羽越本線と越後線とでの酒集め [旅]
もうすぐ、梅雨に入りますよね。
梅雨に入ると、雨が降りますよね。
雨が降ると、外を歩き回って酒集めをすることが難しくなりますよね。
そこで、JR東日本の週末パスを使って(フリー区間外は乗車券を購入して)、梅雨に入る前に出かけてまいりましたよ。
今回は、事前に調査した結果に基づいて、「ここへ行けばこの酒がある!」という場所を選びました。
それ故、狙っていたお酒を狙いどおりに入手することはできたものの、数を稼ぐことはできませんでした。
★☆一日目(6/3(土))★☆
まずは、東京駅から上越新幹線とき301号新潟行に乗車。
新潟駅で、特急いなほ1号秋田行に乗り換え。
これに乗って、羽越本線を北上します。
梅雨を避けたはずだったのに、雨が降ってやがる。
海なんか、大荒れでやんの。
新潟駅からいなほ1号に2時間ほど乗って、余目駅(山形県東田川郡庄内町)で下車。
余目駅の周辺ではかつて酒集めをしておりますので、今回は徘徊いたしません。
余目駅からは、予定どおりタクシーに乗って目的地を目指します。
タクシーに15分ほど(2,220円)乗って、着いたのは山形県酒田市の松山地区。
松山地区には、松山城跡がありましたよ。
城跡といっても、天守や櫓はありませんでした。
この城跡がある場所は最近まで学校の敷地として利用されていたものの、その学校が移転したことを契機として歴史公園として整備されたのだとか。
この大手門は、どうやら他所から移築されたもののようでした。
松山文化伝承館なる施設もありましたが、この後の予定があったことから、見学は辞退させていただきました。
(じゃなくて有料だったからだろ!)
それにしてもこの松山地区、歩いていても人にまったく会いやしない。
車は通るんですけれどね。
ここ松山には、“松嶺の富士”を造る松山酒造さんがあるのです。
その松山酒造さんの近くにあったスーパーでは、松嶺の富士のカップ酒をGet!
しかも純米でしたよ。
こちらはカップ酒とは別の店で見つけた、松嶺の富士の本醸造300ml瓶。
酒集めを終えて、松嶺本町バス停からバスに乗って移動します。
乗るのは、11:35発のバス。
本日(土曜日)の最終便でした。
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
このバス、なんと料金表示装置が手動でしたよ。
バス停を通過するたびに、運転手さんが一枚ずつめくっておられました。
上に付いているつまみを左右に動かすだけで一枚ずつめくれるというハイテクノロジーでした。
バスは最上川に沿って走って行きます。
バスに20分弱乗って、砂越駅前にて下車。
砂越駅からは、羽越本線の酒田行キハ110系ディーゼルカー(陸羽西線から来たやつ)に乗車。
酒田駅で、秋田行の701系電車に乗り換え。
前面展望イェ~イ!
(バカじゃないの!)
砂越駅から4つ目の南鳥海駅にて下車。
ここから東へ歩いて、山形県酒田市の“八幡地区”を目指します。
南鳥海と言うくらいですから、駅の北側には鳥海山が見えるはずなのです。
しかしこの日は雲に覆われていて、見えませんでした。
一本道をひたすら歩いていくうちに次第に南風が強くなり、しかも横殴りの雨が降って、オイラの体の右側だけを濡らしてきやがる。
自分が地図で選んだ道が田んぼのなかのあぜ道だったとわかると、不思議と心細くなってまいります。
でもきっと、これも雨が降っているせいでしょう。
写真では路面が乾いていて、雨は降っていないみたいに見えています。
しかし、南風がビュービューと吹き続ける中で、雨は突然にバーッと降ってパッと止むのを繰り返していたことから、路面が濡れないのです。
まるで拷問を受けているかのような状況の中を、ひたすら耐えて歩いて行きます。
暴風雨の中を南鳥海駅からおよそ1時間かけて、八幡地区へ到着いたしました。
その八幡地区には、“麓井(ふもとい)”を作る麓井酒造さんがあるのです。
その麓井酒造さんの近くにあった由松酒店さんで、麓井のカップ酒(左)をGet!
