【お酒】1980.池雲 ワンカップまいづる [26.京都府の酒]
製造者 池田酒造株式会社
京都府舞鶴市字中山32
内容量 180ml
アルコール分:15度
精米歩合:70%
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
(以上、裏に貼られたラベルより転記)
「舞鶴市唯一の酒蔵。」(※1)という、池田酒造さん
池雲(いけくも)という手印。
品質表示に醸造アルコールの文字はありませんでしたが、純米酒とは表示されておりませんでした。
(いくら純米造りでも、純米酒である旨を表示しなければそれは純米酒ではありませんからね。)
裏のラベルには、精米歩合も表示されておりました。
それにしても、思いっきり“ワンカップ”だってさ。
(ワンカップは大関さんの登録商標です。)
アル添のない普通酒と解釈し、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
うまみはやや濃いめです。
最初に熟成感が来て、枯れているものの角や粗さはないですね。
米のうまみもじんわりと感じます。
酒臭さはかすかです。
渋みをかすかに感じます。
キレはよく、スッキリしています。
酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
ただちょいスーです。
ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめでしょう。
弱めですが、幅があってその存在はよくわかります。
やや濃醇で枯れちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
枯れ具合が穏やかで、角や粗さを感じませんでした。
一方で米のうまみもじんわりと感じたことから、けっしてスカスカではありませんでした。
それでいてキレがよく、スッキリしておりました。
やや辛口でしたが、甘みも弱めながらにうまく働いてコクを添えているようでした。
これ、うまいね!
このスッキリ感は、あたかもアル添酒のそれに似ておりましたよ。
ただ、冷めるにつれて渋みが目立ってきたことから、熱いうちにいただいたほうがよいのではないかと思いました。
(※1)らくたび文庫No.046『京都の地酒蔵』p.87(2011.11 株式会社コトコト)
【お酒】1979.大吟醸 蔵(くら) 300ml [07.福島県の酒]
製造者 有限会社峰の雪酒造場
福島県喜多方市桜ガ丘一丁目17番地
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合50%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
「廃業した大和錦酒造場(喜多方市)の第2工場として酒造りが始まった。1942(昭和17)年に分家する形で創業、市内で最も新しい蔵元となった。社名の「峰の雪」は、飯豊山の残雪をイメージした俳句「四方の花 慶雲燗たり 峰の雪」に由来する。」(※1)という峰の雪酒造場さん。
有名な銘柄はやっぱり、“大和屋善内”でしょう。
蔵元さんのWebsiteによれば、「峰の雪酒造本家より代々受け継ぐ銘酒」なのだとか。
一方で今日いただくこのお酒は、“蔵(くら)”。
精米歩合50%のアル添大吟醸でした。
大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
上立ち香はないですね。
含むとフルーティーさはないものの、フレッシュな風味を少し、それに接着剤香をかすかに感じます。
うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみは広がらないものの、舌の上を突いてくるようです。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
軽い苦みをかすかに感じます。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりかな。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さをはっきりと感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめとしておきましょう。
存在はよくわかりますし、幅も感じます。
でも、前には出てこないみたいです。
ちょい爽快のやや淡麗でちょいすっぱちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュさが程よく、しつこさがないですね。
やや淡めながらも、米のうまみがしっかりしておりました。
酸味やかすかな苦みが引き締めて、前に出てこない甘みがコクを添えておりました。
ちょいスーでキレがよいのは、やっぱりアル添の効果でしょうか?
うまいね!
さすが“大吟醸”、すなわち「吟味して製造した清酒で、」かつ「固有の香味及び色沢が特に良好なもの」(※2)だね。
香りがないので、食事との相性もバッチリでした。
そのおいしい大吟醸に合わせた粗末なエサはこちら。
スーパーで肉の安売りを見つけました。
そぎ切りにして塩コショウを振り、小麦粉をまぶしておきました。
合わせた野菜は、玉ねぎとしいたけ。
くし形に切っておきました。
たれは、愛知県の赤味噌に、
しょうゆ、
しょうがは細かい賽の目切りにし、
にんにくはすりおろしました。
みりん、酒、砂糖、水とともにそれらを混ぜ合わせて、たれを準備いたしました。
それぞれの分量はテキトーです(味見をしながら決めました)。
フライパンに油を引いて、
火は中火。
肉を焼いて、
半分くらい火が通ったら裏返し、野菜を投入。
肉に火が通ったら、たれを投入。
煮詰まったら完成です。
“豚ロース肉のにんにくしょうが味噌だれ焼”の完成です。
予想通りのおいしさでした。
味噌がいい感じに深みを出してくれておりましたよ。
ご飯を用意して、
On the Rice!
