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【お酒】303.本醸造 津軽 じょっぱり アルミ缶 [02.青森県の酒]

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六花酒造株式会社
青森県弘前市大字向外瀬字豊田217-1

原材料名・米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合・70%
アルコール分・15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)


このお酒の名前の“じょっぱり”って、どういう意味なのでしょうか。
辞書によれば、「(津軽地方の方言)意地を張ること。意地っぱり。ごうじょっぱり。」とのこと(※1)。
そして、このお酒の缶には、このお酒の日本酒度が+8で、このことを辛口を超えた“じょっぱり”と呼ぶ旨の説明がなされています。
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お酒の辛さは日本酒度だけで決まるわけではないと思いますが、もしかしてこのお酒は、その“じょっぱり”の名をもって、強情なほどに辛口だから気をつけろと警告しているのかもしれません。


では、その辛口を超えたじょっぱりとやらをいただいてみたいと思います。
本醸造ですし、特に飲み方の指定はなされていないようですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒には、ほんの少し色がついているようです。
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一口含むと、アルコールの香りとともに、強めの酸味を感じます。
かなりスーッとしています。
わずかにピリッと感じますが、気にはなりません。
すっぱさも少し感じます。

うまみはやや濃いめで、かなりしっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみです。
ですがキレはあって、それほど残りません。

甘みはかなりひかえめです。
でも、まったく感じないわけではないようです。


強めの酸味と、やや濃いめのうまみとの、やや濃醇で辛口のお酒でした。
酸味と酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)とが強めなので、決して飲みやすくはないと思います。
きっとこういうお酒は、地元の料理と一緒にいただいてこそ、そのおいしさがわかるのでしょう。
これは私の推測ですが、“じょっぱり”の名には、けっして万人受けしなくとも、地元の人たちに愛されさえすればそれでいいという意味も込められているのかもしれません。

(※1)広辞苑第五版(岩波書店)
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あ~酒臭かった! 28

酒くさコメント 2

hanamura

拙ブログ「青春18切符⑤リゾートしらかみ」にコメントありがとうございました。
「じょっぱり」がウニやサザエに合うか?あの状況で冷静な判断はできませんがぁ・・・。大変美味しくいただきました。
by hanamura (2014-08-13 07:19) 

skekhtehuacso

hanamuraさん、私は、じょっぱりはちょっとクセがあったように思いましたので、もしかしたら地元の食べものにあわせてこそ映える味なのかと思ったのです。
by skekhtehuacso (2014-08-13 22:26) 

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