加賀国での酒集め [旅]
石川県では、かつて能登国(能登地方)の西部で徘徊したことがありました。
今回は、加賀国(加賀地方)で徘徊すべく、出かけてまいりましたよ。
その顛末を、ここに報告させていただきます。
え?
なんだって、?
加賀とあの“ヘタクソな絵”とは、どう関係があるのかって?
そういう野暮天みたいなことは聞かないの!
★☆2020年11月21日(土)★☆
今回は、新宿駅から。
バスタ新宿から、夜行バスに乗ってやろうという算段なのでした。
私が乗ったのは、さくらライナーKTT09D便。
こちらひさびさの中間席。
このバス、それほど長距離走行でもないくせに3回も途中休憩してんの。
しかも後ろに座っていた輩が3回とも外に出て、出る途中で腹だか尻だかをオレの肩に毎回毎回こすりつけていきやがった。
そのせいで、あたしゃ夜中に3度も無理矢理起こされてしまったのでした。
★☆2020年11月22日(日)★☆
AM6:55。
さくらライナーKTT09D便は、金沢駅へ到着。
予定よりも20分の早着でした。
朝のルーティンワークをこなすべく、駅西中央公園へ。
お食事、
歯みがき、
雉撃ち。
ルーティンワークを終えて、金沢駅へと戻ってまいりました。
3度起こされたせいでまだ眠気が残っていたので、コーヒーを飲んで目を覚ましました。
その金沢駅からは、北陸本線に乗車。
8:18発の小松行普通632Mでした。
私が乗ったのは、521系(左)。
七尾線の415系(右)と並んでいる姿を撮影しておきました。
金沢駅から1駅だけ乗って、西金沢駅にて下車。
改札外へ出て、北陸鉄道石川線の新西金沢駅へ。
その新西金沢駅からは、8:28発の鶴来行普通電車に乗車。
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
30分弱乗って、終点の鶴来(つるぎ)駅(石川県白山市)にて下車。
今でこそ終着駅となってしまった鶴来駅。
ですが2009年までは2駅先の加賀一の宮駅まで、また1980年代にはさらに南の白山下駅まで線路が伸びていたのでした。
鶴来駅から歩いていたら、その廃線跡を発見!
ここは中鶴来駅跡かな?
それにしてもいい天気。
でも紅葉は遅いみたいでした。
手取川に架かる山上郷大橋へやってまいりました。
川風がきもちいいね!
“暴れ川”の異名を持つ手取川。
「手取川から流れ出た土砂を対馬海流が運んで潟湖(河北潟)が形成された」
と、水曜どうでしょうで覚えましたね。
“過保護は手取りがドシャッと入って咳込んで帰る”
能美市に~、イ~ン!(ブギウギ専務より)
能美市に入ってすぐの場所にあったのが、道の駅しらやまさん。
ですが、
道の駅しらやまさんでの成果はゼロ!
やたらとだだっ広いのに、野菜しか売っていませんでしたとさ。
でもこういうことは実際に来てみないとわかりませんから、しかたがありません罠。
失意のうちに道の駅しらやまさんを離れて、鶴来の街へと戻りました。
帰りはこちらの小さな橋(和佐谷橋)を渡って行きましたよ。
この和佐谷橋、歩くと床板がビミョーにベコベコして怖いこと怖いこと!
足元を見ると、床板の隙間から下の川がちらちら見えちゃったりなんかしちゃったりして。
欄干が低いので、景色は良いのですけれど、
下を見ると、
お尻の穴が、
ヒューってなっちゃう!
ヒューってなっちゃう!
(なんで2回言うんだよ。)
恐怖の和佐谷橋をなんとか渡り終えました。
その渡り終えたところには、お不動様が祀られておりましたよ。
鶴来の街へ戻ってまいりました。
鶴来の街中には、蔵元さんが2軒あるのです。
まずは、あまりにも有名な菊姫。
やっぱりデカいね。
店を覗いてみたのですが、誰も出て来なかったので退散しました。
(変な奴が来たからわざと出なかったんだろ。)
そしてこちらは、萬歳楽(まんざいらく)を造る小堀酒造店さん。
チャラリ~♪
鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
でもでもでも!
小堀酒造店さんの向かい側にあったスーパーで、
萬歳楽の本醸造カップをGET!