東北泉の本醸造カップ(右:これは他所で入手したものです)は既出ですが、再度入手しました。
麓井の冷用吟醸(左)と普通酒300ml瓶(右)も、由松酒店さんで入手しました。
当初の予定では、八幡地区をしばらく散策したのち、再び歩いて南鳥海駅へ戻るつもりでした。
しかし、暴風雨が往路よりもさらにひどくなってきて、歩いて戻ることのみならず、散策することさえも難しくなってしまったのです。
いったい、何のために梅雨時を避けて出かけてきたのかわかりゃしない。
そこで散策を断念するとともに、この日二度目のタクシー利用(1,930円)で南鳥海駅へ戻ることにいたしましたよ。
歩けば一時間以上かかる道のりを、タクシーで15分もかけずに南鳥海駅へ戻ってきてしまいました。
到着時刻は14:52。
タクシーに乗ったことで、当初の予定よりも一時間半も早く到着してしまったのです。
予定が早まっても、電車の到着時刻を早めてもらうことはできません。
乗る予定だった16:58発の酒田行が来るまでは、まだ2時間以上もあったのです。
南鳥海駅で2時間待っていてもよかったのですが、この駅舎には入口に扉がなく、風が駅舎の中まで吹き込んでくるのです。
しかもこの日は気温が10度台前半と寒く、歩いていれば問題はないものの、シャツ一枚の姿で2時間ものあいだをじっと座って過ごすことに危険すら感じるほどでした。
ふと時刻表を見ると、反対方向の秋田行は15:46発と、1時間もしないうちに到着することに気づきました。
このとき私は、かつて南鳥海駅の一駅隣にある遊佐駅で、遊佐カレーを食べたことを思い出したのです。
そして、「秋田行に乗って次の遊佐駅まで行って、遊佐駅にある遊佐カレーのお店でホットコーヒーをいただきながら次の酒田行電車を待とう!」と目論んで、南鳥海駅から秋田行電車に乗って、一駅隣の遊佐駅へ向かったのでした。
ほーら遊佐カレーのお店があった!
あれ?、でも誰もいない。
万事休す。
下手の考え、休むに似たり。
なんと横須賀へ出張中でした。
でもでもでも!
転んでも
ただでは起きぬ
よっぱらい。
遊佐駅の近くにあったスーパーで、杉勇の普通酒300ml瓶をGet!
遊佐カレーのお店はお休みでしたが、遊佐駅の待合室には暖房が入っていて、南鳥海駅のそれとは天と地との差ほどでした。
おかげてうとうとしながら電車を待つことができましたよ。
遊佐駅からは、酒田行の普通電車に乗車。
当初予定していた行程では、この電車に南鳥海駅から乗るはずでした。
酒田駅で、新津行の架線下DCに乗り換え。
着いたのは、鶴岡駅。
本日の宿泊地です。
いつもならば、ここで街へ繰り出すところです。
でもこの日は雨が降っていたことと、それにタクシーに2度も乗ってお金を使ってしまったことから、断念いたしました。
駅のコンビニでおにぎりとサンドイッチを買って、ビールを飲みながらホテルの部屋で過ごしたとさ。
★☆二日目(6/4(日))★☆
鶴岡駅から、いなほ4号に乗車。
前日に来た道を戻ります。
この日は朝から雨。
梅雨を避けた意味がまったくありゃしない。
鶴岡駅から1時間ほど乗って、村上駅で下車。
新潟県最北の街である村上には〆張鶴があるだろうと予想して下車したのですが、いなほ号を降りてすぐに駅のコンビニで見つけてしまいました。
昔ながらの街並みが整備された場所にあった田村酒店さん。
ここでは、〆張鶴と大洋盛とのお燗瓶(両脇)を見つけました。
街中を2時間半ほど歩いていたところ、抹茶をいただけるお茶屋さんを発見。
立派な座敷に通していただいちゃいました。
その座敷には、ここ村上が新潟県の一部であることを思い出させてくれるような絵が掛けられておりましたよ。
庭も風情があっていい感じ。
その庭にいたにゃんこもかわいくていい感じ。
さすがお茶屋さんが出すものだけあって、とてもおいしい抹茶でした。
村上駅からは、羽越本線の新潟行き普通電車に乗車。
新型のE129系でした。
旅が終盤にさしかかるにつれて、雨が止んできやがるといういやがらせ。
村上駅から1時間10分ほど乗って、終点の新潟駅で越後線の内野行普通電車に乗りかえ。
これまたE129系でした。
今回の旅では、新潟県内で乗った普通電車はみなE129系でした。
115系には、越後線内で一度だけすれちがったのみ。
新潟にあれほどたくさんいた115系ですが、E129系の投入が進んですっかり姿を消してしまったようでしたよ。
越後線に新潟駅から20分ほど乗って、内野駅で下車。
駅前には、遠藤実の碑がありましたよ。
内野駅へやって来た理由はただ一つ!