そのご飯が麦飯なのは、どうかご愛嬌。
貧乏人は、麦を喰え!
ですからね。
ごちそうさまでした。
(※1)福島民友新聞社編『ふくしま美酒探訪』p.81(2017.8 福島民友新聞社)
(※2)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1および2(2)
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
でも爪がすごい!
外で生きて行くための武器だね。
(友情出演)
ごめん・なはり線での酒集め [旅]
2021年5月21日(金)から23日(日)にかけて、出かけておりました。
事前の予報では、3日間とも“雨”。
予報どおり雨に降られ続けられて、雨男復活となったのでしょうか?
それとも予報をはねのけて、好天に恵まれたのでしょうか?
その顛末を、ここに報告させていただきます。
★☆2021年5月21日(金)★☆
あーあ、
やっぱり雨だ。
こりゃ止みそうにないな。
自宅近くにあるバス停から、成田空港行のバスに乗車。
やって来たのは、いつもの成田空港第3ターミナル。
チェックインカウンターはガラガラ。
フードコートもガラガラ。
2年前までは、空いている席を探すのも一苦労だったのに。
そのガラガラのフードコートで、持参したおにぎりで昼食。
(マズソ。)
出発サテライトもガラガラ。
そのガラガラの出発サテライトで、ビールをいただきました。
コロナだかなんだかのせいで、機内ではアルコールを販売しとらんもんでね。
私が乗ったのは、Jetstar★GK423便高知龍馬空港行。
飛びます、飛びます!(二郎さんより)
いいえ、もう飛んでいます。
あたしゃ飛行機に乗って雲の上に出ると、大親友だったごんちゃん(猫)が雲間から顔をひょっこりと出してくれるんじゃないかって思っちゃうんだよね。
ごんちゃん、あの世でしあわせに暮らしているかい?
オイラがそっちへ行ったら、一緒に暮らそうね。
雲ばかりでなにも見えないまま、GK423便は定刻どおりの14:20に高知龍馬空港へ到着。
高知龍馬空港からは、バスに乗って高知市内へ移動。
雨の中を、バスは走って行きました。
高知駅前に到着。
高知駅前に鎮座まします土佐三英傑のお歴々。
(武市瑞山・坂本龍馬・中岡慎太郎)
三英傑像の隣にある観光案内所にて、
明日使うフリー切符を入手。
高知駅に併設されている土産物店で、桂月の山廃純米酒をGET!
去年高知駅へ来た際には、高知駅の南側を徘徊いたしました。
そこで今回は、北側へと向かいました。
久万川橋より、久万川を望む。
雨の日の川の様相ですね。
イオンモールで、豊能梅をGET!
でもこれ、明日向かう場所のお酒なんだけれどね。
高知駅から一駅分歩いて、薊野駅へたどり着きました。
駅舎は切符売り場スペースのみ。
でもホームに屋根があったので、雨宿り可能でした。
“あぞうの”って読むのね。
その薊野駅のホームでビールを飲みながら、列車の到着を待ちました。
薊野駅からは、16:43発の窪川行普通745Dに乗車。
一駅だけ乗って、高知駅へ戻ってまいりました。
ホテルにチェックインしたのち、高知の街へと繰り出したのでした。
私がお目当てにしていたのは、ごはんや鉄丸さん。
一年ぶりのご無沙汰でした。
18:00の開店と同時に一番乗り。
お酒は4種類。
まずは桂月の銀盃。
やわらかくてくせなく、米の風味ふんわりでした。
990円の鉄丸定食は、メインのおかずを9種類から選ぶシステム。
ハイ!
これが鉄丸定食。
きゅうりの酢の物は味付けが薄めで、きゅうりの味をしっかりと感じることができました。
煮物もやさしいお味。
えんどう豆、おいしかった!
豆の味が濃いのね。
メインは、鯖のしょうが煮。
外側は甘辛く、中は鯖の風味満載でおいしゅうございました。
ご飯は最初から大盛の様相。
味噌汁もおいしかった!
お値段たったの990円ポッキリなのに、おかずが豊富なところがうれしい鉄丸定食。
だからお酒がどんどん進んじゃうのよね。
金凰司牡丹は、辛口でキリッとしているものの、うまみしっかりでした。
承平土佐鶴は、淡麗辛口で引き締まっているね。
ごちそうさまでした。
ごはんや鉄丸さん、堪能させていただきました。
またいつか、訪問させていただきます。
こうして、高知の夜は更けていったのでした。
★☆2021年5月22日(土)★☆
奇跡だ!
