灘五郷での酒集め [旅]
灘五郷(なだごごう)。
それは、
神戸市灘区から西宮市に至る(途中、なぜか芦屋市を除く)、日本一の酒造地帯のことです。
一般的には“灘”と呼ばれる場所ですよ。
“灘の生一本”という言葉がありますが、これはもともとはここ灘で造られた混じりけのない酒という意味だったそうです。
(現在では「単一の製造場のみで醸造した純米酒」でなければ‟生一本”を名乗ることはできません:清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(7))
その灘は5つの区域(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)に区分されております。
当方、訳あってこのブログの開設以前から草創期まではこの灘五郷へよく通っていたのですが、足が遠のいてから久しくなってしまいました。
そこで今回は、久々にその灘五郷へ、
正確には今津郷を除く四郷へ、青春18きっぷの4回目と5回目とを使用して出かけてまいりました。
★☆2022年1月8日(土)★☆
まずは、津田沼駅から。
どうせオイラは千葉県民ですから。
4:56発の総武快速線横須賀行460Fに乗車。
この460F、
いつもちゃんと撮れないんだよな。
東京駅で、5:40発の沼津行普通323Mに乗りかえ。
沼津駅で、8:09発の静岡行普通2745Mに乗りかえ。
静岡駅で、9:06発の豊橋行普通931Mに乗りかえ。
座席の確保を優先し、写真撮影はなおざり。
わずか3両編成なものですから。
豊橋駅で、11:02発の特別快速大垣行5119Fに乗りかえ。
その5119Fの車内にて、昼食。
大垣駅で、12:42発の米原行普通227Fに乗りかえ。
伊吹山を眺めながら 227Fに乗って行く酔っぱらい。
雪は、年末年始に降ったやつかな?
米原駅で、13:20発の新快速姫路行3471Mに乗りかえ。
本日のラストランです。
近鉄電車が見えると、そこは京都。
京都まで来ると、ずいぶんと乗ったなって実感しますよあたしゃ。
淀川を渡って、
三宮(神戸)を過ぎて、
明石海峡大橋を眺め、
明石城址が見えると、
西明石駅(兵庫県明石市)に到着。
津田沼駅から西明石駅まで、
およそ10時間半の行程でした。
でも仕事で拘束されているときと比べたら、あっちゅう間やね!
ホテルにチェックインしたのち、
うかがったのは、“ウチごはんホタル”さん。
およそ2年3ヵ月ぶりの訪問でした。
まずは生小。
ここまで我慢した自分を褒めてあげたい。
“おまかせ晩ごはん”なるセットをお願いいたしました。
この大根はトロトロなのに、
こっちはパリパリでまいう~♪でした!
野菜を焼豚で炒めてあるやつ。
これは味がしっかりしていておいしいね!
豆腐と菜っ葉だけなのに、なぜか魚介の味がするんだよね。
と思ったら、ホタテが出てきてこんにちは。
紅鮭のほぐし身を出すなんて、
「酒飲め!」って命令されているようなもんじゃあーりませんか!
命令に従って、菊正宗上撰本醸造一合を燗でいただきました。
まちがいなくバッチリだな。
おいしい料理に酒がすすんでしかたがない!
そこで冷酒(菊正宗純米樽酒)を追加。
これも食事とバッチリだね。
お酒を飲み終えた後で、ご飯と味噌汁を出していただきました。
味噌汁がおいしいこと!
ちゃんと出汁をとらないと、こういう味にはなりませんよ。
お茶までだしていただきました。
あー、おいしかった!
ウチごはんホタルさん、そのお料理の味に、心の底から癒されました。
この日西明石まで来たのは、このお店に訪問させていただくためだけだったのでした。
こうして、西明石の夜は更けて行ったのでした。
★☆2022年1月9日(日)★☆
翌朝は、西明石駅から。
9:01発の新快速野洲行3434Aに乗車。
3434Aに20分ほど乗って、三ノ宮駅にて下車。
ここからは、阪神電車で移動。
神戸三宮駅から乗ったのは、青胴車のジェットカー(普通電車)。
ジェットカーに4駅乗って、着いたのは大石駅。
大石駅の一帯は、灘五郷のうち西郷(にしごう)に属する場所。
都賀川沿いの道を海へ向かって歩いて行きました。
水が冷たい!