ここ“やしち酒店”さんで、お目当ての品を入手することのみ。
お目当てにしていたのは、わが憧れの鶴の友(中央)。
元祖“寒梅”、じゃなくて越乃寒梅の300mlもみつけたので、入手してしまいました。
これで今回の徘徊は終了。
終わったと決まると晴れてきやがるいやがらせ。
内野駅から越後線の普通電車に乗って、新潟駅へと戻ります。
新潟駅の売店では、今代司の五郎を入手。
新潟駅へ来たならば、ぽんしゅ館へ立ち寄らねばなりませぬ。
あたしゃ越後湯沢駅のぽんしゅ館には何度か立ち寄っているのですが、新潟駅のここを訪問するのははじめてでした。
ここはカップ酒の取り揃えが豊富でした。
いろいろと入手してやろうかと思ったのですが、とりあえず今回は新鮮だった3種類だけにしておきましたよ。
この趣味を長く続けるためには、採り尽さないことが肝要と心得ておりますもので。
新潟駅のぽんしゅ館とは、今後長い付き合いとなりそうな予感がします。
買うべきものを買ったら、そりゃ飲むべきほうも飲みまっせ!
ぽんしゅ館には、新潟中の地酒を試飲できる自動試飲機があるのです。
500円で5杯飲めますので、以下のものを選びましたよ。
試飲しちゃったら、そりゃもっともっと飲みたくなってしまいます罠。
近くにあった居酒屋へ入って”サビ猫ロック赤サビ”なるお酒を、名前だけで選んでしまいました。
これはお通しで選んだトマトですが、こんなに味が濃くて甘いトマトを食べたのは、あたしゃ初めてでしたよ!
うちの近所にあるスーパーで販売されているやつとはぜんぜんちがう、一個でお酒を二杯くらい飲めちゃいそうなおいしいトマトでした。。
空豆って、ゆでるとオイニーがツイキーなことが少なからずありますが、焼くとまったくにおわないんですね!
はじめて知りましたよ。
これは新潟名物の栃尾揚げ(ハーフ)。
飲み食いして満足したのちに、改札口近くの店で越後鶴亀の一合瓶を入手して、
上越新幹線Maxときに乗って帰ったとさ。
このオール二階建て新幹線Max(E4系)って、2020年度末までに引退することが決まりましたね。
後継は二階建てではないE7系なのだとか。
今回は、あえて1階席を選んでみました。
上越新幹線なんてどうせトンネルばっかりでほとんど地下鉄みたいなものですから、2階席に座っても車窓からの景色を期待することはほとんどできませんしね。
(っていうか、景色なんか見ずにずっと寝てたじゃないか!)
それに、このホームすれすれの座席位置を、(在来線普通列車のグリーン車ではなくて)新幹線で体感しておきたかったのですよ。
以上、カップ酒8個(再入手1)、一合瓶3本、300ml瓶8本の旅でした。
梅雨に入ると、雨が降りますよね。
雨が降ると、外を歩き回って酒集めをすることが難しくなりますよね。
そこで、JR東日本の週末パスを使って(フリー区間外は乗車券を購入して)、梅雨に入る前に出かけてまいりましたよ。
今回は、事前に調査した結果に基づいて、「ここへ行けばこの酒がある!」という場所を選びました。
それ故、狙っていたお酒を狙いどおりに入手することはできたものの、数を稼ぐことはできませんでした。
★☆一日目(6/3(土))★☆
まずは、東京駅から上越新幹線とき301号新潟行に乗車。
新潟駅で、特急いなほ1号秋田行に乗り換え。
これに乗って、羽越本線を北上します。
梅雨を避けたはずだったのに、雨が降ってやがる。
海なんか、大荒れでやんの。
新潟駅からいなほ1号に2時間ほど乗って、余目駅(山形県東田川郡庄内町)で下車。
余目駅の周辺ではかつて酒集めをしておりますので、今回は徘徊いたしません。
余目駅からは、予定どおりタクシーに乗って目的地を目指します。
タクシーに15分ほど(2,220円)乗って、着いたのは山形県酒田市の松山地区。
松山地区には、松山城跡がありましたよ。
城跡といっても、天守や櫓はありませんでした。
この城跡がある場所は最近まで学校の敷地として利用されていたものの、その学校が移転したことを契機として歴史公園として整備されたのだとか。
この大手門は、どうやら他所から移築されたもののようでした。
松山文化伝承館なる施設もありましたが、この後の予定があったことから、見学は辞退させていただきました。
(じゃなくて有料だったからだろ!)
