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【お酒】171.東灘 吟醸生酒 300ml [12.千葉県の酒]

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東灘醸造株式会社
千葉県勝浦市串浜1033

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 55%
内容量300ml詰
(以上、ラベルより転記)


勝浦(かつうら)は、房総半島の太平洋側、外房(そとぼう)という地域にある漁港の街です。

仕事で勝浦へ出かけたのですが、電車の本数が少なくて、約束の時刻よりも一時間くらい早く着く電車を利用せざるを得ませんでした。

約束の時刻まで街中をぶらついていたところ、あることに気がつきました。
なんと、この勝浦の街には、狭い範囲に酒屋さんが密集していたのです。
私が見つけただけでも、5件ほどありました。
しかも、それらの店は、みな勝浦の地酒をちゃんと置いているのです。

そんな状況を目の当たりにしたら、これはもう、買わないわけにはいきませんよね。
かくして私は、勝浦のカップ酒やら3デシ瓶やらが詰まった重いかばんを担いで、客先へ向かうことになったのでした。
要するに、お得意のサボりだろ!

今日は、その勝浦から担いで帰ってきたこのお酒をいただきます。
生酒ですので、冷蔵庫で冷やしていただきます。


吟醸酒ですが、いわゆる吟醸香はしません。
生酒のフレッシュな風味は少しします。

最初に淡い甘みを感じました。
べとつかない、自然な甘みです。

うまみはかなり淡くて、スッキリしています。
吟醸酒らしい、やわらかいうまみです。
酒臭さはまったくありません。

酸味はほんのわずかに感じる程度です。
ちょっとだけ、苦味があります。


とてもスッキリしていて、ほのかに甘みのある、淡麗やや甘口のお酒でした。
これはスイスイいけてしまうので、危険なお酒です。
夏の暑い日にはぴったりです。

東灘醸造さんのお酒は、今日いただいたお酒のように淡麗でスッキリしているのが特徴なのだそうです。
このことついて、ある文献に以下のような記述がありましたので、ここで紹介します。

「“東灘”の酒は、“淡麗ですっきりした口当たり”だ。この伝統の味は漁港の街に関係あり。何日も魚を追っかける漁師たちは、くる日もくる日も魚がおかず。脂の乗りきった魚料理には、こってりの酒はどうか。海の男に育てられ、漁師に愛され続けてきたこの酒が、“東灘”の味になるのもうなずける。」(※1)


(※1)う沢喜久雄『房総酒蔵めぐり』p.46(2005.8 崙書房出版)
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あ~酒臭かった! 20

酒くさコメント 2

hanamura

「東力士」島崎酒造さんの酒蔵祭りに行って来ました。蓄電池車ACCUMの烏山線での営業走行開始もあって、街中お祭り状態でしたがぁ・・・。当日の私はハンドル・キーパーで、試飲をしておりません。でも、十分に楽しかったです。
by hanamura (2014-03-16 08:54) 

skekhtehuacso

hanamuraさん、私も行こうかと思ったのですが、人ごみが苦手なので止めておきました。
やっぱり私は一人静かに酒をいただくのが好きです。
by skekhtehuacso (2014-03-16 21:23) 

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