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dancyu2023年3月号を読んだ感想 [雑感]

dancyu3月号は、
日本酒特集。
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昨日一日かけて、読んでみました。
以下はその読書感想文です。

あくまでも一個人の私的な感想です。
それに感想“文”ですから、長ったらしくて読みにくいかもしれません。
どうかご容赦下さいな。


とある蔵が全量山廃から全量生酛に転換した話は興味深いものでした。
そこでは、山廃酛で造ったお酒が野生酵母や乳酸菌の影響ですっぱくなって失敗しそうになったという話とともに、とある有名な杜氏さんの「山廃は名人芸、失敗しないためにも生酛で醸したほうがいい」という言葉が紹介されておりました。

たしかにかつて、生酛は“濃糖状態”になるので雑菌の繁殖を防ぐ効果があるが、山廃にはそれが期待できないという記述に出会ったことがありました。
山廃は生酛の簡略形態だと簡単に語られることが多いようにも思いますが、酛の管理は生酛よりも山廃酛のほうが難しいということを、この記述から再認識させていただくことができました。


また、
純米酒の特集もありました。
その中で、“豊盃”の三浦酒造さんが全量純米蔵となったことが紹介されておりました。
私はかつて弘前で宿泊した際、普通酒だった豊盃“ん”を居酒屋にていただいたことがありました。
この豊盃“ん”も、純米になっちゃったんだってさ。
しかもその純米化された“ん”は、度数を13度に下げて、かつアル添のような軽さを出すことに成功したのだとか。

清酒は、もともとは米だけで造られていて、アル添の技法は第二次大戦中に始まったものと言われております。
それ故、アル添をやめて純米にすることは、清酒本来の造りに戻すことになるわけですから、これだけを聞いたらよいことに思えるかもしれません。
しかしアル添には、本醸造の規格が登場した際に想定された「消費者の嗜好に合わせる」という役割があったはずです。
豊盃“ん”はこれを克服して軽さを出すことに成功したようですが、果たして本当に克服するに値する軽さをだすことができたのか、ぜひとも試してみたいと思いました。
これはもう、再び青森県へ行って飲んでみるしかないでしょうね。


まあでも、
こうして私が断酒を継続している間にも、世の中に流通している清酒はどんどん変化しているわけですよ。
その変化を舌で楽しみたいがために、今年こそは断酒を終了させて、かつ節度を保ちつつ、再び飲めるようになりたいものだと思いましたよ。







黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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(友情出演)






そんな今日のエサはこちら。


宇都宮の味噌“宮こうじ”。
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焼かなすの酢味噌和えにしてみました。
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キャベツと魚ソー。
共に貧乏人の味方です。
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油で炒めて、
卵でとじてみました。
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もちろん今日も、
渋茶と一緒にいただきましたとさ。
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あ~酒臭かった!(44)  酒くさコメント(2) 
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あ~酒臭かった! 44

酒くさコメント 2

ぼんさん

「豊盃」青森で飲んで見たいですね。以前、青森に旅行に訪れた際に「田酒」を飲んだ事を思い出しました(^_^)
by ぼんさん (2023-02-13 06:39) 

skekhtehuacso

ぼんさん様、地酒は地元の食べ物と合わせつついただくのがベストですね。
田酒もいいなぁ。
by skekhtehuacso (2023-02-18 18:47) 

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