それにしてもこの松山地区、歩いていても人にまったく会いやしない。
車は通るんですけれどね。
ここ松山には、“松嶺の富士”を造る松山酒造さんがあるのです。
その松山酒造さんの近くにあったスーパーでは、松嶺の富士のカップ酒をGet!
しかも純米でしたよ。
こちらはカップ酒とは別の店で見つけた、松嶺の富士の本醸造300ml瓶。
酒集めを終えて、松嶺本町バス停からバスに乗って移動します。
乗るのは、11:35発のバス。
本日(土曜日)の最終便でした。
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
このバス、なんと料金表示装置が手動でしたよ。
バス停を通過するたびに、運転手さんが一枚ずつめくっておられました。
上に付いているつまみを左右に動かすだけで一枚ずつめくれるというハイテクノロジーでした。
バスは最上川に沿って走って行きます。
バスに20分弱乗って、砂越駅前にて下車。
砂越駅からは、羽越本線の酒田行キハ110系ディーゼルカー(陸羽西線から来たやつ)に乗車。
酒田駅で、秋田行の701系電車に乗り換え。
前面展望イェ~イ!
(バカじゃないの!)
砂越駅から4つ目の南鳥海駅にて下車。
ここから東へ歩いて、山形県酒田市の“八幡地区”を目指します。
南鳥海と言うくらいですから、駅の北側には鳥海山が見えるはずなのです。
しかしこの日は雲に覆われていて、見えませんでした。
一本道をひたすら歩いていくうちに次第に南風が強くなり、しかも横殴りの雨が降って、オイラの体の右側だけを濡らしてきやがる。
自分が地図で選んだ道が田んぼのなかのあぜ道だったとわかると、不思議と心細くなってまいります。
でもきっと、これも雨が降っているせいでしょう。
写真では路面が乾いていて、雨は降っていないみたいに見えています。
しかし、南風がビュービューと吹き続ける中で、雨は突然にバーッと降ってパッと止むのを繰り返していたことから、路面が濡れないのです。
まるで拷問を受けているかのような状況の中を、ひたすら耐えて歩いて行きます。
暴風雨の中を南鳥海駅からおよそ1時間かけて、八幡地区へ到着いたしました。
その八幡地区には、“麓井(ふもとい)”を作る麓井酒造さんがあるのです。
その麓井酒造さんの近くにあった由松酒店さんで、麓井のカップ酒(左)をGet!
東北泉の本醸造カップ(右:これは他所で入手したものです)は既出ですが、再度入手しました。
麓井の冷用吟醸(左)と普通酒300ml瓶(右)も、由松酒店さんで入手しました。
当初の予定では、八幡地区をしばらく散策したのち、再び歩いて南鳥海駅へ戻るつもりでした。
しかし、暴風雨が往路よりもさらにひどくなってきて、歩いて戻ることのみならず、散策することさえも難しくなってしまったのです。
いったい、何のために梅雨時を避けて出かけてきたのかわかりゃしない。
そこで散策を断念するとともに、この日二度目のタクシー利用(1,930円)で南鳥海駅へ戻ることにいたしましたよ。
歩けば一時間以上かかる道のりを、タクシーで15分もかけずに南鳥海駅へ戻ってきてしまいました。
到着時刻は14:52。
タクシーに乗ったことで、当初の予定よりも一時間半も早く到着してしまったのです。
予定が早まっても、電車の到着時刻を早めてもらうことはできません。
乗る予定だった16:58発の酒田行が来るまでは、まだ2時間以上もあったのです。
南鳥海駅で2時間待っていてもよかったのですが、この駅舎には入口に扉がなく、風が駅舎の中まで吹き込んでくるのです。
しかもこの日は気温が10度台前半と寒く、歩いていれば問題はないものの、シャツ一枚の姿で2時間ものあいだをじっと座って過ごすことに危険すら感じるほどでした。
ふと時刻表を見ると、反対方向の秋田行は15:46発と、1時間もしないうちに到着することに気づきました。
このとき私は、かつて南鳥海駅の一駅隣にある遊佐駅で、遊佐カレーを食べたことを思い出したのです。
そして、「秋田行に乗って次の遊佐駅まで行って、遊佐駅にある遊佐カレーのお店でホットコーヒーをいただきながら次の酒田行電車を待とう!」と目論んで、南鳥海駅から秋田行電車に乗って、一駅隣の遊佐駅へ向かったのでした。
ほーら遊佐カレーのお店があった!
