遠野 どぶろく あまくち 180ml [変わった酒]
製造者 農事組合法人 宮守川上流生産組合
岩手県遠野市宮守町上宮守4-80-1
製造所 濁酒製造場
岩手県遠野市宮守町下宮守38-3-14
名称 濁酒
原材料名 米(岩手県遠野市産)、米麹
内容量 180ml
アルコール分 12度
(以上、ラベルより転記)
先月、遠野に行った際に、道の駅遠野風の丘にて入手した“遠野 どぶろく”の3種。
今週はこれをいただきます。
なお、どぶろくについては、かつて國盛 どぶろく 純米造り 微発泡 300mlをいただいた際にさんざん講釈をたれております。
どぶろくの何たるかについてお知りになりたい御仁は、どうか上記リンク先の記事をお読みいただきたく存じ奉ります。
今日は、“遠野どぶろく あまくち”をいただきます。
どぶろくですからね、濁酒(もろみを漉し取らない濁った酒)ですよ。
この点が、にごり酒とのちがいですね。
お米は遠野産なんだってさ。
米麹に産地表示がないのは・・・。
加熱殺菌してある旨表示されておりました。
要するに酵母の活性を止めてあるので、爆発する心配はなし。
度数は12度だってさ。
滓の量は、8割5分?
それではいただきましょう。
冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほぼ白色。
盃の側面に、滓が付着しました。
香りはなし。
含むとかなりドロリとした感じです。
滓のつぶつぶ感はあるものの、ザラつきはそれほどでもないみたいです。
米のうまみのカタマリですね。
酒臭さはかすかに感じる程度。
苦みや雑味は感じません。
ただ、12度の割には、アルコールの香りがけっこうはっきりしています。
酸味ははっきり。
けっこうすっぱくて、かつ鋭さを感じます。
スース―ですが、ピリはなし。
“あまくち”とありましたが、
甘みはそれほどでもないですよ。
前に出て来ない甘みをほんのりと感じる程度です。
べとついた感じもいたしません。
濃醇どろどろでスース―すっぱ旨口のおいしいどぶろくでした。
“あまくち”とありましたが、それほどしつこくはなく、甘み自体がわかりにくいくらいでした。
米の風味が豊かで、かつヨーグルトのようなすっぱさを感じました。
12度にしてはアルコールの風味が目立っており、酒を飲んでいるという実感がありました。
おいしいね。
甘ったるくないところに好感が持てました。
それにアルコールの香りがはっきりしていて、オイラの好みでした。
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