SSブログ

【お酒】1972.瀧自慢 300ml [24.三重県の酒]

22185.JPG22186.JPG
瀧自慢酒造株式会社
三重県名張市赤目町柏原141

原材料 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




近鉄電車の赤目口駅(三重県名張市)。
景勝地“赤目四十八滝”の玄関口です。
202103025.JPG
202103039.JPG
202103027.JPG

私が赤目口駅を訪問したときは、桜が満開でした。
202103028.JPG
202103036.JPG

その赤目口駅から10分ほどかけて南へ歩いていくと、
202103030.JPG

瀧自慢酒造さんの蔵があるのです。
202103031.JPG
202103032.JPG

今日いただくこの“瀧自慢”は、どうやら普通酒のようでした。
22187.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
22188.JPG


燗をつけると、甘い香りがフワッと漂ってまいりました。

うまみはちょい濃いめでしょうか。
酒臭さ(ほめ言葉です)をじんわりと感じ、同時に重さを少し感じます。
でも、苦みや雑味はゼロです。
キレはよく、スッと引いていきます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
さらっとしているものの、幅を少し感じます。


ちょい濃醇でちょい重ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

重さを少し感じたものの、キレがよく、かつちょいスーで後味はスッキリしておりました。
やや甘口でしたが、べとつかずしつこさがありませんでした。

これは味噌やしょうゆでしっかりと味をつけた山の物と合うんじゃないかな?





その瀧自慢とあわせた今日の粗末なエサはこちら。

今日は冷蔵庫の残り物野菜を一掃する日。
22189.JPG
22190.JPG
22191.JPG

魚ソー。
22192.JPG

このままだとくっつくので、
22193.JPG

オリーブオイルで和えておきます。
22194.JPG

卵2個。
22195.JPG
22196.JPG

調味料。
[奥]しょうゆ、中華あじ(味の素)。
[手前]こしょう、にんにく。
22197.JPG

フライパンにオリーブオイルをひいて、
22198.JPG

炒めて、
22199.JPG

卵でとじて、
22200.JPG

“冷蔵庫の残り物野菜炒め”の完成。
22201.JPG

みりんを使わなかったせいか、しょうゆとこしょうの味が効いておりました。
でもキャベツの甘みを感じることができて、おいしゅうございましたとさ。
22202.JPG

ごちそうさまでした。
22203.JPG












★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

“普通じゃないへんな人”にも心を許してくださる黒猫のダンナ。
22204.jpg
22205.jpg

今日もいっぱい遊んでくれてありがとうね。
22206.jpg
(友情出演)

【お酒】1971.純米吟醸 瀬戸内ネコの散歩道 一合瓶 [34.広島県の酒]

22179.JPG
販売者:株式会社キャメル珈琲
東京都世田谷区代田2-31-8

製造者:株式会社醉心山根本店
広島県三原市東町1-5-58

原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
内容量:180ml
精米歩合:60% 
アルコール分:15度
保存方法:日光を避け、冷暗所で保存してください。
(以上、瓶の印刷事項より転記)




海浜幕張駅のエキナカにあるKALDI COFFEE FARMにて入手したこのお酒。
22180.JPG

“瀬戸内ネコの散歩道”なる純米吟醸酒でした。
22181.JPG

造っていたのは、広島県の醉心山根本店さん。
横山大観愛飲の酒を自認なさっている蔵元さんですね。
でも大観は、酔心以外にも浮気をしていたみたいですけれど。
22182.JPG

その醉心山根本店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
272.上撰醉心カップ
462.醉心 純米吟醸 醉心稲穂 180ml
486.醉心 純吟カップ
1110.醉心 サケカップ 軟水仕込み
1713.醉心 かきに合う酒 純米酒 180ml
1720.醉心 辛口 カップ
1746.醉心 上撰カップ


