【お酒】1172.稲川 辛口地酒蔵 本醸造仕込 生貯蔵酒 300ml [07.福島県の酒]
合資会社稲川酒造店
福島県耶麻郡猪苗代町字新町4916
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合/63%
アルコール分/15度以上16度未満
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
嘉永元年創業。会津磐梯山の麓に蔵を構える稲川酒造さん。
「「稲川」の名も、日本酒の命である米を「稲」、磐梯山の伏流水を「川」に託し、命名したという。」(※1)と紹介されておりました。
今日いただくこのお酒ですが、“辛口”と銘打たれた本醸造“仕込”の生貯蔵酒なのだとか。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
一口含むと、生貯蔵酒らしいフレッシュな風味があることがわかります。
はっきりしてはおりますが、風味にクドさはないですね。
うまみは淡めです。
お米のうまみが口の中全体にうすく広がる感じがします。
一方で、軽い苦みがちょっとはっきりしておりますが、嫌味な感じではありません。
酸味はややひかえめです。
すっぱさがちょっとだけあって、鋭さを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みははっきりしています。
けっしてべとつかない、かなりさらっとした甘みを感じます。
米のうまみが穏やかで、軽い苦みと酸味の鋭さとが味を引き締める、淡麗やや甘口のお酒でした。
“辛口-”と銘打たれてはおりましたが、むしろ甘口でしたよ。
ですが、軽い苦みと酸味の鋭さとが嫌味なく気持ちよく働いて、甘ったるさを抑えているように感じました。
ただ、私としては、この軽い苦みと酸味の鋭さとの働きをより活かすならば、うまみがもう少ししっかりしていたほうがバランスがよくなるのではないかと思った次第でございます。
(※1)酒蔵探訪 25 【2007年5月】(福島県南酒販株式会社Website)
蔵元は知り合いのご実家。
一昨年お邪魔しました( ^^) _酒~~
by ロコときどきキナコ (2017-05-06 00:07)
ロコときどきキナコさん、いい処にお知り合いがいらっしゃいますね。
それに蔵元さんで、いっぱい飲ませていただけそうですし。
by skekhtehuacso (2017-05-06 20:36)