【お酒】４５．辰泉 鶴ヶ城 カップ

合資会社辰泉酒造
福島県会津若松市上町5-26

原材料名　米（国産）・米こうじ（国産米）・醸造アルコール
正180ml詰
（以上、カップの印刷事項より転記）

このお酒は、蔵元に併設されている直営店で購入しました。
応対していただいた奥様（だと思う）は、たったカップ酒1つを購入しただけの私にも、辰泉さんのお酒のことをいろいろと教えてくださいました。

辰泉さんの店頭には、同じ鶴ヶ城（会津若松城のこと）のイラストで、青色のカップと、赤色のカップとが、中身がないまま置かれていました。
たしかチラシを押さえておくための重り代わりとして使われていました。


このうち、青色のほうが、通常の鶴ヶ城カップのものとのこと。
赤いほうはというと、平成23年春にお城を幕末の姿に戻すためにその瓦を"赤瓦”に葺き替えたそうですが、その際に、これを記念して限定生産したカップなのだそうです。
私がお店を訪ねたときには、赤色カップに詰めたお酒は売り切れてしまっていました。
しかし、中身は赤も青も同じお酒なのだそうです。

では、会津若松のシンボルを背負ったこのお酒を、今日もぬる燗でいただきます。

アルコールの香りはするのですが、今までにいただいた普通酒と比べると、かなり弱めです。
スッキリした酸味と、やわらかいうまみを感じます。
甘みもありますが、これも控えめで、それがうまみを際立たせているようです。

雑味やクセがなく、強い辛味も甘ったるさもありません。
全体的に控えめの味ですが、けっして薄くは感じません。
ちゃんとうまみはあるけれども、スイスイといただけてしまう、淡麗旨口のおいしいお酒でした。
おそらく、冷や（常温）でもおいしいと思います。


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2017/06/20
また飲んでみました。