純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
22183.JPG


上立ち香はないですね。
含んでも、かすかに感じるような感じないような・・・。

うまみはやや淡め、いやちょい濃いめかな?
米のうまみに厚みを少し感じます。
吟醸酒らしい苦みがあって、少し強めで鋭さを感じます。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めです。
スースー感はないものの、ちょいピリです。

甘みはややはっきりかな。
べとついた感じはなくさらりとしているものの、幅を感じます。


ちょい濃醇でちょい苦ちょいピリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

米のうまみしっかりで飲み応えがありました。
ちょい苦とちょいピリでしたが、それがいい感じに引き締めておりましたよ。
甘みはコクを添え、味わいを和らげてくれているようでした。

これはうまいね!
ちょい苦ちょいピリだったことから、特に魚料理との相性はバッチリでしょうね。
広島のお酒ですからね、例えば小イワシの煮つけなんかと合わせたら、きっと最高でしょう。

私はスーパーで買ってきたアジフライと合わせましたが、これもいけました。
22184.JPG

≪ドキュメンタリー≫普通じゃないへんな人 [雑感]

「外で食事をしよう。」

という両親や妹からの提案を、私は断った。
理由は、出かけたときに、旧知の人に出くわすのが嫌だったから。
「今なにしてるの?」
その一言をかけられることに、恐怖を感じていたから。

私は、子どもの頃は優等生ではないものの、いわゆる“よい子”だった。
それは幼稚園の頃ぐらいに“大人に褒められる方法”を身に着けていたから。
しかし、大学を出て社会に出るや否や、上命下達でやりたくないことでもしなければいけない社会になじめず、仕事を辞めてしまった。
同僚が普通にできることが自分にはできないから、どこで働いてもうまくいかない。
自分独りで一旗揚げようと模索したこともあったけれど、それもうまくいかなかった。

今ではもう、人生の何もかもを諦めている。
「自分一人生きていけさえすれば、それでいい」
と自分に言い聞かせて、とある個人事業主の下で雑用係をしながら時間と魂とを切り売りして、なんとか生活している。
それ故に、旧知の人に出くわして「今、なにしてるの?」と聞かれることがとても怖いのです。


外食の誘いを私が断ると、両親や妹は私を批判した。

「外で食事するくらい、いいじゃない」
「外食は普通はうれしいはずなのに」
へんな人

普通は」「へんな人」という言葉は、私の心の中に怒りのエネルギーを噴出させた。

いったいどうして、私は“普通じゃないへんな人”になってしまったのか?

私は、両親から愛されたことがいっさいなかった。
子どものころから自分の存在自体を認めてもらったことはなかったし、両親から抱きしめられたことすらなかった。
覚えているのは、怒鳴られたことや、叩かれたことだけ。
小さかった頃、自分から母に抱き着いてみたものの、「暑苦しい」と言われて突き放されたこともあったっけ。
両親に認められたのは、学校の成績がよかったときや、世間体のよいことをしたときだけ。
それ故、働くようになって仕事ができないと評価されることで、職場からだけでなく、家族や世の中全体からも自分の存在自体を否定されていると思ってしまう。
そのせいで、まともに働けない人間の標本みたいな存在になってしまったのだ。

まともじゃないのは、働くことだけではない。
誰かとかかわりを持つと、自分がどう評価されているか気になって仕方がない。
子どもの頃から人嫌いだったが、大人になってからは人を信じることがまったくできず、気が置けない友達や恋人を持つことすらもできなくなってしまった。

だからこそ、私は“普通じゃないへんな人”になってしまったのだ。
つまり、自分を“普通じゃないへんな人”にしたのは、ほかならぬ私の両親なのだ。
私の両親が、子どもだった私の心をズタズタに切り裂いたからこそ、大人になった私は“普通じゃないへんな人”になってしまったのだ。


