【お酒】629.八鶴 純米吟醸カップ [02.青森県の酒]
八戸酒類株式会社八鶴工場
青森県八戸市八日町一番地
アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 50%
180ml
(以上、ラベルより転記)
八戸酒類さんのお酒は、かつて五戸工場で造られた普通酒の如空金撰酒お燗瓶と、八鶴工場で造られた普通酒の八鶴金撰ツルカップ、そして同じく八鶴工場で造られた純米カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、八鶴工場で造られた純米吟醸酒です。
品質表示上は、純米カップとのちがいは精米歩合のみです。
しかし、このお酒は単なる純米酒ではなくて、純米“吟醸”酒です。
おそらく、蔵元さんはこのお酒を十分に吟味して製造なさったのでしょう。
なお、かつて、吟醸酒の意味について自分なりに考えたことをまとめたことがありました。
正確な考察かどうかはわかりませんが、興味がおありの方はご一読下さい。
というわけで、そろそろいただいてみたいと思います。
純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、これまでにいただいた八戸酒類さんのお酒と同様に、ややわかる程度でしょうか。
一口含むと、ほんのわずかではありますが、吟醸香を感じました。
うまみは濃くはないですが、少ししっかりしています。
酒臭さはなくて、やわらかいうまみを感じます。
かすかにではありますが、苦みがあるようです。
酸味は少しはっきりしています。
すっぱさがメインの酸味です。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめですが、その存在はわずかにわかります。
お酒を口に含んでいるときには出てきませんが、喉を通過したのちに後味として感じるような甘みです。
しっかりしたうまみを、酸味と甘みとが引き立てる、辛口のおいしいお酒でした。
うまみと酸味とのバランスがよいと思います。
それに、最初は辛口でキリッと引き締まっていますが、後味で感じるわずかな甘みがこれまたいいですね。
吟醸香もわずかで、食事と合わせやすいでしょう。
このカップ酒は2年前かなあ、家族と八戸市へ日帰り旅行で八食センターと言う買い物や食事が出来る食品市場の酒売り場で買いました。
吟醸酒より安いので。
家に帰って、カップ酒の本を読んだら純米吟醸は「むつほまれ」で吟醸は「華想い」だそうで。むつほまれより華想いの方が高いのかなあ?。
by エクスプロイダー (2015-07-30 22:38)
エクスプロイダーさん、吟醸酒のカップ酒にはまだ出会っておりません。
いつか八戸を攻める必要があると思っておりますので、その際に入手したいと思っております。
品質表示に酒米の表示があれば、それもまた調べねばならないでしょうな・。
by skekhtehuacso (2015-07-30 23:47)