六甲山から流れてくる水だからでしょうか。
でもこの都賀川、
10年前に、六甲山で降った大雨の影響で洪水が発生したんだよね。
河口の近くまで歩いてきたところで、上にあがると、
そこにあるのは、
沢の鶴さんの‟沢の鶴資料館”。
10時開館でしたが、
チト早すぎたな。
そこで、道を挟んだ対面にあった住吉神社に参拝。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
そうこしているうちに、沢の鶴資料館は開館。
沢の鶴さんはもともとは米屋さんで、副業として酒造りをしていたらしいね。
それ故か、菰樽は米印(※)でしたよ。
資料館を拝見。
しばらくの間は、写真のみで(もちろん撮影可です)
資料館を見学したのち、ミュージアムショップへ!
試飲をさせていただきました
純米原酒。
キリッと引き締って、酸味を少し感じました。
梅酒。
深いね。
酒の風味をほんのりと感じました。
そのお店で、これだけGET!
沢の鶴さんを後にして、大石駅へと戻って行ったのでした。
なお、西郷には金盃酒造さんもごさいます。
でもここは公開スペースはないみたい。
大石駅へ戻り、駅の下にあったスーパーを物色。
こちらひさびさの剣菱(これも灘の酒)を見つけてGET!
大石駅からは、再び阪神電車の普通電車に乗車。
やって来たのは、新型のジェットカー。
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
特急退避で停車中の御影駅で、かつての貨物専用ホーム跡を愛でる酔っぱらい。
大石駅から5駅乗って、住吉駅で下車。
ここ住吉駅の周辺は、灘五郷のうち御影郷に属する場所なのです。
その住吉駅から目指した場所は、
白鶴酒造資料館。
見学は省略。
売店で、大吟醸のアルミボトルをGET!
さらに御影郷を歩いて行くと、
魚崎郷へと入って、
菊正宗酒造記念館。
まずは試飲。
生原酒(非売品)。
あたしゃね、
ここでいただく生原酒こそが、世にあまた存在する清酒の中で一番うまいと思いますよ。(キッパリ!)
清酒だけで2078種類飲んだ経験に基づく評価ですけれど何か。
梅酒。
沢の鶴でもいただきましたが、流行りなのかねぇ?
有料試飲(500円で2杯:盃代を含む)もあるでよ。
雅。
秋の園遊会で供されるお酒ですね。
キリッと辛口!
米のうまみに幅がありました。
純米大吟醸。
上品!
雑味ゼロ、米のうまみだけ!
菊正宗酒造記念館では、これらをGET!
「オマエ樽酒55個もらったじゃないか!」とお思いでしょうけれど、
半年経過したものと新鮮なものとを飲み比べるためにあえて新鮮なものをここで入手させていただいた次第でした。
もちろん、当選のお礼も申し上げておきましたよ。
菊正宗酒造記念館を離れた酔っぱらい。
剣菱の蔵の南側を通って、
次に目指したのは、
小山本家酒造 灘浜福鶴蔵。
宮脇米治さんはお休みでしたが、試飲はさせていただけました。
ただし少量酒の設定がなかったので、お酒は入手せず。
試飲のお礼を兼ねて、お猪口をGETしました。
さらに魚崎郷を徘徊する酔っぱらい。
櫻正宗記念館「櫻宴」。
既出ですけれど、久々に吟醸と大吟醸カップとをGET!
クールチェリーも既出ですが、デザインが変わっていたのでGET!
二階にあるレストランで昼食を・・・、
と思ったのですが、予約で満席とのことで退散。
櫻正宗記念館を後にしたのでした。
阪神電車の魚崎駅へとたどり着いた酔っぱらい。
魚崎駅からは、大阪梅田行の特急に乗車。
特急に2駅乗って、西宮駅で下車。
正午を過ぎて、腹が減ってまいりました。
西宮駅市役所口(東口)を出てすぐの所に、オサレな食堂を発見!