そう思うと、私は怒りのエネルギーを心の中に抑え込むことができなくなってしまった。

そして両親に対して、怒鳴ってしまったのだった。








「いったい誰のせいだと思っているんだ?」

「オレを“普通じゃないへんな人”にしたのは、お前らだろ!」

「オレは・・・・、」

「オレは・・・・、」

「・・・・。」













そんな自分の怒鳴り声を聞いて、今朝は目が覚めた。
夢の中の出来事に対して、私はじっさいに怒鳴り声を張り上げていたのだ。
目覚まし時計が鳴る時刻の、わずか2分前の出来事だった。

こういうこと、たまにあるのよね。
思い出したくもないことや忘れたいことが、夢の中であたかも現実の真っ最中であるかの如く再現されること。
しかも目が覚めるまではそれが夢だとは全く気が付かないこと。

これだから、今日は一日中ずっと憂鬱だった。


でもね、
帰宅して、黒猫のダンナに遊んでもらったり、
22177.jpg

具だくさんみそ汁の具や粗末な料理をつまみながら芋焼酎のお湯割りをあおったりしていたら、
22178.JPG

ようやく心が落ち着きました。
そして今日の憂鬱な出来事をネタにして、
“笑い話”としてこうして紹介できるまでに回復いたしましたとさ。





ああ、
でもやっぱり、
オイラは、“普通じゃないへんな人”なんだよな。


まあいいか。

誰にも迷惑をかけずに生きて行きさえすれば、問題ないか。


【お酒】1970.久美の浦 特別本醸造 冷酒 180ml [26.京都府の酒]

22167.JPG22168.JPG
熊野酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町45-1

アルコール分 15%
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
内容量 180ml
(表のラベルより転記)

精米歩合 60%(京都産 五百万石、京の輝き)
(裏のラベルより転記)




久美の浦シリーズも、これでおしまい。
昨日までに以下のものをいただいております。
1968.久美の浦 純米吟醸 300ml
1969.久美の浦 CUP 200

今日いただくこのお酒は、特別本醸造の冷酒なんだってさ。
22169.JPG
22170.JPG

裏にもラベルが貼られておりました。
22171.JPG


冷酒と銘打たれておりますので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
22172.JPG


上立ち香は、鼻を近づけるとフレッシュな香りをかすかに感じます。
含むとそれをほんのりと感じて鼻へ抜けて行き、かつ接着剤香をかすかに感じます。

うまみは淡めです。
でも、淡めなりに米のうまみをしっかりと感じます。
軽い苦みをわずかに感じます。
酒臭さや熟成感はまったく感じません。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロではないものの、かなり弱めです。
それでも鋭さをかすかに感じます。
ただちょいスーです。
ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめでしょう。
かなり弱めで幅はないものの、その存在はわかります。


淡麗ちょい爽快でちょいスー旨辛口のおいしいお酒でした。
淡めなのに、こめのうまみしっかりで飲み応えがありました。
軽い苦みがわずかにありましたが、それもいい感じに引き締めてくれているようでした。
フレッシュさがありましたが、しつこくなくてちょうどよい感じ。
そのフレッシュさとちょいスーとで、かなりさっぱりしておりました。

これはきっと、魚との相性がバッチリでしょう!


ということで、いつものさば缶。
22173.JPG

そしていつもの玉ねぎ、ピーマン、レモン。
22174.JPG

ドレッシングを作って、さば缶にかけただけ。
→作り方はこちら。
22175.JPG

まちがいない!
バッチリでした。
22176.JPG

【お酒】1969.久美の浦 CUP 200 [26.京都府の酒]

22161.JPG22162.JPG
製造者 熊野酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町45-1

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分16度
内容量 200ml
(表のラベルより転記)

精米歩合 70%(京都産五百万石、京の輝き)
(裏のラベルより転記)




一昨日いただいた1968.久美の浦 純米吟醸 300mlに引きつづき、今日も熊野酒造さんのお酒をいただきます。

今日いただくこのお酒は、どうやら普通酒のようでした。
22163.JPG

ラベルは裏にもありましたが、特定名称は表示されておりませんでした。
22164.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
22165.JPG


うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
やわらかいうまみをふんわりと感じます。
また酒臭さ(ほめ言葉です)をかすかに、そして熟成感をごくかすかにそれぞれ感じます。
軽い渋みがちょっとありますね。
キレはよいですが、透明感はありません。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは、温かいうちはほとんどわかりませんでしたが、冷めるにつれて少し出てくるみたいです。
でも、スースーです!
ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
前には出てこないものの、幅があって、それにわずかにべとつくかな。


やや淡麗でちょい渋スースー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
淡めなりにうまみがしっかりしていて、飲み応えがありました。
軽い渋みとスースーとがありましたが、それがいい感じに引き締めているようでした。
甘みはわずかにべとつきましたが、しつこさはないですね。

これはまちがいなく、魚料理のための食中酒でしょう!
魚の臭みや脂をサッと流して、口の中をさっぱりとさせてくれましたよ。

私はいつものさんまざく(うざく(うなぎ蒲焼ときゅうりの酢の物)のさんま蒲焼缶による代用食)と合わせましたが、バッチリでした。
22166.JPG

《焼酎》188.さつま白波 12度 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

22157.JPG
製造者 薩摩酒造株式会社
鹿児島県枕崎市立神本町26

品目:本格焼酎
原材料名:さつまいも(鹿児島県産)、米こうじ(国内産米)
アルコール分:12度
内容量:200ml
(以上、ラベルより転記)




薩摩酒造さんの焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》16.さつま白波 200ml【追記あり】 (2回目はこちら
《焼酎》17.黒白波 200ml
《焼酎》86.花しらなみ 300ml
《焼酎》103.さつま白波 旅ポケット16° なみなみ220ml
《焼酎》114.さつま白波 100ml【“さつま白波五人男”より】
《焼酎》115.麦わら帽子 100ml【“さつま白波五人男”より】
《焼酎》116.さくら白波 100ml【“さつま白波五人男”より】
《焼酎》117.白鯨 100ml【“さつま白波五人男”より】
《焼酎》118.黒白波 100ml【“さつま白波五人男”より】
さつま白波 ハイボール

今日いただくこの“さつま白波”ですが、スーパーで見つけた当初は25度ペットのラベルのデザインが変更になったのかと思ったのでした。
でも、レジでお金を支払ったら、なんと200円未満のお値段だったじゃあ~りませんか!

それもそのはず。
もう一度ラベルを確認してみたところ、12度の前割り焼酎でございました。
22158.JPG
22159.JPG

この商品は、“開封してすぐに飲める手軽な RTD(Ready To Drink)飲料”として販売されたのだとか。
だから12度と、そのままでも飲みやすい度数にしてあるのですね。

でもね、12度はちょっと薄めじゃないの?
かつてさつま白波のCMでは六四(焼酎6:お湯4)がうまい。って言っていましたけれど、その割合でお湯割りにすると15度くらいになるわけですからね。
6:4に慣れた人にとっては、12度は薄く感じるんじゃないのかな?


でも逆に、焼酎に飲みなれていない人たちにとっては、12度くらいのほうが飲みやすいのかも。
新規の焼酎愛好家を開拓するための商品としては、むしろこのくらいのほうがいいのかな?

一方でワタクシは、筋金入りのアル中ハイマー型ダメ人間!
はたして12度の薄さに対して、骨の髄までアルコールがしみわたっているこのカラダが満足してくれますでしょうか?
それを確認すべく、いただいてみたいと思います。


まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
22160.JPG

水の味とともに、風味が立っていますね。
さつま白波らしい、どっしりとした風味です。
でもやっぱり弱めというか、軽めです。
アルコール香はそれほどでもないみたいです。
甘みは少し感じます。


ここで、残りを厚めの燗にしてみました。
(撮影を忘れて飲んでしまいました。)

風味がよりいっそう立ちました。
さつま白波らしいどっしり感が一層はっきりしてまいりました。
でも、やっぱり軽めですね。
アルコール香ははっきりしてまいりました。
それに甘みもはっきりです。
ただ、お湯割りで出がちな酸味が少し出てまいりましたよ。