ここまで歩いてくる途中で見つけた汐井酒店さん。
いいですか、みなさん!
鶴来へ来たら汐井酒店さんははずせませんですぞ!
鶴来駅へ戻る途中に見つけた大木。
道の真ん中に立っているのね。
鶴来駅へと戻ってまいりました。
次の電車の発車時刻までまだ時間があったので、見学。
車体は東急7000系ですが、台車は国鉄型のものに換装されているのね。
こちらは京王帝都井の頭線からやって来た車輛。
あー、ダメ人間だダメ人間だ!
午前中から恥ずかしげもなく飲むダメ人間だ!
発車の時刻が近づきました。
鶴来駅からは、10:50発の野町行普通電車に乗って、今朝来た道を引き返しました。
新西金沢駅へ戻ってまいりました。
徒歩でとなりの西金沢駅へ向かって、
西金沢駅からは、11:32発の福井行普通304Mに乗車。
30分弱乗って、小松駅(石川県小松市)にて下車。
♪アㇵァ~ン、こちょこちょむ・す・め♪
(それは小松みどりやっちゅうねん。)
正午を回って、腹が減ってまいりました。
お誂え向きに、そば屋さんを発見。
まずは缶ビール。
越前おろしそばをいただきました。
腰が強くて噛み応えのあるそば。
それを甘みがほとんどないつゆでいただくのですが、爽快な風味が満載のおいしいそばでした。
小松の街中での徘徊を開始。
まずは地酒カップ2種をGET!
猫橋だってさ。
猫の御坊なんてのもありましたよ。
こちらがその“猫の御坊”。
でも猫はいませんでした。
“根来”が“猫”に訛ったのね。
立山の純米吟醸カップは既出ですが、色違いのもの(左)を見つけました。
八坂神社。
ん?
八坂神社なのに、不動明王もいらっしゃるの?
どうやらもともと不動明王を“神様”として祀っていたものの、明治期の神仏分離によって仏様として扱うことにし、神様のほうは八坂神社を分祀したみたいでした。
こちらが八坂神社。
そしてその隣には、不動堂がありました。
目洗い池なんてものありましたよ。
・・・。
洗いたくないな。
“曇り空の一本道を酒を担いだ中年男性が一人静かに歩いて行きました。”
という写真を撮ろうと思ったら、ケッタマシーンに乗ったパツキンのチャンネーが入っちゃった。
小松の街中を3時間半かけて徘徊したものの、成果はカップ酒4個のみという体たらく。
失意のうちに、小松駅へと戻ってまいりました。
ヘトヘトになったところに、これまたお誂え向きにプロントを発見。
ビールを飲んで疲れを癒しました。
その後、ホテルにチェックインし、
小松の夜の街へと繰り出したのでした。
私が選んだのは、中華料理の“清ちゃん”。
まずはビールと味付けメンマ。
甘めに炊いてあるメンマで、疲れた体が癒されるわ~!
そして餃子。
餡は肉と野菜とが半々くらい。
酢とこしょうだけでいただきました。
肉の味がものすごく濃いね!
それに酢が疲れた体に効くわ~!
ビールをさっさと空けて、燗酒(日本盛)へ移行!
そして私が選んだのは、
“小松の塩やきそば”。
小松名物の“塩焼きそば”。
その元祖は、ここ清ちゃんなのだとか。
塩味だから、肉や野菜の味が映えるね。
太麺故か、小麦の風味もしっかりわかりましたよ。
しかも野菜がシャキシャキでまいう~♪
この炒め方、マネしたいわ~!
清ちゃん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、雨が降り始めた小松の夜の街を歩いてホテルへ戻りましたとさ。
その途中で見つけた酒屋さんを物色してみたところ、なんと“大日盛”のお燗瓶を見つけてGET!
こうして、小松の夜は更けていったのでした。
★☆2020年11月23日(月祝)★☆
小松の朝は、雨が降っておりました。
小松駅へ向かったのですが、電車に乗る前に立ち寄りたい場所がありました。
それがここ、
“土居原ボンネット広場”。
ここにはかつて国鉄(JR)で走っていたボンネット型の特急車両が保存されているのです。
それがこれ、
ヘッドマークは白鳥でした。
あたしゃ中学生の頃に新潟駅から青森駅まで白鳥の自由席(リクライニングしないシート)に乗ったことがあったのですが、終点の青森に近づくにつれて周囲の席から聞こえてくる会話の内容がだんだんと理解しづらくなっていったことを記憶しておりますよ。
489系。
横軽対策車(●印:碓氷峠(信越本線横川-軽井沢間の急坂)を通過可能な車両)で、かつ同区間で補機を務めていたEF63形電気機関車との協調運転が可能な形式ですよ。
あーあ!