カフェごはんはなむぐりさん。
まずはビール。
単品で590円ですが、ランチとセットだと300円だそうです。
ゆず胡椒からあげのランチプレートをいただきました。
カリっと揚がった唐揚げに、ゆず胡椒のたれが爽やかな辛みを添えておりましたよ。
そのたれに、湯通しされた白菜がこれまた合うこと!
サラダもおいしい!
添えられていたビスケット。
甘さ控えめで、酒飲みにはありがたいところ。
カフェごはんはなむぐりさん、ごちそうさまでした。
おいしいランチプレートをありがとう!
お腹も心も満たされたよっぱらい。
西宮駅から南下して西宮郷を散策。
やって来たのは、白鷹禄水苑。
試飲コーナーは超満員!
きっと十日えびすの参拝客だな。
試飲をせずに、超特撰をGET!
白鹿クラシックス。
ここも売場は超満員!
琴線に触れるものはなく、退散。
さらに西宮郷を徘徊し、
日本盛酒蔵通り煉瓦館。
アルミボトル3種をGET!
西宮駅へ戻る途中で見つけた祠。
っていうかこれ、
まんじ(卍)じゃなくてハーケンクロイツだろ!
最後に、宮水発祥の地を眺めて、
西宮駅へ戻ってまいりました。
西宮駅からは、奈良行快速急行に乗車。
奈良行快速急行の車中にて、こちらひさびさの北海道生搾りをいただきました。
奈良行快速急行に乗って、やって来たのは大阪難波駅。
ホテルにチェックインしたのち、
ミナミの街へと繰り出したのでした。
なんばウォークへもぐって、
目ざしたのはもちろん、
初かすみ酒房さんですよ。
一週間ぶりのご無沙汰でございました。
まずは生小。
着席と同時に飲み物を訊かれるので、生小と答えることに決めております。
おでんの大根と卵とで、空腹を満たします。
生小をさっさと空けて、燗酒(普通酒)に移行。
今日はなぜかちょいピりちょい渋?
アジフライ。
外カリカリ。
中肉厚でまいう~♪
生酛のどぶを燗で。
辛口だが、いつもの深みが今日はないね。
しかもこれもかすかに渋ありかな?
ししゃも(たぶんカラフトのほう)を焼いてもらって、
(一口かじってしまいましたことをお詫び申し上げます。)
普段飲まない純米を燗で試してみました。
枯れた香りが少し立つみたい。
含むと枯れた風味がふんわりとおだやかに広がりました。
純米には塩さば。
さばの脂に、純米の枯れた感じが合いました。
最後は大和のどぶ(冷酒)をいただいて。
おでんの梅焼と厚揚げとで〆たのでした。
ごちそうさまでした。
こうして、ミナミの夜は更けて行ったのでした。
★☆2022年1月10日(月祝)★☆
最終日は、帰るのみ。
早朝の大阪難波駅から、
6:00発の特急ひのとりに乗車。
いくらアル中ハイマー型ダメ人間でも、朝の6時には飲みたくはなりません。
コーヒーサーバーで挽きたてコーヒーを買っていただきました。
コーヒーを飲んでご満悦のワタクシ。
(コーヒーでも酔うのかよ。)
ひのとりに2時間ちょっと乗って、終点の近鉄名古屋駅で下車。
ここからは、青春18きっぷでJR線に乗車。
連絡改札を通ったら、押されたのは近鉄名古屋駅のスタンプでした。
JR名古屋駅からは、8:14発の特別快速浜松行5100Fに乗車。
浜松駅で、9:50発の静岡行普通762Mに乗りかえ。
762Mの終点、静岡駅。
改札を出て、うどん屋へ直行!