さっぱりしていて軽めだけれど、さつま白波の風味を楽しむことができる、おいしい前割り芋焼酎でした。

風味は軽めでした。
でもこの程度の軽さって、昨今の飲みやすい芋焼酎のお湯割りと同程度でしょうね。
さつま白波ほど重厚感のある芋焼酎だからこそ、12度でも物足りなさを感じないのかもしれません。

ただ、オイラはやっぱり“六四”がいいな。

【お酒】1968.久美の浦 純米吟醸 300ml [26.京都府の酒]

22143.JPG22144.JPG
熊野酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町45の1

アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合60%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、熊野酒造さんのお酒をはじめていただきます。
丹後半島の根元にある久美浜湾の近くに蔵を構える蔵元さんです。
22145.JPG

その熊野酒造さんのお酒について、文献には以下のような記述がありました。
 シンプルでまっすぐ。品数を増やさず、古くから地元に愛されている久美の浦ブランドをかたくなに守っている。
 久美の浦シリーズはどれも、久美の浦の味を感じられる。万能型で飲み飽きず、高級料亭の味から柿ピーまでどんな料理やつまみにもそっと寄り添う。(以下略)」(※1)

今日いただくこのお酒は、純米吟醸酒でした。
22146.JPG

はたして、ワタクシが作った粗末なエサにも寄り添ってくださるのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
22147.JPG


上立ち香はないですね。
含むと、上等な接着剤みたいな香りを少し感じます。
上等な接着剤なんてものが存在するのかよ!

うまみは意外にも淡めです。
米のうまみが広がらず、舌の上を突いてくるみたいです。
苦みや雑味はありません。
熟成感もなく、酒臭さも感じません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは少し強めで鋭さも少し感じます。
それにちょいスーで、かつちょいピリです。

甘みはややはっきりです。
かなりさらりとしており、幅もないみたいです。
でも、じんわりと感じます。


淡麗ちょいすっぱちょいスーちょいピリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
雑味ゼロで、熟成感も酒臭さもなく、米のうまみそのものでした。
ちょいすっぱ、ちょいスー、ちょいピリで、かつ接着剤のような香りがありましたが、それらがいい感じに引き締めてくれておりました。
甘みは穏やかで、しつこさを感じませんでした。

うまいね!
これは食事と合う純米吟醸でしょう。
海の酒らしい引き締まった味わいで、きっと刺身との相性はばっちりでしょう。
でも悲しいかな、拙宅の近くにあるスーパーじゃ、おいしいお刺身に巡り合うことはかなわないのよね。






その食事と合う純米吟醸と合わせた今日の粗末なエサはこちら。

どうしてもきゅうりを食べたかったので、
22148.JPG

笹かまとともに、しょうが酢和えにしてみました。
22149.JPG

生姜の風味が爽やかでした。
22150.JPG

新じゃが。
旬のものですからね、入手できる限り何回でも食べるつもりです。
22151.JPG

もちろん、今日も煮物にしました。
22152.JPG

冷たい状態から弱火で30分かけて煮たことで、ねっとりとした食感に仕上がってまいう~♪でした。
22153.JPG

ごちそうさまでした。
22154.JPG

(※1)丹後本政策委員会編集発行『ひ・み・つ の丹後本』p.41(2018.07第2刷 株式会社グラフィック)









★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

今日もいっぱい遊んでくれてありがとうね。
22155.jpg
22156.jpg
(友情出演)

【お酒】1967.但馬 ほろよい玄さん 純米酒 300ml [28.兵庫県の酒]

22119.JPG22120.JPG
製造者 此の友酒造株式会社
兵庫県朝来市山東町矢名瀬町508

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分 15度
精米歩合 65%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




1690年創業。此(こ)の友(とも)酒造は、但馬杜氏による手造りひと筋、300余年の歴史と伝統を受け継ぐ地酒蔵です。」(※1)という此の友酒造さん。
なんでも、そのご先祖は武田信玄の家臣だったそうです。