雨が止んでいるぜ!!
この日は、高知駅から。
私が乗ったのは、8:30発の奈半利行快速5834D。
この日は、
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(後免-奈半利間)
の沿線を徘徊する計画でした。
いいですか!
ごめん・なはり線ですからね。
(友情出演)
ごめん・なはり線の各駅には、
やなせたかしさん制作の駅キャラクターがいるんだってさ。
それらを巡るのも、ごめん・なはり線の楽しみの一つなのでした。
高知駅から後免駅までは、JR土讃線を走って行くのですが、
後免駅からごめん・なはり線に入ると、ほぼ高架。
最初の下車駅は、のいち駅(高知県香南市)。
高知駅から8駅目でした。
のいち駅のキャラクターは、
のいちんどんまん。
のいち駅の周辺を40分かけてスーパー2軒を回ったものの、
新規のカップ酒や一合瓶は皆無。
昨日の高知駅周辺でもそうでしたが、
カップ酒や一合瓶は土佐鶴と司牡丹との寡占状態なのよね。
あたしゃ土佐鶴と司牡丹とを“高知酒メジャー”と勝手に命名させていただきますよ。
いいとも黒麹は未出かな?と思ったのですが、既出でした。
飲んだのはたった2年前のことなのに、完全に忘れておりました。
失意のうちに、のいち駅まで戻ってまいりました。
そして9:54発の奈半利行普通5862Dに乗車して、次の駅を目指したのでした。
のいち駅から5862Dに2駅乗って、あかおか駅(高知県香南市)にて下車。
あかおか駅のキャラクターは、
あかおか えきんさん。
“あかおか えきんさん”は、幕末に活躍した絵師“弘瀬金蔵(絵金)”の資料館が近くにあることに因るみたい。
あかおか駅周辺での成果もゼロ!
スーパーでのカップ酒/一合瓶コーナーは、やっぱり高知酒メジャーの寡占状態でした。
近くには、豊能梅を造る高木酒造さんがあるんだけれどね。
どうやらカップ酒は販売していないみたいでした。
お店はお休みでした。
豊能梅は、どろめ祭り(4月に開催される大酒飲み大会)で振舞われるお酒なのね。
再び失意のうちに、あかおか駅へ戻ってまいりました。
あかおか駅からは、11:01発の奈半利行普通5864Dに乗車。
やってきたのは、“しんたろう2号”!
この列車、海側がオープンデッキになっているのです。
太平洋から吹いて来る海風を感じながら、しんたろう2号に乗って行きました。
心はいつも、
太平洋ぜよ!(ナムコ“龍馬くん”より)
あかおか駅からしんたろう2号に2駅だけ乗って、夜須駅(高知県香南市)にて下車。
夜須駅のキャラクターは、
やす にんぎょちゃん。
夜須駅で降りた目的はただ一つ。
駅の隣に、道の駅とヤ・シィパークなる施設があるから。
こちらが道の駅。
でも酒類の取扱は皆無でした。
ヤ・シィパークにはお酒はありましたが、
当方が独自に定めた入手基準(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または前月製造分のもののみ入手する”)に合致するものはありませんでした。
土佐鶴の純米生貯、新しければ買ったんだけれどな。
三たび失意のうちに、夜須駅まで戻ってまいりました。
夜須駅のホームから、木々の間に垣間見える太平洋をながめながら。
ヤ・シィパークで買ってきたビールを飲んで一休み。
夜須駅からは、12:05発の安芸行普通5866Dに乗車。
心はいつも、
太平洋ぜよ!(ナムコ“龍馬くん”より)
夜須駅から6駅乗って、あき総合病院前駅(高知県安芸市)にて下車。
あき総合病院前駅は、今年の3月に開業したばかりの新駅。
あき総合病院前駅のキャラクターは、
あき ナースちゃん。
あき総合病院前駅は今年3月開業の新駅ですから、
あき ナースちゃんはやなせたかし先生作ではないでしょうね。
安芸駅の周辺では、まずこれらをGET!
いずれも高知の酒ではございません。
しまなみ海道は愛媛の山丹正宗で、他の2本はなんと肥前浜(佐賀県)の光武酒造場さんが造った焼酎(芋・麦)でした。
腹が減ったなと思ったら、もうこんな時刻。
辺りを見回したところ、偶然にもうどん店を発見!
チェーン店ですけれど、何か?
まずはビール。
(オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!)