まずはビール。
釜玉うどんをいただきました。
あーあ、
ビールを飲み、うどんで腹いっぱいになったとたん、
混んでいる普通電車で静岡県を抜けるのがイヤになっちまったぜ。
こだま712号に乗車。
新幹線、
速いで!
わずか35分で、熱海駅に到着。
熱海駅からは、普通列車のグリーン車に乗って、
ビールを飲みながら帰りました。
明るいうちに帰宅できたので、
黒猫のダンナには、3日分を一度に遊んでいただけましたとさ。
めでたし、めでたし!
(友情出演)
以上、
カップ酒6個(再度購入2個)
一合瓶1本(再度購入)
アルミボトル4本
300ml瓶6本
の旅でした。
それは、
神戸市灘区から西宮市に至る(途中、なぜか芦屋市を除く)、日本一の酒造地帯のことです。
一般的には“灘”と呼ばれる場所ですよ。
“灘の生一本”という言葉がありますが、これはもともとはここ灘で造られた混じりけのない酒という意味だったそうです。
(現在では「単一の製造場のみで醸造した純米酒」でなければ‟生一本”を名乗ることはできません:清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)5(7))
その灘は5つの区域(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)に区分されております。
当方、訳あってこのブログの開設以前から草創期まではこの灘五郷へよく通っていたのですが、足が遠のいてから久しくなってしまいました。
そこで今回は、久々にその灘五郷へ、
正確には今津郷を除く四郷へ、青春18きっぷの4回目と5回目とを使用して出かけてまいりました。
★☆2022年1月8日(土)★☆
まずは、津田沼駅から。
どうせオイラは千葉県民ですから。
4:56発の総武快速線横須賀行460Fに乗車。
この460F、
いつもちゃんと撮れないんだよな。
東京駅で、5:40発の沼津行普通323Mに乗りかえ。
沼津駅で、8:09発の静岡行普通2745Mに乗りかえ。
静岡駅で、9:06発の豊橋行普通931Mに乗りかえ。
座席の確保を優先し、写真撮影はなおざり。
わずか3両編成なものですから。
豊橋駅で、11:02発の特別快速大垣行5119Fに乗りかえ。
その5119Fの車内にて、昼食。
大垣駅で、12:42発の米原行普通227Fに乗りかえ。
伊吹山を眺めながら 227Fに乗って行く酔っぱらい。
雪は、年末年始に降ったやつかな?
米原駅で、13:20発の新快速姫路行3471Mに乗りかえ。
本日のラストランです。
近鉄電車が見えると、そこは京都。
京都まで来ると、ずいぶんと乗ったなって実感しますよあたしゃ。
淀川を渡って、
三宮(神戸)を過ぎて、
明石海峡大橋を眺め、
明石城址が見えると、
西明石駅(兵庫県明石市)に到着。
津田沼駅から西明石駅まで、
およそ10時間半の行程でした。
でも仕事で拘束されているときと比べたら、あっちゅう間やね!
ホテルにチェックインしたのち、
うかがったのは、“ウチごはんホタル”さん。
およそ2年3ヵ月ぶりの訪問でした。
まずは生小。
ここまで我慢した自分を褒めてあげたい。
“おまかせ晩ごはん”なるセットをお願いいたしました。
この大根はトロトロなのに、
こっちはパリパリでまいう~♪でした!
野菜を焼豚で炒めてあるやつ。
これは味がしっかりしていておいしいね!
豆腐と菜っ葉だけなのに、なぜか魚介の味がするんだよね。
と思ったら、ホタテが出てきてこんにちは。
紅鮭のほぐし身を出すなんて、
「酒飲め!」って命令されているようなもんじゃあーりませんか!
命令に従って、菊正宗上撰本醸造一合を燗でいただきました。
まちがいなくバッチリだな。
おいしい料理に酒がすすんでしかたがない!
そこで冷酒(菊正宗純米樽酒)を追加。
これも食事とバッチリだね。
お酒を飲み終えた後で、ご飯と味噌汁を出していただきました。
味噌汁がおいしいこと!
