【お酒】1823.西之門 純米大吟醸 300ml [20.長野県の酒]
製造元 株式会社よしのや
長野市西之門町941
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合/40%
アルコール分/17度
内容量/300ml
(以上、ラベルより転記)
「古くから「善光寺にいちばん近い蔵元」として知られる」(※1)というよしのやさん。
そのよしのやさんのお酒は、かつて1706.雲山 純米酒 カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、精米歩合40%という純米大吟醸でした。
表示はされておりませんでしたが、“山田錦使用”と、購入した際に対応していただいたおねえさんから教えていただいていたのでした。
山田錦使用で40%と高精白であるからでしょうか、お値段はなんと300mlで1,980円(税込)。
このブログで紹介したお酒の中では、おそらく最高値でしょう。
純米大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくわずかでした。
上立ち香はないですね。
でも、一口含むと、フルーティーな風味が口の中に広がって、鼻へと抜けて行きます。
それに上等な接着剤みたいな香りとともに、フレッシュさも少しあるかな。
(上等な接着剤ってどんなのだよ!)
うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみそのもので、透明感があるのに厚みを感じます。
吟醸酒らしい苦みはありますが、ごくかすかです。
熟成感も酒臭さも、ほとんどわからないくらいです。
キレはとてもよいですね。
酸味はややはっきりかな。
すっぱさは弱めではあるものの、弱めなりに鋭さを感じます。
でも、酸味自体に深みも少し感じますよ。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきりでしょう。
けっしてべとつかず、かなりさらっとしておりますが、幅のある甘みです。
やや濃醇でちょい爽快のちょいすっぱちょい深スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
(わかりづらいわ。)
うまみに厚みがあるのに透明感があるのは、おそらく山田錦の特徴ではないでしょうか。
酸味がいい感じに効いていて味を引き締めるとともに、酸味自体に深みを少し感じました。
甘みがコクを添えており、それでいてキレがよくて後味がスッキリしておりましした。
フルーティーな香りとともに生貯蔵酒のようなフレッシュな風味もありましたが、けっしてしつこくはありませんでした。
さすが、(純米)大吟醸を名乗るだけありますね。
吟醸造りのよさを活かしつつも、香り一辺倒ではなくて食事と合うおいしいお酒でした。
それ故に、あっちゅう間でございましたとさ。
その300mlで1,980円の純米大吟醸と合わせた粗末なエサはこちら。
スーパーでおいしそうなにら(山形県新庄市産)を見つけたので、にら納豆。
冷蔵庫の残り物の煮物に、
出汁巻き卵でございましたとさ。
ごちそうさまでした。
(※1)川崎史郎:文・小林敬一:写真『酒蔵で訪ねる信州』p.16(2008.5 信濃毎日新聞社)
にら納豆がめちゃめちゃ美味しそう!
元気なニラを手に入れたらわたしも真似したいです^^
by リュカ (2020-06-28 20:40)
リュカさん、なんでも“達者de菜”という名前のにらでした。
根元の部分が太くてとてもみずみずしかったところに惹かれて買ってしまいましたが、見た目どおりおいしくてとても満足しております。
by skekhtehuacso (2020-06-28 22:15)
ラベルだけ見ると一瞬ウスターソースかと^^;
お高いお酒に失礼しました m(_ _)m
by よしころん (2020-06-29 13:04)
ハハハ、よしころんさん!
紹興酒みたいと評された御仁はいらっしゃいましたが、ウスターソースとは恐れ入りました。
by skekhtehuacso (2020-06-29 21:00)