【お酒】709.杉勇 カップ [06.山形県の酒]
合資会社杉勇蕨岡酒造場
山形県飽海郡遊佐町上蕨岡字御備田47-1
原材料名/米(国産)、米麹(国産米)、醸造用アルコール
アルコール分15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
おととい、遊佐へ行った際に入手した、遊佐町の地酒カップです。
このカップ酒ですが、製造年月が今年の10月と新しいカップ酒です。
私の手元にはまだ8月9月製造分の在庫があって、本当はそれらを先に消化すべきところです。
しかし、先日遊佐へ行った理由のひとつが、この杉勇を入手することでした。
しかも杉勇は、このカップ酒(普通酒)のみならず本醸造や純米酒まで入手することができました。
それだけ入手できたのですから、ひとつぐらいもういただいてみてもいいのではないかと思い、あえて今日、このお酒を選んだ次第です。
(要するに、ガマンできなかっただけじゃないか!)
品質表示から判断するに、このカップ酒は普通酒です。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんど目立たないくらいでした。
燗をつけると、お酒の甘い香りがフワッと漂ってまいりました。
一口含むと、アルコールの香りとともに、まず酸味をはっきりと感じました。
すっぱさがけっこう豊かで、清涼感も少しあります。
それに、ちょっとピリッと感じますね。
うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
酒臭さはほどんどなく、やわらかいうまみです。
それに、苦みや雑味はまったくありません。
甘みはひかえめです。
ほんのわずかにあって、コクを添えているみたいです。
酸味が効いていてきれいな味わいの、淡麗辛口のおいしいお酒でした。
アルコールの香りと、ちょいピリ感とがちょっと気になるかもしれません。
しかし酸味が気持ちよく、食べ物のクセや臭みをサッと流してくれそうです。
それでいてさっぱりしていてクセがなく、きれいな味わいでした。
これは完全に食中酒であって、それも海のものに合うと思います。
本醸造や純米酒も楽しみです。
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