一方で、今日いただくこのお酒に描かれているのは“玄さん”
と言っても武田信玄とは無関係で、豊岡市の公式キャラクターなんだってさ。
22123.JPG
22124.JPG
22125.JPG


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
22121.JPG
22122.JPG

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
22126.JPG



燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがフワッと立ってまいりました。

うまみは濃いめです!
最初に、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)がパッと口の中に広がります。
その次に、米のうまみがしっかりしていて厚みがあることがわかります。
苦みや雑味はゼロですね。
熟成感もありません。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが少し強めで鋭さも少し感じます。
それよりも、酸味自体の深みのほうがややはっきりしているようです。
ちょいスーですが、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめでしょう。
弱めではあるものの、幅のある甘みの存在はわかります。


濃醇ちょい深ちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)が最初に来るので、一口目は飲みにくさを感じるかもしれません。
でも二口目からそれに慣れて、むしろ米のうまみと酸味の深みとをしっかりと感じるようになりました。
それでいて雑味がゼロで、嫌味を全く感じませんでした。
ちょいスーも、いい感じに爽快でした。

これはうまいね!
飲み応え満載なのに、雑味がなくてきれいでした。
食事と合う、おいしいお酒でした。





そのおいしいほろよい玄さんと合わせた今日のエサはこちら。

ペンネ。
22127.JPG

あたしゃやわらかいほうが好きなので、所定の茹で時間(9分)+3分かけて茹でました。
22128.JPG

豚ロース肉。
22129.JPG

ペンネのサイズに合わせて切りました。
22130.JPG

冷蔵庫にあった残り物野菜。
22131.JPG

こんな感じにCUT。
キャベツは買ってきたものを足しました。
22132.JPG

調味料。
にんにくと塩(手前)、そして粗びきこしょう(奥)。
塩は小さじ2分の1使用しました。
22133.JPG

フライパンにオリーブオイルを引いて、
22134.JPG

豚ロース肉とにんにくとを炒め、
22135.JPG

肉に火が通ったら、野菜を投入。
塩とペンネのゆで汁(大さじ3)とも入れて、乳化させます。
22136.JPG

そこへ茹でたペンネを入れて、味を吸わせて、
22137.JPG

こしょうを振ってから盛り付けて、
豚ロース肉と野菜のペンネ(塩味)のできあがり。
22138.JPG

塩気はちょうどよい感じでした。
塩とこしょうだけで味をつけたことで、肉や野菜の味をはっきりと感じとることができました。
22139.JPG

ごちそうさまでした。
22140.JPG

(※1)白井操『兵庫の酒がつなぐ30の物語-その土地に、米と人あり-』p.68(2019.4 NHK出版)








★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
22141.jpg
22142.jpg
(友情出演)

【お酒】1966.福知三萬二千石 本醸造酒 鉄砲名人光秀くんカップ [26.京都府の酒]

22113.JPG22114.JPG
製造者 東和酒造有限会社
京都府福知山市字上野115,116,117番合地

原材料 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 65%
アルコール度数 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、福知山の東和酒造さんが造った“福知三萬二千石”なる本醸造のお酒をいただきます。
22115.JPG
22116.JPG

能書が表示されておりましたので、紹介しておきます。
22117.JPG


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
本醸造ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は少しはっきりしていましたが、透き通っておりました。
22118.JPG


うまみは濃いめでしょう。
酒臭さ(ほめ言葉です)がしっかりです。
それに熟成感が続きますが、穏やかで角や粗さはありません。
渋みがあって、角やしつこさはないものの、重さを少し感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めですが、それなりに鋭さがありますね。
スースー感はちょっとだけありますが、ピリピリ感はないみたいです。

甘みはややはっきりでしょう。
べとついた感じはないものの、幅があることがわかります。


濃醇枯ちょい渋スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とともに熟成感をしっかりと感じました。
それにちょい渋と、飲みにくい要素はそろっているようでした。
でも、キレがよくてスッキリしており、かつ甘みが和らげているようでした。

