【お酒】280.同期の桜 チェリーカップ [34.広島県の酒]
江田島銘醸株式会社
広島県江田島市江田島町中央二丁目27-1
(ラベルより転記)
アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml詰
(フタより転記)
こういうラベルのお酒があるんですね。
昔からこのままなのでしょうか?。
江田島銘醸さんのある江田島には、かつて旧海軍の士官を養成する海軍兵学校があったところで有名ですね。
文献によれば、江田島銘醸さんは「創業は明治四十年、江田島に海軍兵学校が設立された後、海軍御用酒としてスタートした。「同期の桜」は。兵学校の歴史から。海軍出身の人に勧められて名付けた。海軍出身者の集まりには欠かせない酒。」ということと共に、以前は「保万齢」という銘柄がメーンだった旨が紹介されています(※1)。
ということは、この銘柄は、きっと戦後になってからのものなのでしょうね。
海軍兵学校出身の人たちのように、仲間と同期の桜(←音が出ます)を声高に歌い合える人たちは、兵学校卒業後もさぞや立派な活躍をしたり、立派な業績を残された人たちどうしなのでしょうね。
そこへ行くと私なんか、大学を卒業して以来、同期の連中とは顔を合わせるのも恥ずかしいくらいです。
私の場合は、むしろ独り静かに平手造酒(←音が出ます)、あるいは裏町人生(←音が出ます)といったところでしょうか。
話が脱線してしまいました。
ラベルがいくら勇ましくても、中身の味が軟弱では、羊頭狗肉の酒になってしまいます。
さぞやしっかりした味であろうと期待しつつ、今日もぬる燗でいただきます。
一口いただくと、酸味と甘みとを感じます。
酸味はかなりスッキリしていて、さわやかです。
しかし、すっぱさはあまり感じません。
刺激やピリピリ感もありません。
甘みは淡めですが、かなりしっかりしています。
べとつかない、自然な甘みです。
うまみはかなり淡いです。
酒臭い(←ほめ言葉です)うまみですが、淡いのでそんなに感じません。
少しだけ苦味を感じます。
スッキリした酸味としっかりした甘みとのバランスがよい、淡麗で甘辛口のおいしいお酒でした。
うまみはしっかりしていませんが、この酸味と甘みとのバランスがいい感じだと思います。
(※1)中国新聞社メディア開発局出版部編『広島の酒蔵』p.40-41(1995.2 中国新聞社)
銘柄でどこかわかり文を読む(^_^;)
by green_blue_sky (2014-07-13 21:32)
green_blue_skyさん、コメントありがとうございます。
毎度くだらない内容の文章ですが、どうか飽きずにお付き合いください。
by skekhtehuacso (2014-07-13 22:33)
同期の桜、昔父が酔うと良く歌っていた事を思い出しました^^
by 美美 (2014-07-14 18:55)
美美さん、コメントありがとうございます。
同期の桜を歌える人は、立派な人だと思います。
わたしなんか、歌えませんもん。
by skekhtehuacso (2014-07-15 23:20)