細麺山かけうどんをいただきました。
昼食後、やっと高知のお酒をGET!
桂月(金杯/銀杯)はいずれも糖添(酸味料の添加はなし)でしたが、昨日ごはんや鉄丸さんでいただいておいしいって知っているので買いました。
あき総合病院駅から一駅歩いて、安芸駅(高知県安芸市)までたどり着きました。
物産店が併設されておりました。
酒類の取扱はありましたが、琴線に触れるものがなく、退散。
安芸駅からは、13:38発の奈半利行普通5870Dに乗車。
やって来たのは、JR四国の車輛(1000形)。
運賃表はごめん・なはり線のみの表示。
ごめん・なはり線乗り入れ専用のJR車なのかな?
心はいつも、
太平洋ぜよ!(ナムコ“龍馬くん”より)
安芸駅からJR四国1000形に5駅乗って、田野駅(高知県安芸郡田野町)にて下車。
田野駅のキャラクターは、
田野 いしん君。
田野駅の隣には道の駅があるのですが、
酒類の取扱は皆無でした。
でもでもでも!
近くにあったスーパーで、土佐鶴のスーパードライなる生貯をGET!
金凰司牡丹は既出ですが、本醸造の文字が明記されていたので新規のお酒として扱います。
(“品質表示に変更があれば新規のお酒として扱う”のが、当方が独自に定めたルールですから。)
田野駅からは、14:42発の奈半利行普通5836Dに乗車。
一駅だけ乗って、終点の奈半利駅(高知県安芸郡奈半利町)に到着。
奈半利駅のキャラクターは、
なは りこちゃん。
奈半利駅に併設されていた物産店“無花果(いちじく)。
”
その無花果で、南の吟醸300ml瓶をGET!
さらに近くにあったスーパーでは、美丈夫純米大吟醸をGET!
土佐鶴良等ツルカップ青は既出ですが、あまりにも新規のカップ酒に出会わなかったのでついつい手を出してしまいました。
この日の徘徊はこれでおしまい。
宿泊したホテルは、いい雰囲気の場所にありましたよ。
でも窓からの眺めはビミョー。
川沿いの道を歩いて、奈半利の街へと繰り出したのでした。
私が選んだのは、
“喰いものや 合(あい)”さん。
17:30の開店と同時に一番乗りいたしました。
メニューは手書きでした。
これを毎日書くのって、大変じゃないのかな?
まずは燗酒。
土佐鶴でした。
たたきは、この日はスマ(カツオの亜種)。
この時期はスマのほうが脂が乗っていておいしいのだそうです。
お姉さんのおすすめで、塩たたきを選びました。
スマの塩たたき、
ものすごくまいう~♪
うまみ爆発!、生臭さゼロ!
それに氷水で冷やしていないから、あったかいのね。
これは酒が進んでしまう危険な一品ですぞ!
それはもうおいしゅうておいしゅうて、
たたきもお酒もあっちゅう間やね。
二杯目は、冷酒。
土佐鶴の純米吟醸辛口でした。
たしかにキリッとした辛口ですが、米のうまみが効いておりました。
ひやしフルーツトマトを頼みました。
このトマト、
ものすごくまいう~♪
あたしゃ50年近くムダに生きてきましたが、
今までに食べたトマトの中でこれが一番おいしいわ!
甘いだけじゃなくて、うまみしっかりで、青臭さゼロ!
塩やマヨネーズなんて一切不要!!
子どもの頃はトマトが嫌いだったけれど、これを最初に食べていたら好きになっていたかも。
でもね、このトマト、
けっしておススメはできませんよ。
これを食べたら、ほかのトマトを食べられなくなっちゃいそうですからね。
まるで磯田園のお茶みたいなトマトなのでした。
そしてそして、
アジフライ。
アジのうまみがしっかり!
ソースの味に負けていないね。
タルタルも最高!
韃靼人と日本人との食の連携協定締結だ!
(↑孤独のグルメっぽく)
地方へ来るとね、こういう付け合わせの野菜もいちいちおいしいのですよ。
うちの近所にあるスーパーで売っている野菜とは、おいしさがぜんぜんちがうんだもん。
三杯目へ突入!
栗焼酎(ダバダ火振)を水割りで。
〆に選んだのは、きす天。
ふっくらしていておいしいわ!
あ~♪
なにもかもがおいしかった!
