【お酒】1961.七重郎 はじまりの美術館 純米大吟醸山田錦仕込 カップ [07.福島県の酒]
ゴールデンウィークのお時間がやってまいりました!
2021年のゴールデンウィークは、
会津若松にある“植木屋商店”さんだ!
5月1日(土)から5日(水)までの連休中は、
植木屋商店さんのオリジナルカップ酒をいただきまっせ!
なお、
ゴールデンな気分を満喫するために、
初日の今日は、
コール天のズボンを穿いております。
(友情出演)
閑話休題。
最初の一個目はこちら。
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【お酒】1961.七重郎 はじまりの美術館 純米大吟醸山田錦仕込 カップ
製造者 合資会社稲川酒造店
福島県耶麻郡猪苗代町字新町4916
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
内容量:180ml
精米歩合:40%
アルコール分:16度
原料米:山田錦100%
(以上、ラベルより転記)
會津磐梯山の麓に蔵を置く稲川酒造店さん。
そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
1172.稲川 辛口地酒蔵 本醸造仕込 生貯蔵酒 300ml
1179.稲川 イナガワカップ
1188.稲川 にごり酒 蔵出し原酒 カップ
1228.稲川 金紋 本醸造 カップ
今日いただくこのお酒は、精米歩合40%の山田錦を100%使用した純米大吟醸でした。
この“七重郎”の酒銘については、「歴代当主は「七重郎」を襲名、」(福島民友新聞社編『ふくしま美酒探訪』p.111(2017.8 福島民友新聞社))とありました。
ご当主のお名前を銘にするということは、きっと稲川酒造店さんイチ推しの商品なのでしょう。
植木屋商店さんのブログ記事によれば、このカップ酒は、稲川酒造店さんと同じ猪苗代町にある“はじまりの美術館”とのコラボレート商品なのだとか。
そしてこの“葉っぱ”のデザインは、はじまりの美術館を運営する社会福祉法人が立ち上げた創作支援プロジェクト“unico(ウーニコ)”に属する“土屋康一さん”という作家さんのデザインを用いているのだそうです。
それでは、いただいてみたいと思います。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
鼻を近づけると、花っぽい上立ち香があることがわかります。
一口含むと、それがふんわりと鼻へ抜けていきますよ。
うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみには、山田錦らしい透明感を伴った厚みを感じます。
吟醸酒にありがちな苦みがあって、軽めではあるものの鋭さを少し感じます。
熟成感はなく、酒臭さはかすかです。
純米ですが、キレはよいですね。
酸味はややはっきりです。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきりでしょう。
けっしてべとつかないさらりとした甘みで、前にも出て来ません。
でも、幅があることがよくわかります。
ちょい芳香でやや濃醇のちょい苦ちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
香りが奥ゆかしくて、しつこさを全く感じません。
山田錦らしい、透明感のある米のうまみをバッチリと感じました。
ちょい苦でちょいすっぱでしたが、それがいい感じに引き締めておりましたよ。
それらの味わいを、甘みがうまく和らげてくれているようでした。
七重郎は、やっぱりおいしいお酒でした。
ちょい苦とちょいすっぱとが、食事の油っぽさをサッと流してくれましたよ。
その七重郎と合わせた今日のエサはこちら。
地元産の小ねぎ。
笹かまぼこ。
ぬた(酢味噌和え)にいたしました。
今日はどうしてもとんかつ!
スーパーで買ってまいりました。
そのとんかつに合わせたのは、
しいたけと玉ねぎ。
薄切りにしました。
卵2個。
軽く溶いておきました。
小さめのフライパンにしいたけと玉ねぎとを敷いて、
しょうゆ、みりん、酒、砂糖で味をつけた出し汁を入れて、弱火で煮て、
しいたけと玉ねぎとに火が通ったら、
とんかつを投入。
溶き卵を入れて、
フタを、
パイルダーオン!
2分ほど蒸らしたら、できあがり。
ご飯を用意して、
そのご飯が麦飯なのは、どうかご愛嬌。
貧乏人は、麦を喰え!
ですからね。
再び閑話休題。
できあがったものをご飯の上に乗せて、
かつ丼のできあがり。
予想通りのおいしさでした。
ごちそうさまでした。
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今日も遊んでくれてありがとうね。
(友情出演)