“上撰”と“延寿”との小印が付されておりましたよ。
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製造者ではなく“加工者”ってことは、自醸した製品ではないのかな?
それに“糖類”の文字があるということは、いわゆる“三増酒”(糖類や酸味料を添加して製造量を増やしたお酒)でしょうね。
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そういえばかつて、オイラが“三増酒”って書いたら、「現代に三増酒なんてない 誤った知識で名誉毀損しない方が良い」と嚙みついてきた不逞の輩がいたっけ。
その時はまともに対応したけれど、今思えばそんな奴の言うことなんか無視しておけばよかったとつくづくそう思うわ。
本当に名誉棄損だと思うならば、告訴でも告発でもなんでもすればいいのに。
あれから1年以上経過しましたが、未だ警察や検察からは何の連絡もありませんけれど。


いかんいかん、閑話休題。
酒がまずくなってしまう。

それではいただきましょう。
普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いておりました。
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香りは、鼻を近づけるとかすかに酒臭い(ほめ言葉です、以下同じ。)香りを感じます。

うまみはやや濃いめ!
酒臭さが効いていて、穏やかながらも厚みを感じます。
また少し枯れていて、かすかに渋みを感じます。
キレは良いですが、アル添酒にありがちな透明感はないみたいです。

酸味はひかえめ。
すっぱさゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みははっきり。
けっこう前に出てきますけれど、べとつきやしつこさはないですね。


やや濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。

酒臭さが穏やかながらもしっかりと効いていて、飲み応えがありました。
枯れ具合も、角や粗さがなく、またうまみがしっかり効いていたので決してスカスカでもありませんでした。
それでいてキレがよく、かつちょいスーでスッキリしておりました。
甘みは前に出て来るものの、まったくしつこくはない。
渋みもかすかに感じましたが、かすかであってむしろうまく味の一部に加わっているようでした。

これ、うまいね!
糖類添加だけれど、くやしいけれどうまいね。
逆に、糖添を廃止した場合に、こういう味わいを出せるのかな。
四段仕込をうまく取り入れれば可能かもしれませんが、そうするとコストがかかってしまうことでしょうね。
あ~酒臭かった!(33)  酒くさコメント(2) 
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あ~酒臭かった! 33

酒くさコメント 2

あとりえSAKANA

大正の着物みたいなレトロモダンな感じの
色合いのラベルが素敵☆
by あとりえSAKANA (2023-12-26 00:23) 

skekhtehuacso

あとりえSAKANAさん、当方不調法でございまして、大正と聞くとデモクラシーかリポビタンDくらいしか思いつきませんでした。
by skekhtehuacso (2023-12-27 21:08) 

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