菊正宗の蔵開き2015→播磨南東部での酒集め [旅]
マッサンでは一馬に赤紙が届きましたが、私のところには、今年も聖地でのご開帳を知らせる便りが届きました。
信徒としては、これは行かねばなりません。
ということで、高速バスに飛び乗って、行ってまいりましたよ。
大阪駅BTで下車し、梅田駅から阪神電車の特急に乗り換えます。
そして、到着したのは魚崎駅。
ここから川沿いに歩いていくと、聖地の場所を示す塔が現れます。
予定では、10時開場のはずでした。
しかし、まだ45分前だというのに、もうこんなに並んでいます。
皆さんの狙いは、きっとこれでしょう。
今年は、“嘉宝蔵”の内部を見学できるのです。
嘉宝蔵というのは、菊正宗さんの蔵の中でも伝統的な技法に則って酒造りがなされている場所です。
整理券をもらったら、まずはお酒で体を清めなければなりません。
朝10時からの一杯は、体にしみわたりますわ。
しかし信仰上の理由で飲むわけですから♪、仕方がありません。
ここが嘉宝蔵の入口です。
一番右の、作業服姿で立っていらっしゃるお方が、菊正宗の杜氏である小島さんです。
残念ながら、内部は撮影禁止でした。
まず、入口で帽子と、靴の上からビニール製のカバーを着用します。
その後、床に敷かれたブルーシートの上を、順路に沿って歩いていきます。
お酒を仕込むタンクは木製ではなくて、一般的な琺瑯びきのものでした。
しかし、酒母を仕込む半切桶や、温度調整に使う暖気樽など、酒造りで使用する道具の多くは木製でした。
生酛の酒母造りのみならず、麹室での麹造りも手作業のようでした。
見学を終えて蔵から出てくると、整理券の配布はもう終わっていました。
まだ開場から一時間くらいしか経っていないのに。
皆さんのお目当ては、やはりこれだったようです。
ここは、樽酒の貯蔵場です。
お酒を杉樽に詰めて、木香をお酒につける場所です。
職員の方のお話から、樽酒は原酒のままで貯蔵すること、貯蔵期間は約2週間であること、を知りました。
それにしても、今年は来場者数がかなり多いようです。
会場内は大盛況でした。
そろそろもう一杯いただきます。
寒いので、菊正宗特撰の燗酒(100円)をいただきます。
いくら信仰上の理由で仕方がなく飲むといっても♪、まだ11時前ですから、これだけにしておきます。
このようにして、今年も聖地での参拝を一通り終えました。
しかし、酒ブログの主としては、このあとまっすぐに帰宅できるはずがありません罠。
まずは魚崎のスーパーで、これらを入手しました。
この日本盛の生原酒シリーズって、今回の旅行で立ち寄ったスーパーやコンビニではけっこうよく見かけました。
しかし、私はこれを関東で見かけたことがなく、今回がはじめての出会いでした。
(追記:日本盛さんのWebsiteによれば、2015年2月25日発売開始とのこと。)
途中、魚崎八幡神社に立ち寄りました。
クロちゃんに挨拶しておこうと思ったのですが、今回もまたお姿を見ることができませんでした。
クロちゃんの子分?と思われるお方は、チラッと見えたのですが…。
このあと、魚崎から阪神電車に乗って三宮へ向かい、JR山陽本線沿線で酒集めをいたしましたよ。
まずは、大久保駅。
播州一献をここで見つけられたのは儲けものかと思ったのですが、この後もけっこう見かけました。
しかし、探していた奥播磨のカップ酒には出会うことができませんでした。
もう一つ探していた神鷹は、カップ酒はなかったものの、樽酒の300ml瓶を入手することができました。
次に、加古川駅。
ここはなんど、ゼロでした。
駅高架下のスーパーはたな卸しのため休業でしたし、駅前のデパートにも、周辺のスーパにも、珍しいものは一切ありませんでした。
最後は、姫路で下車しました。
駅を降りると、正面の道路の先に白くなった復元された姫路城のお姿を拝むことができます。
これは気持ちがいいですね。
姫路での成果はこれだけ。
探していた奥播磨は、300ml瓶を入手することができました。
しかし、地酒のカップ酒にはほとんど出会いませんでした。
ある酒屋さんの話では「この辺じゃあんまり出とらんよ」とのこと。
都市の周辺を回ればカップ酒に当たると思っていましたが、播磨ではそれは通用しないのでしょうか?
それとも、瀬戸内海沿岸ではなくて、福知山などの山間部へ行く必要があるのでしょうか?