昨日来ていれば、中に入ることができたみたいでした。
連結部分には、国鉄のプレートがありました。
国鉄も東急車輛も、今となっては昔の話になってしまいましたね。
489系電車よ、またいつか会おうぜ。
小松駅へ戻ってまいりました。
その小松駅からは、8:35発の金沢行普通329Mに乗車。
15分ほど乗って、加賀笠間駅(石川県白山市)にて下車。
雨はやんでおりましたよ。
白山神社がありましたよ。
拝殿にて、二礼二拍手一礼。
加賀笠間駅から30分ほどかけて歩いて、やって来たのは“道の駅めぐみ白山”。
ですが、
道の駅めぐみ白山での成果はまたしてもゼロ!
お酒は4合瓶が主体で、カップ酒はゼロ。
生酒の300ml瓶がいくつかありましたが、琴線に触れるものではございませんでした。
何度も言うようですが、こういうことは実際に来てみないとわかりませんからしかたがありません。
事前に電話で確認するなんて野暮天みたいなことは、あたしゃしたくはないものでね。
失意のうちに、その道の駅めぐみ白山からさらに歩いて行ったのでした。
次から次へと走ってくる車とは反対の方向へ一人静かに歩いて行く酔っぱらい。
車を買えるようなまともな生活を送っている人たちが向かう人生の方向とは逆へ一人だけで向かい、かつ車も買えずただ歩くしか術がないほどいい加減な生き方しかしていない自分を象徴している一場面だと思った次第でございました。
途中にあったイオンで、福正宗の生原酒アルミ缶をGET!
天狗舞の本醸造は初見かと思ったのでしたが、既出でした。
さらに福正宗の冷酒らしき一合瓶を見つけてGET!
また雨が降ってまいりました。
それでも日榮の一合瓶をみつけてGET!
松任の街中へたどりつきました。
ここは酒蔵さんらしいのですけれど、
となりに直営店がありました。
高砂本醸造の300ml瓶をGET!
カップ酒はあるけれど、小売はしていないんだってさ。
あ!、イソザキ時計店だ!
腕時計に関心がおありの御仁でしたら、きっと御存知のことでしょう。
Websiteでは、腕時計のことをいろいろと勉強させていただきましたよ。
と思って腕時計をみたら、11時半を過ぎておりました。
そうとわかったら、なんだか急に腹が減ってまいりましたよ。
これまたお誂え向きに、そば屋さん(お多福さん)を発見!
ビールを注文することを忘れるくらい腹が減っていた私が選んだのは、きのこそば。
関西風のやさしい出汁に、きのこの風味が満載でまいう~♪でした。
お多福さん、堪能させていただきました。
それにテーブルにサングラスを忘れて出てしまい、お騒がせして申し訳ございませんでした。
加賀笠間駅から3時間半(食事の時間を含む。)かけて歩いて、となりの松任駅(石川県白山市)へとたどり着きました。
その松任駅からは、12:31発の金沢行普通337Mに乗車。
337Mに終点まで乗って、金沢駅(石川県金沢市)にて下車。
金沢駅からは、バスに乗車。
やって来たのは、近江町市場。
時節柄、この混雑ぶりは危険だろ!
私が目指したのは、酒の大沢さん。
一合瓶とカップ酒とをGET!
近江町市場を出て、めいてつエムザの地下にあった酒店でこれらをGET!
帰りは歩いて戻ったのですが、途中で見つけた酒屋さんで常きげんのカップ酒をGET!
金沢駅構内のコンビニでも販売されていたことを確認済でしたが、こちらのほうが新鮮でした。
金沢駅へ戻ってまいりました。
そして、最後は金沢駅構内にあったコンビニでこれらを入手して、酒集めを終えたのでした。
酒集めを終えたら、残るは一人打ち上げを開催するのみ。
“あんと”にある、とあるお店を目指したのでした。
目指したのは、“黒百合”さん。
すげー並んでいやがるの!