あれ?、でも誰もいない。
万事休す。
下手の考え、休むに似たり。
なんと横須賀へ出張中でした。
でもでもでも!
転んでも
ただでは起きぬ
よっぱらい。
遊佐駅の近くにあったスーパーで、杉勇の普通酒300ml瓶をGet!
遊佐カレーのお店はお休みでしたが、遊佐駅の待合室には暖房が入っていて、南鳥海駅のそれとは天と地との差ほどでした。
おかげてうとうとしながら電車を待つことができましたよ。
遊佐駅からは、酒田行の普通電車に乗車。
当初予定していた行程では、この電車に南鳥海駅から乗るはずでした。
酒田駅で、新津行の架線下DCに乗り換え。
着いたのは、鶴岡駅。
本日の宿泊地です。
いつもならば、ここで街へ繰り出すところです。
でもこの日は雨が降っていたことと、それにタクシーに2度も乗ってお金を使ってしまったことから、断念いたしました。
駅のコンビニでおにぎりとサンドイッチを買って、ビールを飲みながらホテルの部屋で過ごしたとさ。
★☆二日目(6/4(日))★☆
鶴岡駅から、いなほ4号に乗車。
前日に来た道を戻ります。
この日は朝から雨。
梅雨を避けた意味がまったくありゃしない。
鶴岡駅から1時間ほど乗って、村上駅で下車。
新潟県最北の街である村上には〆張鶴があるだろうと予想して下車したのですが、いなほ号を降りてすぐに駅のコンビニで見つけてしまいました。
昔ながらの街並みが整備された場所にあった田村酒店さん。
ここでは、〆張鶴と大洋盛とのお燗瓶(両脇)を見つけました。
街中を2時間半ほど歩いていたところ、抹茶をいただけるお茶屋さんを発見。
立派な座敷に通していただいちゃいました。
その座敷には、ここ村上が新潟県の一部であることを思い出させてくれるような絵が掛けられておりましたよ。
庭も風情があっていい感じ。
その庭にいたにゃんこもかわいくていい感じ。
さすがお茶屋さんが出すものだけあって、とてもおいしい抹茶でした。
村上駅からは、羽越本線の新潟行き普通電車に乗車。
新型のE129系でした。
旅が終盤にさしかかるにつれて、雨が止んできやがるといういやがらせ。
村上駅から1時間10分ほど乗って、終点の新潟駅で越後線の内野行普通電車に乗りかえ。
これまたE129系でした。
今回の旅では、新潟県内で乗った普通電車はみなE129系でした。
115系には、越後線内で一度だけすれちがったのみ。
新潟にあれほどたくさんいた115系ですが、E129系の投入が進んですっかり姿を消してしまったようでしたよ。
越後線に新潟駅から20分ほど乗って、内野駅で下車。
駅前には、遠藤実の碑がありましたよ。
内野駅へやって来た理由はただ一つ!
ここ“やしち酒店”さんで、お目当ての品を入手することのみ。
お目当てにしていたのは、わが憧れの鶴の友(中央)。
元祖“寒梅”、じゃなくて越乃寒梅の300mlもみつけたので、入手してしまいました。
これで今回の徘徊は終了。
終わったと決まると晴れてきやがるいやがらせ。
内野駅から越後線の普通電車に乗って、新潟駅へと戻ります。
新潟駅の売店では、今代司の五郎を入手。
新潟駅へ来たならば、ぽんしゅ館へ立ち寄らねばなりませぬ。
あたしゃ越後湯沢駅のぽんしゅ館には何度か立ち寄っているのですが、新潟駅のここを訪問するのははじめてでした。
ここはカップ酒の取り揃えが豊富でした。
いろいろと入手してやろうかと思ったのですが、とりあえず今回は新鮮だった3種類だけにしておきましたよ。
この趣味を長く続けるためには、採り尽さないことが肝要と心得ておりますもので。
新潟駅のぽんしゅ館とは、今後長い付き合いとなりそうな予感がします。
買うべきものを買ったら、そりゃ飲むべきほうも飲みまっせ!
