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【お酒】1572.髙清水 デザート純吟 180ml [05.秋田県の酒]

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秋田酒類製造株式会社
秋田市川元むつみ町4-12

アルコール分12度以上13度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 麹米55%・掛米55%
180ml
(以上、ラベルより転記)




戦時統合で設立されたという秋田酒類製造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
40.高清水 上撰本醸造 CUP200
288.高清水 精撰芳醇佳醸 CUP200
1046.髙清水 精撰 300ml
1047.髙清水 酒乃国 純米酒 300ml
1261.髙清水 本醸造 上撰 マイ・パック

今日いただくこのお酒ですが、“酸味豊でほほんのり甘いデザート日本酒”なる“デザート純吟”なんだってさ。
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ルンペンプロレタリアートのワタクシには食後にデザートなるものを嗜むブルジョワジー的習慣がございませんので、いつものとおり食中酒としていただきますよ。
純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。
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やっぱり最初に酸味が来ますね。
すっぱさが強めで鋭さを少し感じるものの、アンズの干したやつみたいな風味のある酸味です。
スースーはなく、ピリピリ感もないですね。

上立ち香はありません。
ですが、含むと酸味由来と思われるアンズの干したやつみたいな風味が口の中に広がります。

うまみはね、淡くはないものの、濃いのかどうかわかりませんよ。
米のうまみを一応感じるもの、完全に酸味に負けています。
渋みも少しあるみたいですが、これも然りです。

甘みはね、ものすごくはっきりしていますよ。
かなり甘くて、甘み自体に厚みをどっしりと感じます。


甘ずっぱ口のお酒でした。
これはたしかにデザート純吟でしょうよ。
アンズの干したやつみたいな風味が豊かで、米の風味はほとんどわかりませんでした。
しかもとても甘くて、おそらくこれまでにいただいたお酒の中では一番甘かったのではないでしょうか。

これはあくまでも私の嗜好に基づく評価ですが、食事とは合わないと思いますよ。
むしろバニラアイスを舐めながら飲んだり、あるいはクラッシュアイスにかけてかき氷みたいにしていただいたほうがよいかもしれません。

ただ、東京の下町にある酒場で供される梅割り(甲類焼酎に梅エキス(天羽乃梅など)を垂らしたもの)を好まれる御仁でしたら、それと似たような風味であることから、このお酒を食事と合わせることは可能かとお察し申し上げます。