喰いものや 合(あい)さん、堪能させていただきました。
というか、合さんでおいしいものをいただくためだけでも、また奈半利を再訪したいくらいでした。
こうして、奈半利の夜は更けていったのでした。
★☆2021年5月23日(日)★☆
最終日の朝。
旅に出ると、必要以上に早起きしてしまうワタクシ。
(酔っぱらって早く寝てしまうからだろ。)
この日は7:36発の列車に乗る予定だったのですが、4:00には目が覚めてしまいました。
そこでしばらくの間徘徊すべく、長谷川(苗字ではなくて川の名前)沿いに歩いて行ったのでした。
長谷川の河口には、奈半利港がありましたよ。
でっかい船がドックに引き揚げられておりました。
ええ??
足元を見ると、海なのにカエルがいるじゃあ~りませんか!!
長谷川から流されて来たのかな?
“井の中の蛙 大海を知りて 当惑す?”
心はいつも、
太平洋ぜよ!(ナムコ“龍馬くん”より)
なぜかゴリラ。
スクリューでしょうね。
海とは反対側からも気持ちの良い風が吹いてくるなと思ったら、山も近いのね。
一時間ちょっと徘徊し、昨日降り立った奈半利駅へやってまいりました。
あーあ、帰りたくないよ。
奈半利駅からは、7:36発の高知行快速5831Dに乗車。
太平洋よ、
またいつか会おう!
心はいつも、
太平洋ぜよ!(ナムコ“龍馬くん”より)
5831Dに1時間ちょっと乗って、降りたのは後免駅(高知県南国市)。
後免駅のマスコットキャラクターは、
ごめん えきお君。
日吉神社がありました。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
神域に駐車していいのかよ!
(神聖だからダメではなくて、信仰している人に対して失敬だろうから。)
参拝していたら、“コケコッコー!”の声。
振り向くと、そこには軍鶏(しゃも)がいましたよ。
これって闘鶏(とうけい)の軍鶏だよね。
トーケー!(それトカゲ星人だろ!)
結局、後免駅周辺での成果はゼロ!
またしても高知酒メジャーばかりでした。
失意のうちに後免駅へ戻って、北側の跨線橋へ。
山から吹いて来る風が心地よいひとときでした。
ふと下を見ると、特急南風号が入線してきましたよ。
信号とかぶっちゃったけれどね。
その後免駅からは、JR土讃線に乗車。
10:04発の土佐山田行普通4226Dでした。
2駅乗って、山田西町駅(高知県香美市)にて下車。
ここも山が近くて風が涼しい!
成果はこちら。
司牡丹(高知酒メジャー:筆者独自のくくり)の吟醸酒をGET!
これは秋田の北鹿。
にごり酒の原酒で、しかも糖類酸味料フル添加!
普通ならば手を出さないものでも、成果が少ないとついつい入手してしまうのでした。
最後に立ち寄ったスーパーで、高知の甘口しょうゆと土佐鶴淡麗辛口さわやかカップ(既出)とをGET!
そうそう!
麦味噌も買いましたよ。
西日本へ来た際には、必ず買って帰ることにしております。
山田西町駅から2時間徘徊し、腹が減ってまいりました。
見上げると、そこには“焼肉”の文字が!
パブロフの犬の如くよだれが出そうでした。
「昼時なんだから、ランチセットくらいあるだろう」
と思って階段へ向かうと、
そこには、非情の文字が・・・、
でもでもでも、
もうこれ以上、空腹を我慢することはできませんでした。
お通し?
ニンニクは敬遠しました。
この後電車を乗り継いて千葉まで帰らなきゃいけませんからね。
まずはビール。
私が選んだのは、豚ロースと牛ハラミ。
そしてカクテキも。
一人焼肉開始!
少しずつ焼くのが、一人焼肉の極意なのですよ。
ハラミまいう~♪
ジューシーかつ適度な噛み心地でおいしゅうございました。
豚ロース。
いつも食べているやつとぜんぜんちがうわ。
ライスをとって、
肉を焼き、
タレをつけて、
On the Rice!
ビールを飲み干して、麦焼酎の炭酸割りへ移行!
ウルテ。
牛の気管だってさ。
コリコリというよりも、ゴリゴリ!
肉じゅなくて、軟骨だね。
好き嫌いが分かれるところでしょう。
ごちそうさまでした。
大満足でございました。
途中、文佳人の蔵があったものの、入る気力がなくて素通り!