ぽんしゅ館には、新潟中の地酒を試飲できる自動試飲機があるのです。
500円で5杯飲めますので、以下のものを選びましたよ。
試飲しちゃったら、そりゃもっともっと飲みたくなってしまいます罠。
近くにあった居酒屋へ入って”サビ猫ロック赤サビ”なるお酒を、名前だけで選んでしまいました。
これはお通しで選んだトマトですが、こんなに味が濃くて甘いトマトを食べたのは、あたしゃ初めてでしたよ!
うちの近所にあるスーパーで販売されているやつとはぜんぜんちがう、一個でお酒を二杯くらい飲めちゃいそうなおいしいトマトでした。。
空豆って、ゆでるとオイニーがツイキーなことが少なからずありますが、焼くとまったくにおわないんですね!
はじめて知りましたよ。
これは新潟名物の栃尾揚げ(ハーフ)。
飲み食いして満足したのちに、改札口近くの店で越後鶴亀の一合瓶を入手して、
上越新幹線Maxときに乗って帰ったとさ。
このオール二階建て新幹線Max(E4系)って、2020年度末までに引退することが決まりましたね。
後継は二階建てではないE7系なのだとか。
今回は、あえて1階席を選んでみました。
上越新幹線なんてどうせトンネルばっかりでほとんど地下鉄みたいなものですから、2階席に座っても車窓からの景色を期待することはほとんどできませんしね。
(っていうか、景色なんか見ずにずっと寝てたじゃないか!)
それに、このホームすれすれの座席位置を、(在来線普通列車のグリーン車ではなくて)新幹線で体感しておきたかったのですよ。
以上、カップ酒8個(再入手1)、一合瓶3本、300ml瓶8本の旅でした。
2017-06-05 21:44
あ~酒臭かった!(54)
酒くさコメント(26)
トラックバック(0)
今月末に「maxとき」の2階席で新潟に行く予定です(^^)
by johncomeback (2017-06-05 22:38)
砂越、南鳥海、遊佐と懐かしい駅名が出てきて楽しい酒集め記でした。遊佐カレー私も食べたことがありましたが、野菜がおいしいところですね。休みは残念でしたが、けっこうたくさん集められて収穫の多い旅でしたね。
by やまびこ3 (2017-06-05 22:51)
johncomebackさん、本文にも書きましたが、上越新幹線ってほとんどがトンネルですので、たとえ2階席であっても眺望は期待できないと思います。
それでも、辛うじて燕三条あたりでは、田園風景を拝むことができるでしょう。
by skekhtehuacso (2017-06-05 23:30)
やまびこ3さん、確かに遊佐カレーは、付け合せの野菜との相性がとてもよかったと思います。
成果は、カップ酒の数がいまいちで、梅雨時の晴れ間を狙ってもう一度近場を攻めてみたい(明鏡止水の)心境であります。
by skekhtehuacso (2017-06-05 23:34)
さすがにあの辺は、豊富ですね~!
遊佐だと、私は道の駅の鮭の親子丼になっちゃいます。
私もちょっくら遠征して、集めてくるかな!?
f^_^;)
by やなぼー (2017-06-06 05:53)
梅雨入り前に行動をしないと、雨が降ると、外を歩きたくなくなりますね(^▽^;)
by green_blue_sky (2017-06-06 06:12)
ぽんしゅ館の地酒を試飲できる自動試飲機にはびっくりです~
焼きソラマメは見た目も豪華、美味しいし最高の食べ方ですね~!!
