【お酒】254.羽陽男山 上撰オトコヤマカップ [06.山形県の酒]
男山酒造株式会社
山形県山形市八日町二丁目4の13
原材料/米・米こうじ・醸造アルコール
国産米100%使用
アルコール分15度以上16度未満
180ml詰
(以上、フタとラベルとより転記)
男山酒造さんのお酒は、昨日、羽陽男山 精撰紅花カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は上撰ですので、旧制度下における一級酒に相当するお酒だと思います。
上撰(一級酒?)といっても、精撰(二級酒?)との差はわずか3円でした。
上撰と精撰との違いはどこにあるのでしょうか。
それを実際に味わって確かめてみたいと思います。
今日もぬる燗でいただきます。
一口いただくと、アルコールの香りとともに、酸味とうまみとを感じます。
酸味はスッキリしていて、さわやかな酸味です。
ほんの少しピリッとするようですが、気にはなりません。
うまみは淡めです。
スッキリしたうまみですが、深みを感じます。
酒臭さはひかえめです。
甘みは弱めです。
スッキリした酸味と、淡いうまみとが特徴の、やや淡麗で辛口のお酒でした。
上撰は、精撰と比べて辛口で、かつスッキリして澄んだ味わいのお酒でした。
上撰は値段ではたった3円高いだけでしたが、酒質は精撰よりもきれいだと思いますので、上撰を名乗るにふさわしいと思います。
しかし、私としては、どちらかというと、飲み応えのある精撰のほうが好きでした。
(オマエには、安い酒で十分だってことだよ!)
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