私はこういうどっしりとしているのにスッキリと引くお酒、好きです。
アル添の効果がうまく働いていると思いました。

【お酒】1965.DOG HOUSE 純米酒 カップ [07.福島県の酒]

22096.JPG
製造者 鶴乃江酒造株式会社
(所在地の記載なし)

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 60%
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




2021年のゴールデンウィーク(5/1-5)期間中は、
会津若松の市街地にある“植木屋商店”さんのオリジナルカップをいただくことにしております。
202104034.JPG

202104035.JPG

uekiyacup.JPG


はやいもので、今日はもう最終日の5月5日(水)。
あっちゅう間の5日間でした。

その最後にいただく五個目のカップ酒は“DOG HOUSE”。
どうやら会津若松にあるバーの名前で、そのバーで出すカップ酒を植木屋商店さんが企画立案しているみたいですね。
それを植木屋商店さんの店頭でも販売なさっているということでしょう。

詰められているのは、純米酒。
22097.JPG

その製造は、“会津中将”でおなじみの鶴乃江酒造さんでした。
製造者の所在地は表示されておりませんでした。
(お店(DOG HOUSE)の所在地は表示されているのにね。)
22098.JPG


それでは、いただいてみたいと思います。
お酒の色は少し着いていましたが、透き通ってはいないみたいでした。
22099.JPG


まずは、ひや(常温)でちょっとだけ。
22100.JPG

香りはないですね。

うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみそのもので、厚みを少し感じます。
軽い苦みが少しあるみたいです。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはまあまあでしょう。

酸味はややはっきりです。
すっぱさは強くはないものの鋭さを感じます。
ちょいスーで、かつちょいピリです。

甘みはややはっきりでしょう。
前には出てこないものの、幅のある甘みの存在はわかります。


やや濃醇でちょい苦ちょいすっぱちょいスーちょいピリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

米のうまみをストレートに感じるお酒でした。
それをちょい苦やちょいすっぱちょいスーちょいピリが引き締めて、甘みが和らげているようでした。

うまいね。


ここで、残りを燗にしてみました。
22101.JPG

ありゃ!
ぜんぜんちがうぞ!!

酒臭さ(ほめ言葉です)が出てきて、米のうまみを凌駕しやがった!
しかもキレよく、キリッと引き締まって透明感も少し出てきましたよ。
それに甘みが引いて、やや辛口になっちゃった。
酸味は引いて、苦みは残るもののわかりにくくなりました。

燗にすると、やや濃醇でスッキリ旨やや辛口のおいしいお酒になりました。


ひや(常温)と燗とでは、味がまったくちがいました。
ひやだと米のうまみしっかりなのに、燗にすると酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)が出てかつスッキリした味わいになりましたよ。
このちがいはもう、あたかも別のお酒の如くでしたよ。

これだから、この趣味は面白くてやめられないんですよ。






そのひやと燗とで味わいが変化するカップ酒に合わせた今日のエサはこちら。

牛ひき肉。
22102.JPG

合わせたのは、玉ねぎとしいたけ。
22103.JPG

みじん切りにして、
22104.JPG

電子レンジで2分加熱。
22105.JPG

調味料はこいつらだ!
22106.JPG

それらをすべて混ぜて、
22107.JPG
22108.JPG

ハンバーグでごじゃりますよ~!
(↑ハクション大魔王で)
22109.JPG

つなぎが野菜だけなので、ジューシーさはないね。
でも肉のうまみがしっかりで、おいしゅうございました。
ハンバーガー専門店のパテみたいな感じでした。
22110.JPG

ごちそうさまでした。
22111.JPG






こうして、ワタクシの2021年のゴールデンウィークは、終わりを告げたのでした。
22112.JPG




あーあ、

明日からまた、“時間と魂との切り売り”の日々が始まるのか・・・。