〔泡盛〕5.萬座 30度 100ml(喜屋武商店) [9947.沖縄県の泡盛]
製造者 合資会社恩納酒造所
沖縄県国頭郡恩納村字恩納2690
琉球泡盛
内容量/100ml
アルコール分/30度
原材料名/米こうじ(タイ産米)
(以上、ラベルより転記)
「1949年(昭和24年)、村民10名の資本を募って創業した」(※1)という、恩納酒造所さん。
“萬座(まんさ)”の銘柄は、「「万人に愛される泡盛」との願いを込めて「萬座」と名付けられ、地元の名所万座毛と同じく恩納村の人々に親しまれ愛される酒となった。」(※2)のだとか。
この萬座も、喜屋武商店さん(沖縄で営業なさっていらっしゃる泡盛の問屋さん)の箱に入れられておりましたよ。
話のネタが切れたところで、いただいてみたいと思います。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
けっこうなピリピリ!
それにアルコール香はっきりです。
米の風味は厚みを感じるものの、穏やかです。
黒麹の香ばしさは弱めです。
甘みはしっかりで、幅を感じます。
次に、残りを水割りでいただきました。
苦みが少し出て、少し鋭いですね。
アルコール香は少し引いて、ピリピリ感は消えました。
米の風味は薄まって、黒麹の香ばしさはほとんどわからないくらいになりました。
甘みも少し引くものの、これは一応わかります。
かなりキリッと引き締まりましたね。
萬座は、生で甘みしっかりで、水割りでスッキリといただける、おいしい泡盛でした。
水割りにすると、キリッと引き締まり、スッキリしておりましたよ。
しかもクセがまったくないので、飲みやすく感じました。
これは食事との相性がバッチリですね。
その水割りでスッキリの萬座と合わせた今日のエサはこちら。
頭の中は、どうしてもピーマンだったのでした。
(オマエの脳みそがピーマンの中身と同じだからだろ。)
しいたけ。
冷蔵庫の残り物です。
魚ソー。
切るとくっつくので、オリーブオイルで和えておきます。
調味料。
にんにく。
酒とみりんとを等量でまぜたもの。
マジックソルトに、こしょう。
これだけだと塩気が薄めですが、この時点ではこれでよいのです。
フライパンを中火にかけて、
ごま油をひいて、
サッと炒めて、
皿に盛り付けたら、ソースをかけて、できあがり。
ピーマンは加熱時間を短くしたことで、シャキシャキでまいう~♪でした。
マジックソルトとこしょうとでスパイスの風味が満載で、ソースが味をしっかりつけてくれておりました。
ごちそうさまでした。
(※1)日本酒類研究会編著『知識ゼロからの泡盛入門』p.102(2008.6 幻冬舎)
(※2)田崎聡『泡盛王国』p.26(2006.8 発行/有限会社食の王国社 発売/丸善(株)出版事業部)
ピーマンのシャキシャキ感はまさにオツマミになりますね。私は生でピーマンがイケます。
by kou (2021-07-10 18:03)
kouさん、ピーマンは生だとシャキシャキで青みが爽やかでおいしいのですが、煮るとトロトロで甘みが出て、これまたおいしいと思います。
by skekhtehuacso (2021-07-10 19:50)