40分間待って、ようやくカウンターへ通されました。
まずはビール小瓶。
そしておでん。
渦を巻いているかまぼこを見ると、北陸地方に来たんだなぁと実感するのって私だけ?
車麩は、いっぱい吸った出汁の味に麩の香ばしさが相俟ってまいう~♪
ビールをさっさと空けて、燗酒へ移行。
萬歳楽の普通酒は、キリっと引き締まっているのにうまみしっかりでおいしいお酒でした。
さばのぬた。
これ、ものすごくまいう~♪
さばがうまみ満載で、しかも臭みゼロ!
ふきのおでん。
これも出汁をいっぱい吸っていて、しかもやわらかいのヨォ~!
二杯目は、“獅子吼(ししく)”なる超辛口純米酒を選択。
たしかに超辛口、甘みはほとんどないよ。
酒臭さ満載でうまみしっかりなのにキレはよく、後味はスッキリしておりました。
これ、うまいね!
どじょうのかばやき。
うなぎよりもあっさりしているのね。
大根と角天おでんを追加して、お腹がいっぱいになりました。
でもね、なんかさっぱりしたいところでした。
ふと見ると、柚子と山椒とを使った“Daydream”なるビールがあるのだとか。
Daydreamは、濁っておりましたよ。
♪さわ~やかな日々~♪(毒掃丸の歌より)
黒百合さん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、北陸新幹線かがやき号に乗って、苦界へと戻ったのでした。
以上、
・カップ酒13個(うち再度誤購入1個)
・一合瓶10本
・300ml瓶2本
の旅でした。
こちらひさびさの雨天との遭遇でしたが、楽しかったからいいや!
でもね、
今までとはちがって、徘徊している最中に“つらさ”を少し感じてしまったんだな。
加齢のせいで、体がもたなくなってきたのかも。
それに今回は、出発日の一か月前くらいから、行くのをやめようと何度も思ってしまったんだよね。
朝起きると、「やっぱりやめておこう」って思っちゃうんだけれど、薬を飲んで落ち着くとまた行く気になるということのくりかえし。
そろそろ“潮時”なのかな。
今回は、加賀国(加賀地方)で徘徊すべく、出かけてまいりましたよ。
その顛末を、ここに報告させていただきます。
え?
なんだって、?
加賀とあの“ヘタクソな絵”とは、どう関係があるのかって?
そういう野暮天みたいなことは聞かないの!
(ガガ≒加賀)
★☆2020年11月21日(土)★☆
今回は、新宿駅から。
バスタ新宿から、夜行バスに乗ってやろうという算段なのでした。
私が乗ったのは、さくらライナーKTT09D便。
こちらひさびさの中間席。
このバス、それほど長距離走行でもないくせに3回も途中休憩してんの。
しかも後ろに座っていた輩が3回とも外に出て、出る途中で腹だか尻だかをオレの肩に毎回毎回こすりつけていきやがった。
そのせいで、あたしゃ夜中に3度も無理矢理起こされてしまったのでした。
★☆2020年11月22日(日)★☆
AM6:55。
さくらライナーKTT09D便は、金沢駅へ到着。
予定よりも20分の早着でした。
朝のルーティンワークをこなすべく、駅西中央公園へ。
お食事、
歯みがき、
雉撃ち。
ルーティンワークを終えて、金沢駅へと戻ってまいりました。
3度起こされたせいでまだ眠気が残っていたので、コーヒーを飲んで目を覚ましました。
その金沢駅からは、北陸本線に乗車。
8:18発の小松行普通632Mでした。
私が乗ったのは、521系(左)。
七尾線の415系(右)と並んでいる姿を撮影しておきました。
金沢駅から1駅だけ乗って、西金沢駅にて下車。
改札外へ出て、北陸鉄道石川線の新西金沢駅へ。
その新西金沢駅からは、8:28発の鶴来行普通電車に乗車。
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
30分弱乗って、終点の鶴来(つるぎ)駅(石川県白山市)にて下車。
今でこそ終着駅となってしまった鶴来駅。
ですが2009年までは2駅先の加賀一の宮駅まで、また1980年代にはさらに南の白山下駅まで線路が伸びていたのでした。
鶴来駅から歩いていたら、その廃線跡を発見!
