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【お酒】1890.一鶴 カップイッカク [42.長崎県の酒]

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浦川酒造合資会社
長崎県南高来郡有家町山川1123

〈原材料名〉米・米こうじ・醸造アルコール・糖類
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、フタより転記)




今日は、島原半島の南側に位置する南島原市の有家(ありえ)の街中に蔵を構える浦川酒造さんのカップ酒“一鶴(いっかく)”をいただきます。
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“合資会社”とありますが、今は株式会社に組織変更なさっているようです。
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所在の表記も昔のまま。
有家町は2006年(平成18年)3月に周辺の8町と合併して南島原市になっておりますので、このフタはそれ以前に制作されたものでしょう。
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糖類添加の三増酒
米の産地が表示されていないのは、きっと義務化以前に制作されたフタだからでしょう。
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フタを開ける方法は、旧式の「ティアオフ方式」でした。
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これらのことから察するに、カップ酒の需要はそれほど多くはないのでしょう。
それ故に、十数年以上も前に制作したフタがまだ余っていて、それを使ってカップ酒を少量ながら生産し続けていらっしゃるのでしょうね。
でもそのおかげでワタクシはこの古いフタのカップ酒と巡り合うことがかなったのですから、ラッキーだったと思います。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はわずかにわかる程度で、透き通っておりました。
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うまみはやや淡めです。
それでも酒臭い(ほめ言葉です)うまみをふんわりと感じます。
苦みがあって、弱めではあるものの重さを感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めです。
スースー感は少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょうか。
幅を感じるものの、クドさはまったくありません。


やや淡麗でちょい重ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

やや淡めで透明感があったことからアル添量が多めではないかと察しますが、それでも酒臭い(あくまでもほめ言葉です)うまみを感じたことからペラペラな味ではなく、飲み応えを感じました。
ちょい重でしたが、それもいい感じに味わいを引き締めておりました。
糖類添加の三増酒で、甘みに幅を感じたものの、けっしてしつこさはありませんでした。

けっして飲みやすくはないものの、食事と合うお酒でした。
とくに魚との相性がよさそうに思いました。
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あ~酒臭かった! 36

酒くさコメント 2

よしころん

「一鶴」一瞬丸亀のお酒なのかと~
子供の頃から食している骨付き鶏と同じ名前で^^;
by よしころん (2020-11-19 16:41) 

skekhtehuacso

よしころんさん、あたしゃ香川県は未踏でして、存じ上げませんでしたとさ。
by skekhtehuacso (2020-11-20 21:08) 

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