土佐山田駅へたどり着きました。
土佐山田駅からは、14:30発の特急南風18号岡山行に乗車。
アンパンマン列車でした。
汚ならしい中年オヤジのくせに、アンパンマンの上に座って。
ドキンちゃん/コキンちゃんと向かい合って乗って行ったのでした。
瀬戸大橋が見えてくると、四国とはもうお別れ。
あたしゃ瀬戸大橋線が在来線でよかったと、つくづくそう思いますよ。
だって、この風景をゆったりと眺めるには、新幹線じゃ速すぎますからね。
南風18号は、定刻どおり岡山駅へ到着。
岡山駅の売店(在来線側)で、鳴門鯛の生貯と岡山城なる純米吟醸とをGET。
このあと、のぞみ42号に乗って帰ったのですが、
岡山駅の新幹線改札内では、酒類の販売はいっさいなし!
新型コロナ対策だそうですけれど、酒はそれほどまでに悪者なのかよ!
しかたがないので、東京駅までの3時間20分ほどを、お茶だけで過ごした酔っぱらいだったのでした。
以上、
カップ酒4個(うち再度購入2個)
一合瓶2本
300ml瓶7本
二合瓶1本
270ml瓶焼酎2本
の旅でした。
カップ酒や一合瓶に関しては、完敗でした。
高知酒メジャー(土佐鶴・司牡丹)以外の製品にはまったく出会うことが叶いませんでしたよ。
これは奥の手を使うしかないのかもしれません。
近いうちに実行する予定ですので、それはまた報告させていただきます。
【お酒】1978.澤乃井 純米大辛口 180ml〈東京の酒蔵シリーズ〉 [13.東京都の酒]
●製造者 小澤酒造株式会社
東京都青梅市沢井2-770
●原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合 65%
●アルコール分 15度
●内容量 180ml
(以上、包装フィルムより転記)
「東京の酒蔵」シリーズも、今日が最後。
今日いただくこのお酒は、澤乃井の純米超辛口なんだってさ。
小澤酒造さんのお酒はこれまでに以下のものをいただいております。
270.澤乃井 カップ
492.澤乃井 純米 大辛口 300ml
1173.澤乃井 お燗瓶
純米酒ですが、冷やして販売されておりましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
上立ち香はないですね。
含むとフレッシュな風味をかすかに、そしてアルコールの香りもかすかに感じます。
うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みはないものの、舌を突く感じがします。
酒臭さ(ほめ言葉です)もほんのりと感じます。
軽い苦みがちょっとだけあるみたいです。
キレはよいですね。
さんみはややひかえめでしょう。
すっぱさはわかるものの、弱めで鋭さもそれほど感じません。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
“大辛口”だけあって、甘みはやっぱりひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。
ちょい爽快でやや濃醇の、ちょい苦旨辛口のおいしいお酒でした。
辛口で、かつアルコールの香りがかすかにあって、キリッと引き締まっておりました。
でもうまみしっかりでけっしてスカスカではなく、飲み応えを感じました。
これは食事と合うお酒でしょう。
肉、魚、野菜と、なんにでも合うと思います。
日常の食卓でいただくにはちょうどよいのではないでしょうか。
【お酒】1977.嘉泉 特別純米 180ml〈東京の酒蔵シリーズ〉 [13.東京都の酒]
●製造者 田村半十郎謹醸
東京都福生市福生626
●原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合 60%
●アルコール分 14度
●内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
昨日にひきつづき、今日も「東京の酒蔵」シリーズをいただきます。
今日いただくこのお酒は、田村酒造場さんの“嘉泉”。
精米歩合60%の特別純米酒でした。
特別純米酒には香りを特徴とするものもありますし、かつ冷やして販売されておりましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
上立ち香はないですね。
含むと、接着剤のような香りを少し感じます。
うまみは淡めです。
やわらかいうまみをかすかに感じる程度です。
苦みや雑味はまったくなく、熟成感や酒臭さも感じません。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりかな。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スースー感はかすかで、ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめでしょう。
弱めでべとつかず、幅も感じませんが、その存在はわかります。
淡麗ちょいすっぱスッキリやや辛口のお酒でした。
うまみがかなり淡めというか、弱め・薄めでした。
それ故か、接着剤のような香りと酸味とがそれぞれ弱めではあるものの目立っているようでした。
ただ、雑味やクセはないので、飲みやすくは仕上がっているかと思いました。
【お酒】1976.多満自慢 純米無濾過 180ml〈東京の酒蔵シリーズ〉 [13.東京都の酒]
●製造者 石川酒造株式会社
東京都福生市熊川1番地
●原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
●精米歩合 70%
●アルコール分 14度
●内容量 180ml
(以上、包装フィルムより転記)
今週は、「東京の酒蔵」シリーズをいただきます。
東京の酒蔵シリーズは、酒の卸問屋さんである“国分”さんが企画立案なさった「東京を代表する3蔵元謹製の純米酒」を詰めた「お猪口付き180mlボトル缶」。
なんでも「「東京の魅力再発見・手軽にちょこっと東京地酒」をコンセプト」とした商品で、関東エリアのNewDays・NewDaysKIOSK(JR東日本系列の駅売店)にて販売されているのだとか。
(以上、国分さんのWebsiteより)
今日いただくこのお酒は、多満自慢の純米無濾過。
鈴木酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
413.多満自慢 本格辛口 カップ
809.多満自慢(たまじまん) タマカップ
810.多満自慢 タマカップ200
822.多満自慢 上撰本醸造 300ml
1636.多満自慢 淡麗 純米大吟醸 300ml
1719.多満自慢 御神酒 180ml
“グラス型カップ付き”なんだってさ。
駅売店で販売する商品ですから、列車内で飲むことを想定しているのでしょうか?
