【お酒】1796.旭鶴 佳撰 カップ [12.千葉県の酒]
製造者 株式会社旭鶴
千葉県佐倉市馬渡918
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
一昨日いただいた1794.旭鶴 上撰 300ml、そして昨日いただいた1795.旭鶴 特別本醸造 冷酒 300mlに引きつづき、今日も旭鶴さんのお酒をいただきます。
今日いただくのは、佳撰の小印(かつての級別制度下における二級酒相当か?)が付された、糖類添加(酸味料添加なし)の三増酒でした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いておりましたよ。
あれ?
うまみはやや濃いめですぞ。
最初に熟成感が来ますね。
枯れた感じが出ておりますが、角や荒さは感じません。
酒臭さ(ほめ言葉です)もじんわりと感じます。
苦みや雑味はないですね。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はややひかえめかな。
すっぱさは弱めで、鋭さをちょっとだけ感じます。
スースー感は少しはっきりしておりますが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりでしょうか。
幅は少し感じるものの、意外にもべとついた感じやクドさはありませんよ。
やや濃醇でちょい枯ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
枯れているものの、荒さや角がなくて穏やかでした。
それに酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)も感じて、けっしてペラペラではありませんでした。
甘みもコクを添えるのに一役買っているように感じました。
これ、うまいんじゃないの!
三増酒にありがちな薄っぺらさや酸味料のクドさを一切感じませんでしたよ。
察するに、糖類添加は増量策ではなくて、調味のため(コクを添えるため)なのかもね。