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【お酒】1817.米川マサムネ カップ [20.長野県の酒]

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髙澤酒造株式会社
長野県上高井郡小布施町大字飯田776

原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合70%
アルコール分14度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、小布施の街から少し離れた静かな場所に蔵を置く髙澤酒造さんのカップ酒をいただきます。
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酒銘の“米川”の下には、小さく“マサムネ”と表示されておりました。
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その“米川”ですが、「「米を醸して酒となり、やがて川となって流れ出す」という意味から名付けた」(※1)のだそうですよ。

精米歩合70%と表示されておりましたが、特定名称は表示されておりませんでした。
ということは、普通酒なのでしょう。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はわずかに着いていて、透き通っておりました。
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うまみはやや濃いめでしょう。
酒臭さ(ほめ言葉です)が舌の上にズシリと乗っかってまいります。
渋みがあるものの、軽めです。
それでいてキレがよく、透明感を感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感は少しはっきりしています。
ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとついた感じはなく、さらっとしているものの、幅を少し感じます。


やや濃醇でちょい渋ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)がしっかりで飲み応えを感じました。
それでいてキレがよく、後味はスッキリしておりました。
ちょいスーと共に透明感を感じたことから推察するに、このキレのよさはアル添の効果でしょうか?
甘みは完全に裏方で、コクを添える程度でした。

これ、うまいね!
私の好みの味でした。
小布施まで行った甲斐がありましたよ。

(※1)川崎史郎:文・小林敬一:写真『酒蔵で訪ねる信州』p.56(2008.5 信濃毎日新聞社)