それでは、いただいてみたいと思います。
純米酒ですが、冷やして販売されていたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
上立ち香は、鼻を近づけるとフレッシュな風味をかすかに感じます。
でも含むと、それが広がります。
接着剤のような香りもかすかに感じます。
うまみはやや濃いめでしょう。
酒臭さ(ほめ言葉です)が穏やかに効いていて、かつ熟成感もほんのりと感じます。
米のうまみもそれらに続くみたいです。
苦みや雑味はないですね。
キレはよく、スッと引いていきました。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スーをかすかに感じますが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりかな。
べとつかず、幅もそれほどないものの、存在はよくわかります。
やや濃醇でちょい爽快の、ちょい枯ちょいすっぱスッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味と酸味とがちょうどよくて、爽やかさを感じました。
やや濃いめでしたが、雑味やしつこさがありませんでした。
でも酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)や枯れた感じを穏やかに感じることができて、飲み応えがありました。
それでいてキレがよく、スッキリとしておりました。
様々な味の要素がそれぞれ突出することなくバランスよくまとまっているように感じました。
これはうまいね!
冷酒にしてはしっかりしているものの、飲みやすいお酒でした。
★☆★ 予告 ☆★☆
先週末は、出かけておりました。
飛行機に乗って、
とある空港に降りて、
雨の中を走るバスに乗ったり、
まっすぐな高架なのに単線非電化の線路の上を、
窓のない列車に乗って、海風を浴びたり、
でっかい船が引き揚げられている港には、
海なのに、カエルがいたり、
軍鶏にも出会ったりしておりました。
もちろん、おいしいものもたくさんいただきました。
その顛末は、まとめることができ次第報告させていただきます。
明日から出かけてまいります [雑感]
2021年5月21日(金)から23(日)まで、
出かけてまいります。
それ故、今週末の更新はございません。
次回の更新は、
2021年5月25(火)
を予定しております。
もちろん!
新型コロナウィルスを蔓延させないため、
事前にPCR検査を受け、
“低リスク”の評価を受けておりますよ。
(人間としてはむしろ“低レベル”だけれどな。)
でもでもでも!
毎度毎度のことながら、
オイラが出かけようとすると、
雨が降るんだってさ。
それどころか
まだ5月だというのに、
梅雨入りだとよ!
いったいどうなることやら。
降られるのか、それとも回避できるのか?
それは旅の顛末を報告させていただくまでのお楽しみ。
乞うご期待!
え?
どこへ行くのかって?
↓↓↓ ここだぜ! ↓↓↓
ごきげんよう!
(そのまんまやね。)
【お酒】1975.瀧自慢 神酒ノ尊 上撰 カップ [24.三重県の酒]
瀧自慢酒造株式会社
三重県名張市赤目町柏原141
正180ml詰
(カップの印刷事項より転記)
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
(フタより転記)
瀧自慢酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいておりますよ~だ!
1972.瀧自慢 300ml
1973.瀧自慢 純米吟醸 雄町 300ml
1974.瀧自慢 上撰 カップ
今日いただくこのお酒ですけれど・・・、
ごめんなさい。
アニメの知識は昭和の時代で止まってるワタクシ。
それ故、この“神酒ノ尊”なるキャラクターを解説できる知識を持ち合わせておりません。
でも、その解説書の片隅には、瀧自慢酒造さんの酒造りに込めた思いがしっかりと書かれておりましたよ。
肝腎のカップはこちら。
ですがこの絵はカップに印刷されていたわけではなく、赤目四十八滝の絵が印刷されたカップにフィルムで貼り付けられたものでした。
付属の枡は、杉じゃなくて桧(ひのき)なんだってさ。
めずらしいね!
