《焼酎》198.黒閻魔 25度 300ml [9944.大分県の焼酎]
製造者:老松酒造株式会社
大分県日田市大鶴町二九一二
品目:本格焼酎
アルコール分:25度
原材料:麦麹
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)
老松酒造さんの製品は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》40.田吾作 20度 200ml
【お酒】2008.老松 上撰 カップ
《焼酎》197.常圧閻魔(緑閻魔) 25度 300ml
今日いただくこの黒閻魔は、全麹(ぜんきく/ぜんぎく)仕込なんだってさ。
使用するすべての原材料に麹カビをつける全麹仕込は、沖縄県で泡盛の仕込に用いられている手法です(ただし泡盛の場合は米麹)。
泡盛では一度に全量を仕込むそうですが、大分麦焼酎の黒閻魔は焼酎仕込みの基本のとおり、二段掛けにするみたいです。
全麹仕込ですからね、
表示されている原材料は“麦麹”のみ。
上記リンク先でも紹介しておりますが、大分麦焼酎における全麹仕込は、いいちこが砂糖添加の代替策として、製品に混ぜて味に深みを出すために開発したそうです。
ということは、この黒閻魔でも、深みのある味を楽しむことができるのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいたみたいと思います。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
スー穏やかで、ピリピリ感なし。
甘みしっかりですね。
麦の風味は弱めですが、深みがしっかりしています。
苦みや雑味はゼロですね。
次に、お湯割りで。
深みは薄まるどころか生よりもわかるよ。
甘みもしっかり。
ただ、冷めるとぼやけていくみたい。
酸味はほとんど感じません。
もちろん苦みや雑味はゼロのまま。
最後は、ロックで。
甘みすごいね!
深みもよくわかります。
苦みが少し出るみたいですが、引き締まります。
クリアできれいな中に、甘みと深みとをしっかりと感じることができる、おいしい大分麦焼酎でした。
たぶん減圧蒸留で、かつ麦の風味は弱めでした。
それでも甘みと深みとがしっかりしておりました。
減圧蒸留の良さを消すことなく、飲み応えを感じることができました。
私としては、お湯割りで熱いうちのふっくらした風味、そしてロックでの深みがあるのにキリリとした口当たりが好みでした。
おいしいね!
その甘みと深みとを感じる黒閻魔と合わせた今日のエサはこちら。
冷蔵庫の残り物の油揚げと、安売りのナス。
ナスはどうやら大きすぎで、皮が固めでした。
その油揚げとナスとを、煮びたしにしてみました。
ナス、とろっとろ!
弱火で15分かけて煮たことで、とてもやわらかくなりましたよ。
しょっつる!
かなりしょっぱいので、大さじ1杯だけ。
そして等量のみりんも使用しました。
うどん!
しょっつる焼うどん。
まちがいない!
おいしいわ!
ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
(友情出演)
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この記事を書きながら、ソーダ割りを試してみました。
ちょっと甘みが強すぎるかな。
大人のサイダーみたい。
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