ちゃんと出汁をとらないと、こういう味にはなりませんよ。
お茶までだしていただきました。
あー、おいしかった!
ウチごはんホタルさん、そのお料理の味に、心の底から癒されました。
この日西明石まで来たのは、このお店に訪問させていただくためだけだったのでした。
こうして、西明石の夜は更けて行ったのでした。
★☆2022年1月9日(日)★☆
翌朝は、西明石駅から。
9:01発の新快速野洲行3434Aに乗車。
3434Aに20分ほど乗って、三ノ宮駅にて下車。
ここからは、阪神電車で移動。
神戸三宮駅から乗ったのは、青胴車のジェットカー(普通電車)。
ジェットカーに4駅乗って、着いたのは大石駅。
大石駅の一帯は、灘五郷のうち西郷(にしごう)に属する場所。
都賀川沿いの道を海へ向かって歩いて行きました。
水が冷たい!
六甲山から流れてくる水だからでしょうか。
でもこの都賀川、
10年前に、六甲山で降った大雨の影響で洪水が発生したんだよね。
河口の近くまで歩いてきたところで、上にあがると、
そこにあるのは、
沢の鶴さんの‟沢の鶴資料館”。
10時開館でしたが、
チト早すぎたな。
そこで、道を挟んだ対面にあった住吉神社に参拝。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
そうこしているうちに、沢の鶴資料館は開館。
沢の鶴さんはもともとは米屋さんで、副業として酒造りをしていたらしいね。
それ故か、菰樽は米印(※)でしたよ。
資料館を拝見。
しばらくの間は、写真のみで(もちろん撮影可です)
資料館を見学したのち、ミュージアムショップへ!
試飲をさせていただきました
純米原酒。
キリッと引き締って、酸味を少し感じました。
梅酒。
深いね。
酒の風味をほんのりと感じました。
そのお店で、これだけGET!
沢の鶴さんを後にして、大石駅へと戻って行ったのでした。
なお、西郷には金盃酒造さんもごさいます。
でもここは公開スペースはないみたい。
大石駅へ戻り、駅の下にあったスーパーを物色。
こちらひさびさの剣菱(これも灘の酒)を見つけてGET!
大石駅からは、再び阪神電車の普通電車に乗車。
やって来たのは、新型のジェットカー。
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
特急退避で停車中の御影駅で、かつての貨物専用ホーム跡を愛でる酔っぱらい。
大石駅から5駅乗って、住吉駅で下車。
ここ住吉駅の周辺は、灘五郷のうち御影郷に属する場所なのです。
その住吉駅から目指した場所は、
白鶴酒造資料館。
見学は省略。
売店で、大吟醸のアルミボトルをGET!
さらに御影郷を歩いて行くと、
魚崎郷へと入って、
菊正宗酒造記念館。
まずは試飲。
生原酒(非売品)。
あたしゃね、
ここでいただく生原酒こそが、世にあまた存在する清酒の中で一番うまいと思いますよ。(キッパリ!)
清酒だけで2078種類飲んだ経験に基づく評価ですけれど何か。
梅酒。
沢の鶴でもいただきましたが、流行りなのかねぇ?
有料試飲(500円で2杯:盃代を含む)もあるでよ。
雅。
秋の園遊会で供されるお酒ですね。
キリッと辛口!
米のうまみに幅がありました。
純米大吟醸。
上品!
雑味ゼロ、米のうまみだけ!
菊正宗酒造記念館では、これらをGET!
「オマエ樽酒55個もらったじゃないか!」とお思いでしょうけれど、
半年経過したものと新鮮なものとを飲み比べるためにあえて新鮮なものをここで入手させていただいた次第でした。
もちろん、当選のお礼も申し上げておきましたよ。
菊正宗酒造記念館を離れた酔っぱらい。
剣菱の蔵の南側を通って、
次に目指したのは、
小山本家酒造 灘浜福鶴蔵。
宮脇米治さんはお休みでしたが、試飲はさせていただけました。
ただし少量酒の設定がなかったので、お酒は入手せず。
試飲のお礼を兼ねて、お猪口をGETしました。
さらに魚崎郷を徘徊する酔っぱらい。
櫻正宗記念館「櫻宴」。
既出ですけれど、久々に吟醸と大吟醸カップとをGET!
