【お酒】698.川中島 純米にごり酒 180ml [20.長野県の酒]
株式会社酒千蔵野
長野県長野市川中島町今井368-1
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米 長野県産米100%使用
精米歩合 65%
醸造地 長野県長野市
採水地 長野県長野市
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
今日は、純米にごり酒をいただきます。
どうやらこの酒千蔵野(しゅせんくらの)という蔵元さん、にごり酒にこだわりがあるようです。
これについて文献では、以下のように紹介していました。
「蔵の出荷数の約三割を占めるなど、地元で圧倒的な人気を得ているのが『純米にごり酒川中島』。どぶろくの素朴な旨味と洗練された純米らしさを併せもつ。」(※1)
このお酒のラベルには、蔵元さんの創業が1540年であることが表示されています。
これに関連して、上記と同じ文献では以下のように言及していました。
「創業1540(天文9)年。長野県で最も古く、全国的にも七番目の歴史をもつ酒蔵だ。川中島合戦の折り、武田信玄は千野の酒を飲み交わして戦に望んだという。」(※1)
武田信玄が飲んだかもしれないこのにごり酒ですが、オリは瓶の下から3~4cmくらいで、全体の3,4割といったところでしょうか。
にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は真っ白ではなく、ほんのわずかに色がついているようです。
一口含むと、とろみと共にオリのざらつきを少し感じます。
うまみはそれほど濃くはないみたいです。
お米のうまみは感じますが、それほど強くはありません。
苦みや雑味はないみたいです。
酸味ははっきりしています。
すっぱさが豊かです。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはどちらかというとひかえめです。
ほんのりと感じる程度です。
べとついた感じはありません。
トロっとしてていて、酸味が効いているにごり酒でした。
オリのざらつきはあるものの、それはまた、にごり酒らしい風味の一つでしょう。
甘すぎず、クセもないので、食事とあわせやすいと思います。
私としては、もう少しうまみがはっきりしていたほうがよいのではないかと思いました。
(※1)『ようこそ日本酒の國へ』p.17(2014.5改訂 合同会社デザインファームアンドリゾート)
杜氏さん確か女性でしたよね?。
川中島のにごり酒は前呑んだ事が有りますが、美味かったなあ。
日本酒好きには「川中島 幻舞」の銘柄の方ですかね。
by エクスプロイダー (2015-10-21 23:01)
この濁り酒、学生の時、長野県にスキーに行って
友達と一緒に飲んだ記憶があります。
生まれて初めて飲んだ濁り酒だったと思います。
「川中島」という銘柄でしたが、もっと大きな瓶でした。
by toshi (2015-10-22 04:37)
エクスプロイダーさん、私はよくは知りませんが、上記の文献にはそう書いてありました。
by skekhtehuacso (2015-10-22 23:07)
toshiさん、このお酒は長野の酒を普及させるというなんらかの企画によって小さい瓶で販売されているものだと思います。
それ故、toshiさんがお飲みになった川中島のにごり酒と、きっと同じだと思います。
それにしても、学生のときにスキーしていたなんて、うらやましい。
by skekhtehuacso (2015-10-22 23:09)