ここは中鶴来駅跡かな?
それにしてもいい天気。
でも紅葉は遅いみたいでした。
手取川に架かる山上郷大橋へやってまいりました。
川風がきもちいいね!
“暴れ川”の異名を持つ手取川。
「手取川から流れ出た土砂を対馬海流が運んで潟湖(河北潟)が形成された」
と、水曜どうでしょうで覚えましたね。
“過保護は手取りがドシャッと入って咳込んで帰る”
能美市に~、イ~ン!(ブギウギ専務より)
能美市に入ってすぐの場所にあったのが、道の駅しらやまさん。
ですが、
道の駅しらやまさんでの成果はゼロ!
やたらとだだっ広いのに、野菜しか売っていませんでしたとさ。
でもこういうことは実際に来てみないとわかりませんから、しかたがありません罠。
失意のうちに道の駅しらやまさんを離れて、鶴来の街へと戻りました。
帰りはこちらの小さな橋(和佐谷橋)を渡って行きましたよ。
この和佐谷橋、歩くと床板がビミョーにベコベコして怖いこと怖いこと!
足元を見ると、床板の隙間から下の川がちらちら見えちゃったりなんかしちゃったりして。
欄干が低いので、景色は良いのですけれど、
下を見ると、
お尻の穴が、
ヒューってなっちゃう!
ヒューってなっちゃう!
(なんで2回言うんだよ。)
恐怖の和佐谷橋をなんとか渡り終えました。
その渡り終えたところには、お不動様が祀られておりましたよ。
鶴来の街へ戻ってまいりました。
鶴来の街中には、蔵元さんが2軒あるのです。
まずは、あまりにも有名な菊姫。
やっぱりデカいね。
店を覗いてみたのですが、誰も出て来なかったので退散しました。
(変な奴が来たからわざと出なかったんだろ。)
そしてこちらは、萬歳楽(まんざいらく)を造る小堀酒造店さん。
チャラリ~♪
鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
でもでもでも!
小堀酒造店さんの向かい側にあったスーパーで、
萬歳楽の本醸造カップをGET!
ここまで歩いてくる途中で見つけた汐井酒店さん。
いいですか、みなさん!
鶴来へ来たら汐井酒店さんははずせませんですぞ!
鶴来駅へ戻る途中に見つけた大木。
道の真ん中に立っているのね。
鶴来駅へと戻ってまいりました。
次の電車の発車時刻までまだ時間があったので、見学。
車体は東急7000系ですが、台車は国鉄型のものに換装されているのね。
こちらは京王帝都井の頭線からやって来た車輛。
あー、ダメ人間だダメ人間だ!
午前中から恥ずかしげもなく飲むダメ人間だ!
発車の時刻が近づきました。
鶴来駅からは、10:50発の野町行普通電車に乗って、今朝来た道を引き返しました。
新西金沢駅へ戻ってまいりました。
徒歩でとなりの西金沢駅へ向かって、
西金沢駅からは、11:32発の福井行普通304Mに乗車。
30分弱乗って、小松駅(石川県小松市)にて下車。
♪アㇵァ~ン、こちょこちょむ・す・め♪
(それは小松みどりやっちゅうねん。)
正午を回って、腹が減ってまいりました。
お誂え向きに、そば屋さんを発見。
まずは缶ビール。
越前おろしそばをいただきました。
腰が強くて噛み応えのあるそば。
それを甘みがほとんどないつゆでいただくのですが、爽快な風味が満載のおいしいそばでした。
小松の街中での徘徊を開始。
まずは地酒カップ2種をGET!
猫橋だってさ。
猫の御坊なんてのもありましたよ。
こちらがその“猫の御坊”。
でも猫はいませんでした。
“根来”が“猫”に訛ったのね。
立山の純米吟醸カップは既出ですが、色違いのもの(左)を見つけました。
八坂神社。
ん?
八坂神社なのに、不動明王もいらっしゃるの?