クールチェリーも既出ですが、デザインが変わっていたのでGET!
二階にあるレストランで昼食を・・・、
と思ったのですが、予約で満席とのことで退散。
櫻正宗記念館を後にしたのでした。
阪神電車の魚崎駅へとたどり着いた酔っぱらい。
魚崎駅からは、大阪梅田行の特急に乗車。
特急に2駅乗って、西宮駅で下車。
正午を過ぎて、腹が減ってまいりました。
西宮駅市役所口(東口)を出てすぐの所に、オサレな食堂を発見!
カフェごはんはなむぐりさん。
まずはビール。
単品で590円ですが、ランチとセットだと300円だそうです。
ゆず胡椒からあげのランチプレートをいただきました。
カリっと揚がった唐揚げに、ゆず胡椒のたれが爽やかな辛みを添えておりましたよ。
そのたれに、湯通しされた白菜がこれまた合うこと!
サラダもおいしい!
添えられていたビスケット。
甘さ控えめで、酒飲みにはありがたいところ。
カフェごはんはなむぐりさん、ごちそうさまでした。
おいしいランチプレートをありがとう!
お腹も心も満たされたよっぱらい。
西宮駅から南下して西宮郷を散策。
やって来たのは、白鷹禄水苑。
試飲コーナーは超満員!
きっと十日えびすの参拝客だな。
試飲をせずに、超特撰をGET!
白鹿クラシックス。
ここも売場は超満員!
琴線に触れるものはなく、退散。
さらに西宮郷を徘徊し、
日本盛酒蔵通り煉瓦館。
アルミボトル3種をGET!
西宮駅へ戻る途中で見つけた祠。
っていうかこれ、
まんじ(卍)じゃなくてハーケンクロイツだろ!
最後に、宮水発祥の地を眺めて、
西宮駅へ戻ってまいりました。
西宮駅からは、奈良行快速急行に乗車。
奈良行快速急行の車中にて、こちらひさびさの北海道生搾りをいただきました。
奈良行快速急行に乗って、やって来たのは大阪難波駅。
ホテルにチェックインしたのち、
ミナミの街へと繰り出したのでした。
なんばウォークへもぐって、
目ざしたのはもちろん、
初かすみ酒房さんですよ。
一週間ぶりのご無沙汰でございました。
まずは生小。
着席と同時に飲み物を訊かれるので、生小と答えることに決めております。
おでんの大根と卵とで、空腹を満たします。
生小をさっさと空けて、燗酒(普通酒)に移行。
今日はなぜかちょいピりちょい渋?
アジフライ。
外カリカリ。
中肉厚でまいう~♪
生酛のどぶを燗で。
辛口だが、いつもの深みが今日はないね。
しかもこれもかすかに渋ありかな?
ししゃも(たぶんカラフトのほう)を焼いてもらって、
(一口かじってしまいましたことをお詫び申し上げます。)
普段飲まない純米を燗で試してみました。
枯れた香りが少し立つみたい。
含むと枯れた風味がふんわりとおだやかに広がりました。
純米には塩さば。
さばの脂に、純米の枯れた感じが合いました。
最後は大和のどぶ(冷酒)をいただいて。
おでんの梅焼と厚揚げとで〆たのでした。
ごちそうさまでした。
こうして、ミナミの夜は更けて行ったのでした。
★☆2022年1月10日(月祝)★☆
最終日は、帰るのみ。
早朝の大阪難波駅から、
6:00発の特急ひのとりに乗車。
いくらアル中ハイマー型ダメ人間でも、朝の6時には飲みたくはなりません。
コーヒーサーバーで挽きたてコーヒーを買っていただきました。
コーヒーを飲んでご満悦のワタクシ。
(コーヒーでも酔うのかよ。)
ひのとりに2時間ちょっと乗って、終点の近鉄名古屋駅で下車。
ここからは、青春18きっぷでJR線に乗車。
連絡改札を通ったら、押されたのは近鉄名古屋駅のスタンプでした。
JR名古屋駅からは、8:14発の特別快速浜松行5100Fに乗車。
浜松駅で、9:50発の静岡行普通762Mに乗りかえ。
762Mの終点、静岡駅。
改札を出て、うどん屋へ直行!
