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【お酒】1071.結ゆい 純米吟醸酒 まゆげった カップ [08.茨城県の酒]

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結城酒造株式会社
茨城県結城市大字結城1589

原材料名/米(国産)・米糀(国産米)
アルコール分/15度以上16度未満
精米歩合50%
(全量備前雄町)
180ml詰
(以上、カップの印刷事項とフタに貼られたシールとより転記)




結城酒造さんは、「創業は1596(慶長元)年ころ。初代は、この地を支配した結城氏が豊臣秀吉の養子・秀康(徳川家康の二男)を継嗣として迎えた時、秀康に随行して京都・伏見から移り住んだとされる。」(※1)という、古くて由緒正しき蔵元さんなのだとか。

そんな蔵元さんでも、“まゆげった”なる珍妙なゆるキャラ結城市のマスコットキャラクターをデザインした軽薄なカップ酒を世にお出しになるのですね。
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カップがどうであれ、重要なのは中身です。
備前雄町を使用した純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、少し茶色がかっている程度でした。
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吟醸香ありますね。
フルーティーな香りがしますが、強くはありません。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
お米のうまみとともに、軽い苦みをちょっとだけと感じます。
キレはよいみたいです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが豊かで、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


酸味が効いた、辛口のお酒でした。
吟醸造りにしては酸味が効いていて、しかも辛口なので、キリッと引き締まっています。
吟醸香はありますが、強くはないので、食事と合わせやすいと思います。
もしかしたら、この引き締まった味わいこそが、備前雄町のなせる業なのでしょうか?
これはあくまでも私の感想ですが、やっぱりコクがほしいところですわ。

(※1)『茨城の酒と蔵』p.159(2002.10 茨城新聞社)
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