【お酒】1818.羽陽辯天 本醸造 カップ [06.山形県の酒]
合資会社後藤酒造店
山形県東置賜郡高畠町大字糠野目1462
原材料名
アルコール分15度
米(国産)、米こうじ(国産米使用)、醸造アルコール
精米歩合65%
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
後藤酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
719.羽陽辯天 カップ
746.辯天 本醸造 山田錦100% 300ml
1800.羽陽辯天 本醸造 300ml
1810.辯天 つや姫 特別純米酒 生酒 300ml
上記のとおり、羽陽辯天のカップ酒は既出です。
しかし今回改めて入手してみて、ラベルに“本醸造”の文字が追記されていることに気づいたのでした。
それにしても、アルコール分を原材料名に含めた表示ってのはどうなのかな?
品質表示の内容が変更されたら別のお酒としてカウントするのがこのブログのルールですので、こちらひさびさの山形県産カップ酒としていただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色はかすかで、透き通っておりました。
燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがかすかに立ちました。
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をじんわりと感じ、熟成感がかすかにあるかな?
米のうまみは弱めですが、効いておりますよ。
苦みがあって、強くはないものの少しはっきりです。
キレはよく、透明感がありますね。
酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感を少し感じます。
ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりでしょう。
弱めではあるものの、その存在はよくわかります。
ちょい濃醇でちょい苦スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみは濃くはないもののしっかりしていて、飲み応えがありました。
それを苦みがいい感じに引き締めておりました。
それでいてキレがとてもよく、透明感もありました。
また甘みがあることで苦みの突出を抑えているようにも感じました。
これさ、うまいんじゃないの!
羽陽辯天の本醸造は300ml瓶でもいただきましたが、むしろこっちのカップ酒のほうがうまいぜよ。
なんでかな?
(友情出演)
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山形のお酒ですからね、山形の食べ物に合わせましょう。
きゅうり、みょうが、ねぎ。
きゅうりは熱湯をサッとかけて、青臭さを抑えます。
スプーンで種を取り除いて(水っぽくなるのを防ぐため)、
こまかく刻んでおきます。
ミョウガとねぎとは、きざんだあとで水にサッとさらします。
味付け。
まずは煮切りみりん(電子レンジにボコボコと泡が出るまでかけました)。
そして、“味マルジュウ”。
山形県民の皆さまが愛してやまないだししょうゆです。
さらには、練り梅。
これを使うのは、きっと私くらいでしょうよ。
“山形のだし”を作りましたよ。
豆腐にかけていただきます。
んめ!
ごはんにもかけてみちゃったりなんかしちゃったりして!
んめ!
ああ、
また山形へ行きたくなってきちゃったよ!
山形へ行きたいなあ。
山形へ行きたいなあ。
山形へ行きたいなあ。
山形へ行きたいなあ。
(友情出演)
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ということで、今週末の更新はお休みいたします。
次回の更新は、2020年6月15日(月)を予定しております。
梅雨に入ったばかりだというのに出かけるだなんて、いったいどんな旅になることやら。
雨に降られ、嵐に飛ばされ、あるいは雷に打たれてしまうのか?
その顛末は、来週の“温故知新の酒集め”のこころまで~♪
(小沢昭一的こころより)