今回は姫路で一泊しました。
立ち飲みを3軒ほど回ったのですが、いずれも写真を撮っておりません。
どうも私は、お店で撮影するのが恥ずかしくてダメですわ。
翌日、姫路と飾磨で酒集めをしたのですが、これがまた皆無でした。
がっかりでしたが、立ち寄ったあるスーパーの裏手に、偶然にも姫路モノレールの廃線跡を見つけましたよ。
桁の上に、鉄のレールが一本だけ乗っております!。
これぞ正真正銘のモノ・レール!!、ロッキード式ですな!!!
桁はほぼ撤去されたと聞いていましたが、まだ残っているところもあったのですね。
そして最後は、灘菊酒造さんを見学させていただきました。
昔ながらの木造蔵が残っています。
灘菊さんで購入した300ml瓶を含めて、この日の成果はたったこれだけ。
今回は、お酒を思うように集めることができませんでした。
失意のうちに、新幹線に乗って帰ってまいりました。
信徒としては、これは行かねばなりません。
ということで、高速バスに飛び乗って、行ってまいりましたよ。
大阪駅BTで下車し、梅田駅から阪神電車の特急に乗り換えます。
そして、到着したのは魚崎駅。
ここから川沿いに歩いていくと、聖地の場所を示す塔が現れます。
予定では、10時開場のはずでした。
しかし、まだ45分前だというのに、もうこんなに並んでいます。
皆さんの狙いは、きっとこれでしょう。
今年は、“嘉宝蔵”の内部を見学できるのです。
嘉宝蔵というのは、菊正宗さんの蔵の中でも伝統的な技法に則って酒造りがなされている場所です。
整理券をもらったら、まずはお酒で体を清めなければなりません。
朝10時からの一杯は、体にしみわたりますわ。
しかし信仰上の理由で飲むわけですから♪、仕方がありません。
ここが嘉宝蔵の入口です。
一番右の、作業服姿で立っていらっしゃるお方が、菊正宗の杜氏である小島さんです。
残念ながら、内部は撮影禁止でした。
まず、入口で帽子と、靴の上からビニール製のカバーを着用します。
その後、床に敷かれたブルーシートの上を、順路に沿って歩いていきます。
お酒を仕込むタンクは木製ではなくて、一般的な琺瑯びきのものでした。
しかし、酒母を仕込む半切桶や、温度調整に使う暖気樽など、酒造りで使用する道具の多くは木製でした。
生酛の酒母造りのみならず、麹室での麹造りも手作業のようでした。
見学を終えて蔵から出てくると、整理券の配布はもう終わっていました。
まだ開場から一時間くらいしか経っていないのに。
皆さんのお目当ては、やはりこれだったようです。
ここは、樽酒の貯蔵場です。
お酒を杉樽に詰めて、木香をお酒につける場所です。
職員の方のお話から、樽酒は原酒のままで貯蔵すること、貯蔵期間は約2週間であること、を知りました。
それにしても、今年は来場者数がかなり多いようです。
会場内は大盛況でした。
そろそろもう一杯いただきます。
寒いので、菊正宗特撰の燗酒(100円)をいただきます。
いくら信仰上の理由で仕方がなく飲むといっても♪、まだ11時前ですから、これだけにしておきます。
このようにして、今年も聖地での参拝を一通り終えました。
しかし、酒ブログの主としては、このあとまっすぐに帰宅できるはずがありません罠。
まずは魚崎のスーパーで、これらを入手しました。
この日本盛の生原酒シリーズって、今回の旅行で立ち寄ったスーパーやコンビニではけっこうよく見かけました。
しかし、私はこれを関東で見かけたことがなく、今回がはじめての出会いでした。
(追記:日本盛さんのWebsiteによれば、2015年2月25日発売開始とのこと。)
途中、魚崎八幡神社に立ち寄りました。
クロちゃんに挨拶しておこうと思ったのですが、今回もまたお姿を見ることができませんでした。
クロちゃんの子分?と思われるお方は、チラッと見えたのですが…。
このあと、魚崎から阪神電車に乗って三宮へ向かい、JR山陽本線沿線で酒集めをいたしましたよ。
まずは、大久保駅。
播州一献をここで見つけられたのは儲けものかと思ったのですが、この後もけっこう見かけました。
しかし、探していた奥播磨のカップ酒には出会うことができませんでした。
もう一つ探していた神鷹は、カップ酒はなかったものの、樽酒の300ml瓶を入手することができました。
次に、加古川駅。
ここはなんど、ゼロでした。
駅高架下のスーパーはたな卸しのため休業でしたし、駅前のデパートにも、周辺のスーパにも、珍しいものは一切ありませんでした。
最後は、姫路で下車しました。
駅を降りると、正面の道路の先に
これは気持ちがいいですね。
姫路での成果はこれだけ。
探していた奥播磨は、300ml瓶を入手することができました。
しかし、地酒のカップ酒にはほとんど出会いませんでした。
ある酒屋さんの話では「この辺じゃあんまり出とらんよ」とのこと。
都市の周辺を回ればカップ酒に当たると思っていましたが、播磨ではそれは通用しないのでしょうか?