by 川鮎くん (2017-06-06 06:15)
気温10℃で雨に濡れるのは(>_<)
遊佐、店が休みでも待合室が暖房効いてて良かったですねえ(^O^)
by ニッキー (2017-06-06 15:31)
バスの手動の料金表示装置って、凄いですね。それと、「前面展望」は常識ですよね(笑)。
by newton (2017-06-06 16:42)
お疲れ様~
またお気に入りのお酒が手に入りましたかね(∩.∩)
by 美美 (2017-06-06 17:43)
いつも楽しみに拝読しています。
鶴岡からコメントいたします。
件の土曜日、私は駅近で呑んでいました。
酒田・遊佐と並び、鶴岡市内にも酒蔵がたくさん。
また、違う季節にお越しいただき、庄内の酒と肴をお楽しみください。
by tomo (2017-06-06 20:25)
羽越本線と越後線とでの酒集め、お疲れさまでした(^^)
バスがあるのに何故タクシー・・・と思いきや、
なるほど、一日に二便でしたか(笑)
手動運賃表示のバスとはシブいですね〜。
遊佐カレー、よりによって横須賀出張とは・・・(^^;)
酒集め、新潟はやはり豊富ですね。
越後鶴亀のラベルに描かれているのは、115系?
by あおたけ (2017-06-06 20:37)
酒田、村上と日本海沿いの銘酒所。良いですなあ~。
by エクスプロイダー (2017-06-06 20:56)
やなぼーさん、遊佐の道の駅って、道の駅鳥海ですね。
私もかつて一度、吹浦駅から歩いて行きましたよ。
by skekhtehuacso (2017-06-06 21:43)
green_blue_skyさん、梅雨に入ったとしても、晴れ間を見つけて出かけたくなってしまうであろう、徘徊癖が治らないワタクシでした。
by skekhtehuacso (2017-06-06 21:45)
川鮎くん様、このそらまめはおいしくいただくことができましたが、ご自分で手塩にかけて育てたものであれば、きっともっとはるかにおいしいことでしょうね。
by skekhtehuacso (2017-06-06 21:47)
ニッキーさん、服が濡れている状態で風がビュービュー吹いているところでじっとしていなければならないことがこれほどつらいことなのかと、初めて認識させられましたよ。
歩いていれば体があったまって、なんてことないんですけれどね。
それにしても、6月で待合室に暖房を入れるなんて、さすが東北でした。
by skekhtehuacso (2017-06-06 21:49)
newtonさん、あたしゃかつて料金表示機が紙でできているものを越後交通のバスで見たことがありましたが、それは自動でめくられるものでした。
手動ってのは、初めてでしたよ。
でも、めくり過ぎたりめくりにくかったりしないように、ちゃんと工夫されておりました。
by skekhtehuacso (2017-06-06 21:51)
美美さん、今回の成果のうちでもっとも大きいのは、なんといっても鶴の友です!
それを入手できたのは、酒ブログの大先輩であるお方が提供してくださった情報のおかげでした。
by skekhtehuacso (2017-06-06 21:54)
tomoさん、ニアミスでしたか!
鶴岡の酒蔵ってのは、きっと大山のことですね。
このブログでは大山のお酒をいくつか紹介させていただいておりますし、その歴史にも触れさせていただきました。
いつか大山の新酒まつりにも行ってみたいと思っております。
by skekhtehuacso (2017-06-06 22:00)
遊佐はゆさではなくゆざと濁るのでやすね。
地名は難しいでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2017-06-06 22:03)
あおたけさん、松山へは酒田からバスで行くことも検討したのですが、いなほ1号との接続がよい便が見つかりませんでした。
そこで、最短で到達できる余目駅からのタクシー利用を選択したわけなのです。
越後鶴亀のラベル、たった今確認いたしましたが、どうやら新潟色の115系のようですね。
by skekhtehuacso (2017-06-06 22:06)
エクスプロイダーさん、日本海側でもあまり知られていないであろう場所を狙って訪問してみました。
by skekhtehuacso (2017-06-06 22:08)
ぼんぼちぼちぼちさん、地名ってのは、よくよく調べずに読んでしまうと、致命的なミスを犯してしまうように思います。
地名だけにね。
by skekhtehuacso (2017-06-06 22:11)
懐かしい駅名が続いています。
東北泉には、お世話になりました。
by コバヤン (2017-06-17 13:50)
コバヤンさん、東北泉はまちがいなくうまいですね。
今回はカップ酒だけを入手いたしましたが、この地域では本醸造の300ml瓶も売っていて(かつて紹介しております。)、それもまた買ってこればよかったと後悔しております。
来月には再び山形を訪れて、東北泉をいただくつもりです。
by skekhtehuacso (2017-06-17 21:11)