【お酒】352.天壽 精撰カップ [05.秋田県の酒]
天寿酒造株式会社
秋田県由利本荘市矢島町城内字八森下117
アルコール分15度
原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
200ml詰
鳥海山の北側のふもとに位置する、矢島にある蔵元さんのお酒です。
先月に行った酒集めの旅で入手しました。
矢島ではスーパー2軒とコンビニ1件とを回ったのですが、この天寿の精撰カップはいずれのお店にも置いてありました。
きっと地元で愛飲されている蔵元さんなのでしょう。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
最初に酸味を感じました。
スッキリしていてさわやかな、やや強めの酸味です。
少しだけピリッと感じます。
でも、不思議とすっぱさはひかえめです。
うまみはかなり淡めです。
酒臭さはひかえめで、やわらかさを感じます。
それに、苦みや雑味がなくて、きれいなうまみです。
甘みはひかえめだが、ちゃんと感じます。
お酒の味にコクを添えているようです。
スッキリさわやかな酸味と淡めのきれいなうまみとの、淡麗爽快やや辛口のおいしいお酒でした。
このきれいなうまみは、ヒノデムヒョウで感じたそれに似ているように思いました。
しかし、こちらのお酒のほうが酸味がやや強めでした。
それにしても、先日いただいたヒライヅミカップの飛良泉本舗さんと天寿酒造さんとは、直線距離で20kmも離れてはおりません。
それなのに、ヒライヅミカップはやや濃醇な味わいだったのに対して、今日の天寿精撰カップは淡麗爽快な味わいでした。
海側と山間部というちがいはあるものの、近くの蔵元さんどうしでもお酒の味が異なるわけですよ。
こういうことを感じ取ることも、カップ酒の楽しみ方の一つだと思います。
「それがどうした?」と言われればそれまでですが…。
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2017/08/29
また飲んでみました。
秩父の「錦」と「正宗」も、元々ご近所でしたが、かなり味が違いますよ(^_-)
by やなぼー (2014-10-07 06:37)
やなぼーさん、たしかにそういうことってよくありますね。
灘だって、あれだけ密集していても各社味が違いますからね。
まあ、そういうことを発見しながらお酒をいただくことが、独り酒の楽しみですわ。
by skekhtehuacso (2014-10-07 22:18)