それとも、瀬戸内海沿岸ではなくて、福知山などの山間部へ行く必要があるのでしょうか?
今回は姫路で一泊しました。
立ち飲みを3軒ほど回ったのですが、いずれも写真を撮っておりません。
どうも私は、お店で撮影するのが恥ずかしくてダメですわ。
翌日、姫路と飾磨で酒集めをしたのですが、これがまた皆無でした。
がっかりでしたが、立ち寄ったあるスーパーの裏手に、偶然にも姫路モノレールの廃線跡を見つけましたよ。
桁の上に、鉄のレールが一本だけ乗っております!。
これぞ正真正銘のモノ・レール!!、ロッキード式ですな!!!
桁はほぼ撤去されたと聞いていましたが、まだ残っているところもあったのですね。
そして最後は、灘菊酒造さんを見学させていただきました。
昔ながらの木造蔵が残っています。
灘菊さんで購入した300ml瓶を含めて、この日の成果はたったこれだけ。
今回は、お酒を思うように集めることができませんでした。
失意のうちに、新幹線に乗って帰ってまいりました。
パワフルですね!
日本酒愛が伝わってきます。
by yoshida (2015-03-02 23:57)
こういうの楽しいのよね。
いろんなお酒を少しずつ飲めて・・・
身体が温まるね。^^
6月の梅酒祭り、また、和歌山の中野BCに
行こうと思ってます。へへ;
by hatumi30331 (2015-03-03 00:16)
美味しい日本酒を求めるロマンの旅、素晴らしいです。
by toshi (2015-03-03 05:13)
やっぱり蔵で飲むお酒は格別ですね!
栃木県内の各蔵から、お誘いの手紙が・・・。
でも、今年は行けないかなぁ~残念!
by hanamura (2015-03-03 06:17)
聖地巡礼、お疲れ様ですm(_ _)m
毎日清めてるのに、やはり改めて朝からお清めが必要なんですね(^_^;)
あ~、姫路城・・・
どのくらい白くなったのか!?
黒ずんでくる前に見てみたい(>_<)
by やなぼー (2015-03-03 06:42)
yoshidaさん、大好きなキクマサから号令がかかったら、いざキクマサと馳せ参じたくなるのです。
これはもう、ほとんどビョーキだと思います。
by skekhtehuacso (2015-03-03 23:02)
ブラボ~(^_-)-☆
by hypo (2015-03-03 23:07)
hatumi30331さん、これはもう、いろいろな酒を毎日飲んで自分の味覚を鍛えるための修行なのです。
おそらく世の中でもっとも楽しい修行だと思います。
中野BCの記事は面白かったので、また行って紹介してください。
それに、普段からも日本のお酒を。
飲めばけっこう美味しいで。
by skekhtehuacso (2015-03-03 23:08)
toshiさん、コメントありがとうございます。
でも、今回はお酒を思うように集めることができなくて、がっかりしております。
下調べしたつもりだったのですが、どうやら甘かったようです。
by skekhtehuacso (2015-03-03 23:13)
hanamuraさん、お仕事が忙しいのでしょうか。
私は今春の青春18切符を入手しましたので、那須方面へ酒集めに出かけようと思っています。
by skekhtehuacso (2015-03-03 23:16)
やなぼーさん、崇拝するキクマサさんから飲めと言われりゃ、飲まないわけにはいきません罠。
飲まなかったら、信心が足りないことになりますので。
立ち飲みで地元の人と姫路城について話をしたのですが、復元した姿はけっこう評判がよいみたいでしたよ。
昔の姿は、暴れん坊将軍を見ると出てきます。
by skekhtehuacso (2015-03-03 23:19)
hypoさん、コメントありがとうございます。
年に一度のご開帳ですから、キクマサ好きとしてはぜひ行かねばならないのです。
これはもう、やめられまへんわ。
by skekhtehuacso (2015-03-03 23:22)
おはようございます!
お帰りなさいませ☆
巡礼の旅は
「出向く」ことに意義があるのだそうです(^^)
清められたご様子ですね✿✿✿
by ちゅんちゅんちゅん (2015-03-05 07:12)
ちゅんちゅんちゅんさん、出向くことに意義があるのですか。
夜行バスに乗って出向いた甲斐がありました。
それに、酒も飲めたことですしな。
しかし自分としては、もっとたくさんの酒を集めたいところでした。
by skekhtehuacso (2015-03-05 23:41)