どうやらもともと不動明王を“神様”として祀っていたものの、明治期の神仏分離によって仏様として扱うことにし、神様のほうは八坂神社を分祀したみたいでした。
こちらが八坂神社。
そしてその隣には、不動堂がありました。
目洗い池なんてものありましたよ。
・・・。
洗いたくないな。
“曇り空の一本道を酒を担いだ中年男性が一人静かに歩いて行きました。”
という写真を撮ろうと思ったら、ケッタマシーンに乗ったパツキンのチャンネーが入っちゃった。
小松の街中を3時間半かけて徘徊したものの、成果はカップ酒4個のみという体たらく。
失意のうちに、小松駅へと戻ってまいりました。
ヘトヘトになったところに、これまたお誂え向きにプロントを発見。
ビールを飲んで疲れを癒しました。
その後、ホテルにチェックインし、
小松の夜の街へと繰り出したのでした。
私が選んだのは、中華料理の“清ちゃん”。
まずはビールと味付けメンマ。
甘めに炊いてあるメンマで、疲れた体が癒されるわ~!
そして餃子。
餡は肉と野菜とが半々くらい。
酢とこしょうだけでいただきました。
肉の味がものすごく濃いね!
それに酢が疲れた体に効くわ~!
ビールをさっさと空けて、燗酒(日本盛)へ移行!
そして私が選んだのは、
“小松の塩やきそば”。
小松名物の“塩焼きそば”。
その元祖は、ここ清ちゃんなのだとか。
塩味だから、肉や野菜の味が映えるね。
太麺故か、小麦の風味もしっかりわかりましたよ。
しかも野菜がシャキシャキでまいう~♪
この炒め方、マネしたいわ~!
清ちゃん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、雨が降り始めた小松の夜の街を歩いてホテルへ戻りましたとさ。
その途中で見つけた酒屋さんを物色してみたところ、なんと“大日盛”のお燗瓶を見つけてGET!
こうして、小松の夜は更けていったのでした。
★☆2020年11月23日(月祝)★☆
小松の朝は、雨が降っておりました。
小松駅へ向かったのですが、電車に乗る前に立ち寄りたい場所がありました。
それがここ、
“土居原ボンネット広場”。
ここにはかつて国鉄(JR)で走っていたボンネット型の特急車両が保存されているのです。
それがこれ、
ヘッドマークは白鳥でした。
あたしゃ中学生の頃に新潟駅から青森駅まで白鳥の自由席(リクライニングしないシート)に乗ったことがあったのですが、終点の青森に近づくにつれて周囲の席から聞こえてくる会話の内容がだんだんと理解しづらくなっていったことを記憶しておりますよ。
489系。
横軽対策車(●印:碓氷峠(信越本線横川-軽井沢間の急坂)を通過可能な車両)で、かつ同区間で補機を務めていたEF63形電気機関車との協調運転が可能な形式ですよ。
あーあ!
昨日来ていれば、中に入ることができたみたいでした。
連結部分には、国鉄のプレートがありました。
国鉄も東急車輛も、今となっては昔の話になってしまいましたね。
489系電車よ、またいつか会おうぜ。
小松駅へ戻ってまいりました。
その小松駅からは、8:35発の金沢行普通329Mに乗車。
15分ほど乗って、加賀笠間駅(石川県白山市)にて下車。
雨はやんでおりましたよ。
白山神社がありましたよ。
拝殿にて、二礼二拍手一礼。
加賀笠間駅から30分ほどかけて歩いて、やって来たのは“道の駅めぐみ白山”。
ですが、
道の駅めぐみ白山での成果はまたしてもゼロ!
お酒は4合瓶が主体で、カップ酒はゼロ。
生酒の300ml瓶がいくつかありましたが、琴線に触れるものではございませんでした。
何度も言うようですが、こういうことは実際に来てみないとわかりませんからしかたがありません。
事前に電話で確認するなんて野暮天みたいなことは、あたしゃしたくはないものでね。
失意のうちに、その道の駅めぐみ白山からさらに歩いて行ったのでした。
次から次へと走ってくる車とは反対の方向へ一人静かに歩いて行く酔っぱらい。
車を買えるようなまともな生活を送っている人たちが向かう人生の方向とは逆へ一人だけで向かい、かつ車も買えずただ歩くしか術がないほどいい加減な生き方しかしていない自分を象徴している一場面だと思った次第でございました。
途中にあったイオンで、福正宗の生原酒アルミ缶をGET!
天狗舞の本醸造は初見かと思ったのでしたが、既出でした。
さらに福正宗の冷酒らしき一合瓶を見つけてGET!