まずはビール。
釜玉うどんをいただきました。
あーあ、
ビールを飲み、うどんで腹いっぱいになったとたん、
混んでいる普通電車で静岡県を抜けるのがイヤになっちまったぜ。
こだま712号に乗車。
新幹線、
速いで!
わずか35分で、熱海駅に到着。
熱海駅からは、普通列車のグリーン車に乗って、
ビールを飲みながら帰りました。
明るいうちに帰宅できたので、
黒猫のダンナには、3日分を一度に遊んでいただけましたとさ。
めでたし、めでたし!
(友情出演)
以上、
カップ酒6個(再度購入2個)
一合瓶1本(再度購入)
アルミボトル4本
300ml瓶6本
の旅でした。
灘の酒造でいただく生原酒が、いちばん美味♪
よき新春・酒旅始めでしたね(^^)v
by のらん (2022-01-15 11:06)
大行脚でしたね。小生も呑み鉄を楽しみたいです。
by newton (2022-01-15 16:08)
なかなかいい感じに乗り継げて大移動できるものなんですね(^^)
by せとっこ (2022-01-16 00:05)
こんばんは
灘に行かれてたんですね。私も帰省時の年末に徘徊しまた。^^
大黒正宗が記念酒を3デシ壜で酒を発売してましたよ。
櫻正宗のクールチェリーはブリント壜からラベルに変更されたんですね。
美味しい物もたくさん食べられてましたね。^^
by 丹醸 (2022-01-16 00:50)
新年初の酒集めは一押しの菊正宗を絡めた旅やったんですね。
それにしても本線のクロスシートならともかく、ロングシートのなんば線の車内で、昼間から呑めるのが凄いと思うのは私だけ(・□・;)?
by タンタン (2022-01-16 09:33)
今回の酒蔵巡りも良い旅ですね。お疲れさまでした。
最後はダンナに出迎えてもらって最高だ!
by kou (2022-01-16 16:19)
のらんさん、
まちがいなくそう思います!
by skekhtehuacso (2022-01-16 19:15)
newtonさん、でも以前よりもつらさが増してまいりました。
歳はとりたくないですね。
by skekhtehuacso (2022-01-16 19:16)
せとっこさん、こう進めるのは3月までかも。
3月からは、米原発の新快速が毎時1本に減らされてしまうもので。
by skekhtehuacso (2022-01-16 19:17)
恐れ多くも畏くも、
酒ブログの大先輩であらせられます丹醸様におかれましては、
コメントを賜りましたること、恐悦至極に存じ奉ります。
最敬礼<(_ _)>
大黒正宗、そうなんですか!
魚崎郷の帰りに濱田屋に寄らなかったことが悔やまれます。
春か夏には、中小蔵のみを訪問してみようと思います。
クールチェリー、
あの緑色の瓶もなかなかいいデザインでしたよね。
ちょっと残念でございます。
by skekhtehuacso (2022-01-16 19:23)
タンタンさん、飲みますとも飲みますとも!
だって駅ホーム上の売店で売っていたんだもん。
by skekhtehuacso (2022-01-16 19:24)
kouさん、灘は大好きな場所です。
帰りははやく黒猫のダンナに会いたくて、ついつい新幹線に乗ってしまいます。
by skekhtehuacso (2022-01-16 19:27)
静岡麦酒・・・イイですね(^o^)
by kontenten (2022-01-16 20:24)
kontentenさん、熱海駅でビールを買うときは、ついついこれを選んでしまいます。
by skekhtehuacso (2022-01-17 20:44)