詰められていたお酒は、一昨日いただいたお酒と同じ上撰。
ですから、味の感想は一昨日の記事をご参照下さいませ!
と、言うわけにもいきません罠。
せっかく同じお酒をいただくわけですから、今日は一昨日とはちがう飲み方で試してみようと思います。
そこで今日は、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は・・・、
わかるわけないか。
少し着いていることがわかりました。
あー、なるほど!
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみに厚みがあって、酒臭さ(ほめ言葉です)もほんのりと感じます。
苦みや雑味は感じません。
ただ、枯れた感じをごくかすかに感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりです。
べとついた感じはないものの、幅を少し感じます。
ちょい枯ちょいすっぱちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
アタリマエかもしれませんが、味の基本は燗でいただいた一昨日と同じでした。
ただ、こちらのほうがかすかに枯れていて、かつ透明感を少し感じました。
このちがいは、燗と冷との飲み方のちがいに因るものでしょうか?
それとも、仕込みや貯蔵で使用したタンクごとの個体差でしょうか?
あるいは商品自体の製造年月の新旧に起因するのでしょうか?
断定することはできませんが、いずれにせよ、瀧自慢の上撰は燗でも冷やしてもおいしいお酒でしたとさ。
【お酒】1974.瀧自慢 上撰 カップ [24.三重県の酒]
製造者 瀧自慢酒造株式会社
三重県名張市赤目町柏原141
内容量 180ml
(カップの印刷事項より転記)
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
(フタより転記)
瀧自慢酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
1972.瀧自慢 300ml
1973.瀧自慢 純米吟醸 雄町 300ml
今日いただくこのお酒には、“上撰”の小印が付されておりました。
お店で購入した際には、本醸造だと案内されました。
しかしこのお酒には本醸造の表示はなく、精米歩合の表示もありませんでした。
本醸造だろうが普通酒だろうが、おいしければよいのです。
ということで、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は・・・、
わかるわけないか。
ほとんどわからない程度でした。
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみに厚みを少し感じ、酒臭さもほんのりと感じます。
苦みや雑味はまったくないですね。
キレはよく、スッと引いて行きます。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりかな。
べとつかないものの、幅を少し感じます。
ちょいすっぱちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみが効いているのに、後味はスッキリしておりました。
普通酒で感じた重さはなく、むしろ軽さを感じました。
酸味も甘みもバランスよく効いているようでした。
これはうまいね!
いろいろな食べ物に合いそうですよ。
あ、そうそう!
カップを開ける方法は、旧式のティアオフ方式でした。
【お酒】1973.瀧自慢 純米吟醸 雄町 300ml [24.三重県の酒]
製造者 瀧自慢酒造株式会社
三重県名張市赤目町柏原141
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
岡山県産雄町100%使用
精米歩合 50%
アルコール分 16度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
昨日に引き続き、瀧自慢酒造さんのお酒をいただきます。
1972.瀧自慢 300ml
今日いただくこのお酒は、酒造好適米“雄町”を100%使用した純米吟醸酒でした。
しかも使われている雄町は、岡山県産。
三重県産じゃなくて、雄町の本場から取り寄せていらっしゃるのね。
それでは、いただいてみたいと思います。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすかでした。
上立ち香は、鼻を近づけるとフルーティーな香りをかすかに感じる程度です。
でも一口含むと、それがパッと広がって鼻へ抜けて行きます。
それよりも、フレッシュな風味のほうが強いみたいです。
接着剤のような香りもかすかにあるようです。
うまみは淡めです。
米のうまみに透明感があって、広がらずに舌の上に乗るみたいです。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
苦みが少しあって、鋭くはないものの重さをわずかに感じます。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭いですね。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みは意外にもひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。
淡麗爽快ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味が満載でさわやかでした。
でも、火入れしてあるって買ったときに伺ったんですけれどね。
米のうまみは雄町らしい透明感のあるうまみでした。
しかも辛口で、キリッと引き締まっておりました
これはむしろ、海のものと合いそうな味わいだと思いました。
でも今日合わせたのは、完全に山の物ばかり。
小松菜。
ごま酢味噌和えにしました。
青みが穏やかで、やさしいお味でした。
そして今日も新じゃが。
今日は鶏ひき肉と合わせてみました。
とろみをつけて、そぼろ煮にいたしました。
まいう~!
肉が入ると、味にコクが出ますね。
ごちそうさまでした。
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雨が降っていたけれど、遊んでくれてありがとうね。
(友情出演)