また雨が降ってまいりました。
それでも日榮の一合瓶をみつけてGET!
松任の街中へたどりつきました。
ここは酒蔵さんらしいのですけれど、
となりに直営店がありました。
高砂本醸造の300ml瓶をGET!
カップ酒はあるけれど、小売はしていないんだってさ。
あ!、イソザキ時計店だ!
腕時計に関心がおありの御仁でしたら、きっと御存知のことでしょう。
Websiteでは、腕時計のことをいろいろと勉強させていただきましたよ。
と思って腕時計をみたら、11時半を過ぎておりました。
そうとわかったら、なんだか急に腹が減ってまいりましたよ。
これまたお誂え向きに、そば屋さん(お多福さん)を発見!
ビールを注文することを忘れるくらい腹が減っていた私が選んだのは、きのこそば。
関西風のやさしい出汁に、きのこの風味が満載でまいう~♪でした。
お多福さん、堪能させていただきました。
それにテーブルにサングラスを忘れて出てしまい、お騒がせして申し訳ございませんでした。
加賀笠間駅から3時間半(食事の時間を含む。)かけて歩いて、となりの松任駅(石川県白山市)へとたどり着きました。
その松任駅からは、12:31発の金沢行普通337Mに乗車。
337Mに終点まで乗って、金沢駅(石川県金沢市)にて下車。
金沢駅からは、バスに乗車。
やって来たのは、近江町市場。
時節柄、この混雑ぶりは危険だろ!
私が目指したのは、酒の大沢さん。
一合瓶とカップ酒とをGET!
近江町市場を出て、めいてつエムザの地下にあった酒店でこれらをGET!
帰りは歩いて戻ったのですが、途中で見つけた酒屋さんで常きげんのカップ酒をGET!
金沢駅構内のコンビニでも販売されていたことを確認済でしたが、こちらのほうが新鮮でした。
金沢駅へ戻ってまいりました。
そして、最後は金沢駅構内にあったコンビニでこれらを入手して、酒集めを終えたのでした。
酒集めを終えたら、残るは一人打ち上げを開催するのみ。
“あんと”にある、とあるお店を目指したのでした。
目指したのは、“黒百合”さん。
すげー並んでいやがるの!
40分間待って、ようやくカウンターへ通されました。
まずはビール小瓶。
そしておでん。
渦を巻いているかまぼこを見ると、北陸地方に来たんだなぁと実感するのって私だけ?
車麩は、いっぱい吸った出汁の味に麩の香ばしさが相俟ってまいう~♪
ビールをさっさと空けて、燗酒へ移行。
萬歳楽の普通酒は、キリっと引き締まっているのにうまみしっかりでおいしいお酒でした。
さばのぬた。
これ、ものすごくまいう~♪
さばがうまみ満載で、しかも臭みゼロ!
ふきのおでん。
これも出汁をいっぱい吸っていて、しかもやわらかいのヨォ~!
二杯目は、“獅子吼(ししく)”なる超辛口純米酒を選択。
たしかに超辛口、甘みはほとんどないよ。
酒臭さ満載でうまみしっかりなのにキレはよく、後味はスッキリしておりました。
これ、うまいね!
どじょうのかばやき。
うなぎよりもあっさりしているのね。
大根と角天おでんを追加して、お腹がいっぱいになりました。
でもね、なんかさっぱりしたいところでした。
ふと見ると、柚子と山椒とを使った“Daydream”なるビールがあるのだとか。
Daydreamは、濁っておりましたよ。
♪さわ~やかな日々~♪(毒掃丸の歌より)
黒百合さん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、北陸新幹線かがやき号に乗って、苦界へと戻ったのでした。
以上、
・カップ酒13個(うち再度誤購入1個)
・一合瓶10本
・300ml瓶2本
の旅でした。
こちらひさびさの雨天との遭遇でしたが、楽しかったからいいや!
でもね、
今までとはちがって、徘徊している最中に“つらさ”を少し感じてしまったんだな。
加齢のせいで、体がもたなくなってきたのかも。
それに今回は、出発日の一か月前くらいから、行くのをやめようと何度も思ってしまったんだよね。
朝起きると、「やっぱりやめておこう」って思っちゃうんだけれど、薬を飲んで落ち着くとまた行く気になるということのくりかえし。
そろそろ“潮時”なのかな。