【お酒】2210.いづみ橋 純米吟醸 180ml(神奈川の酒蔵シリーズ) [14.神奈川県の酒]
●製造者 泉橋酒造株式会社
神奈川県海老名市下今泉5-5-1
●品目 日本酒
●原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
●精米歩合 58%
●アルコール度数15%
●内容量180ml
●保存方法 冷暗所に保存
(以上、包装フィルムより転記)
こちらひさびさの泉橋酒造さんのお酒。
これまでに、以下のものをいただいております。
【お酒】290.いづみ橋 特別純米酒 プレミアムカップ
【お酒】949.いづみ橋 純米吟醸 恵 青ラベル 300ml
【お酒】957.いづみ橋 純米とんぼカップ 夕焼け
【お酒】970.いづみ橋 辛口純米酒 いろどり 300ml
【お酒】971.いづみ橋 純米酒カップ
今日いただくこのお酒は、“いづみ橋 純米吟醸”。
「神奈川の酒蔵」シリーズは、お酒の卸問屋である国分さんが企画立案なさった商品。
同じような国分さんの企画モノ商品としては、
かつて「東京の酒蔵」シリーズをいただいたことがありました。
品質表示はこちら。
精米歩合58%ってのは、細かいね。
あくまでも60%ではないですよというアピールなのかな?
この神奈川の酒蔵シリーズも、キャップがお猪口になるスタイル。
話のネタが尽きたところで、いただいてみましょう。
純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、少し着いておりました。
もしかしたらこの商品も、無濾過なのかな?
上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフレッシュな香りを感じる程度。
でも含むとそれが口の中でパッと広がって鼻へ抜けて行きます。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみそのもので、しかも厚みを少し感じます。
吟醸酒にありがちな苦みも少しあるみたい。
酒臭さゼロ、枯れた感じもなく、重さや雑味もありません。
キレはよいですね。
酸味はややはっきり。
すっぱさはそれほどでもないものの、酸味自体に深みを少し感じます。
かすかにスーですが、ピリはなし。
甘みはややひかえめ。
弱めではあるものの、幅を少しだけ感じます。
爽快やや濃醇でちょい苦ちょい深スッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
うまみはしっかりなのに、雑味ゼロ!
しかもキレがよく、後味スッキリ!
この点こそがきっと、吟醸酒、すなわち「吟味して製造した清酒」(※1)たる所以なのでしょう。
酸味の深みも味わい深さをもたらしているのでしょう。
しかもその酸味が、フレッシュな風味と相俟って爽やかでした。
ちょい苦は、味をうまく引き締めているようでした。
“やや辛口”と評しましたが、決して辛くはなく、飲み始めはやや甘口かと思ったほどでした。
これはうまいね。
食事ともよく合う、おいしいお酒でした。
(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1
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