【お酒】2006.福祝 夏の吟醸 カップ [12.千葉県の酒]
製造者 藤平酒造合資会社
千葉県君津市久留里市場35
原材料 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 55%
アルコール度数 16度以上17度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
「主要銘柄の「福祝」(ふくいわい)は、古来から、先代社長がおめでたい行事には清酒が愛飲されてきたことから、七福神の「福」をとり、めでたさが重なるという意味で命名された。」(※1)という福祝。
蔵元の藤平(とうへい)酒造さんは、「先代社長のご遺志を受けて、藤平恵子社長が3人の男の子と共に美酒を醸造されている。その味は、南部杜氏の伝承する熟成感と、まろ味の芳しさが特徴。」(※2)なのだとか。
一方で、味ノマチダヤにて入手したこのカップ酒は、“夏の純吟”なんだってさ。
それではいただきます。
純米吟醸酒ですし、夏酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は・・・、
わかるわけないか。
かすかに黄色がかっているようでした。
上立ち香はないですね。
含んでもわかりません。
でも、フレッシュな風味を少し感じます。
うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みを少し感じます。
カラメルのような風味もちょっとだけ感じます。
苦みがあって、強くはないものの鋭さを少し感じます。
キレはまあまあかな。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが少し強めで、鋭さも少し感じます。
でも、酸味自体の深みもあって、これも少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきりでしょう。
べとつかず、前に出てこないものの、幅があることがわかります。
ちょい爽快でやや濃醇の、ちょい苦ちょいすっぱちょい深旨やや甘口のおいしいお酒でした。
味わいがけっこう複雑で、いろいろな味の要素が絡んでいることがわかりました。
でもそれぞれはけっして突出することはなく、バランスよくまとまっているように感じました。
特に、酸味の深みが味わいに厚みを添え、かつちょい苦がいい感じに引き締めているようでした。
しかもそれでいてちょい爽快と、とても面白い味わいでした。
これは食事と合う、おいしい夏の純吟でした。
(※1)鈴木久仁直『ちばの酒 ものがたり』p.178(1997.6 青娥書房)
(※2)安藤三佐夫編著『千葉の地酒とうまい肴』p.37(2013.4 彩流社)
★☆ 予告 ★☆
先週末は、出かけておりました。
とある地域の中央玄関とも言うべき場所へ、飛行機で降り立ったり、
山の中を川に沿って走る単線非電化の鉄道に乗ったり、
古い建物が残っている場所なのに、スピードを出して通過していく無粋な車に命の危険を感じたり、
足フェチ専門店???
雨の中を、風のせいで傘を振り回されながら歩いて行ったり、
湖の中に立つ鳥居では、神の使いと邂逅したり、
山から吹いてくる涼しい風を浴びながら、酔いを覚ましたりしておりました。
もちろん、おいしいものもたくさんいただきましたよ。
その顛末は、まとめることができ次第報告させていただきます。
お帰りなさい >^_^<
by ロコときどきキナコ (2021-07-20 23:45)
待ってました!
by kou (2021-07-21 17:19)
お帰りなさい。
うう~ん、どこだ?
松江???
でも、お好み焼きじゃないだろうしな・・・
by 八犬伝 (2021-07-21 19:35)
ロコときどきキナコさん、恥ずかしながら帰ってまいりました。
by skekhtehuacso (2021-07-21 20:56)
kouさん、お待たせいたしました、いや、お待たせしすぎたかもしれません。
by skekhtehuacso (2021-07-21 20:57)
八犬伝さん、松江はかつて徘徊しているのよね。
お好み焼きはご当地と関係ないかも。
むしろ最後の天ぷらですわ。
by skekhtehuacso (2021-07-21 20:58)
足フェチ専門店がめっちゃ気になるなぁ
レポートあるかなぁ^^;
by さる1号 (2021-07-22 07:34)
お帰りなさいませ(^o^)
湖の鳥居に見覚えがあり、椎茸&とり天でここかなぁと♪
楽しまれたでしょうか。レポ楽しみにしています~!
by pooh (2021-07-22 07:44)
さる1号さん、
あるのかな?
ないのかな?
by skekhtehuacso (2021-07-22 19:31)
poohさんのテリトリーに承諾もなく入り込みまして申し訳ございませんでした。
今週末の報告によって、お詫びに代えたいと思います。
by skekhtehuacso (2021-07-22 19:32)