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ほとんどビョーキの酒集め2020冬 & お知らせ [旅]

 
 
 
あの持病が再発してしまったワタクシ。

 
そこで今回は、持病の平癒をはかるべく、青春18きっぷと新幹線とを併用して冬の東北へと出かけてまいりましたよ。
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★☆2020年12月19日(土)★☆


まずは、東京駅から。
自宅の最寄り駅からここ東京駅まで、青春18きっぷを使用しました。
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東京駅で、青春18きっぷの使用を一時中断。
新幹線で移動距離を稼ぎます。
6:04発の東北新幹線やまびこ51号盛岡行に乗車。
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やまびこ51号に2時間14分乗って、古川駅(宮城県大崎市)にて下車。
ここまでほとんど寝ておりました。
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古川駅からは、青春18きっぷの使用を再開。
陸羽東線の8:23発小牛田行普通5724Dに乗車しました。
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5724Dの車窓には雪景色。
“冬の東北へ来たなぁ~!”って気分だね。
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5724Dの終点である小牛田駅で、石巻線の8:41発女川行普通1629Dに乗り換え。
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穏やかな万石浦が見えてくると、
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そこはもう、終点の女川駅(宮城県牡鹿郡女川町)。
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東日本大震災で津波が街を襲った女川。
それでも立派に復興し、大きな駅舎が建てられておりましたよ。
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駅前にある商店街へと向かいます。
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ここ女川へ来る途中は雪景色だったのに、女川の街には残雪すらありゃしない。
俺ん家もそうだけど、沿岸域ってのは海の影響で雪が降りにくいのかな。
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そのかわり、沿岸域は海風がすごいのよね。
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その海風が、干物を干すにはちょうどよいみたいでした。
しかもこの干物、魚臭さがまったくなくて、とてもおいしそうな香りでしたよ。
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女川の港へとやってまいりました。
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このとげとげしい船はイカ釣り船?
それともサンマ漁船かな?
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その女川の港の近くにあったのが、あがいんステーション。
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そのあがいんステーションで、カップ酒2種と墨廼江の純米とをGET!
カップ酒の中身は2つともあたごのまつ特別純米酒なのに、右のほうが100円も高いの!
(いわゆるひとつのRoyaltyってやつ?)
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地元のスーパーマーケットへやって来たら、敷地内に東日本大震災の慰霊碑を発見。
刻まれていた名前は、どうやら津波で亡くなられた従業員さんのようでした。
お気持ちをお察し申し上げるに、手を合わせずにはいられませんでした。
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そのスーパーで、これらをGET!
宮崎県産の焼酎2品はまさかの発見!
美酒爛漫の熟成種は既出でしたが、デザインがビミョーに変更されておりました。
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商店街へと戻ってまいりました。
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その商店街にあったお店で、金華さばを使ったさば缶をGET!
さば缶をこよなく愛するワタクシといたしましては、楽しみでございますですぞ!
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女川での徘徊はこれでおしまい。
女川駅からは11:09発の石巻線小牛田行普通1632Dに乗って、今朝来た道を引き返しました。
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1632Dに25分ほど乗って、石巻駅で下車。
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その石巻駅からは、11:53発の仙石東北ライン快速仙台行5570Dに乗り換え。
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5570Dの車内で、昼食。
ただ飲んだくれているだけじゃないか。
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曇り空の松島を眺めたり、
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仙石線から非電化の渡り線へ突入し、
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東北本線へ渡って、
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東北本線の塩釜駅(宮城県塩竈市)へ到着。
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塩釜駅から歩いてやってきたのは、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)。
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202段の石段を一気に駆け上がったぜ!
足、ガクガクや~!
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ええ~!
聞いてないよぉ~!(ダチョウ倶楽部より)

年甲斐もなく202段を一気に上って、精魂尽き果てた酔っぱらい。
でもそこには非常階段ならぬ、とどめの“非情階段”(26段)が待ち構えていやがった!
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非情の26段を這うようにして上り、拝殿にて参拝。
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こちらは別宮。
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さらに進んで行くと、
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志波彦神社がありました。
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帰りは“七曲坂”なる緩やかな道を降りていきました。
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七曲坂は、くねくねしていて傾斜はそれほどきつくはなかったのですが、
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石の上に落ち葉がいっぱい。
これがまた滑ること滑ること!
オマエの話もスベることスベること!
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なんとか無事、下界へとたどり着きました。
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さらに歩いて行くと、佐浦さんの蔵がありました。
言わずと知れた“浦霞”の蔵元さんですね。
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直営店で、生一本の一合瓶をGET!
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東北本線の塩釜駅から1時間かけて歩いて、仙石線の本塩釜駅(宮城県塩竈市)へとたどり着きました。
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その本塩釜駅からは、仙石線の12:52発あおば通行普通1232Sに乗車。
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30分ほど乗って、仙台駅(宮城県仙台市)にて下車。
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仙台駅からは、仙山線に乗り換え。
15:00発の山形行普通829Mでした。
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829Mの車中で、“支倉常長ビール”をいただきました。
甘めなのね。
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この日の仙山線は雪の中。
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作並駅(仙台市青葉区)は、雪まみれ。
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それなのに、雪に負けることなく定時で快走する仙山線の829M。
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雪化粧の山寺(立石寺)。
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829Mに1時間25分乗って、カジョセンが見えてくると、
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そこはもう、山形駅(山形県山形市)。
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ホテルにチェックインしたのち、いつものお店をめざしました。
もちろん、“居酒屋伝七”さんですよ。
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居酒屋伝七さんは、コース料理のみのお店。
でも出てくる料理はどれもまちがいなくおいしいものばかりなので、安心して訪問できるのです。

これは雪菜と、小野川温泉の豆もやし。
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シャッキシャキ!
歯応えがいいね。
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青菜(せいさい)とわらびのお漬物。
青菜は、蔵王の降灰があった場所でしか育たないんだってさ。
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青菜はパリパリ!
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わらびはおそらく塩蔵(塩漬け)でしょうけれど、これも歯ごたえがあっていい感じ!
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あん肝に、きくらげと白うり。
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この白うりもパリパリでものすごくまいう~!
いったん塩漬けしたものを塩抜きして使うとこうなるんだってさ。
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煮物の真子和え。
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クリームチーズにくるみと石巻産アンチョビとを混ぜたもの。
あたしゃ最初、ふきみそが混ぜてあるのかなと思いましたよ。
それほどまでに、魚臭さがゼロなのでした。
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これらに合わせたのは、羽前桜川の辛口。
法人成り後は、ちょいピリで接着剤香を少しまとうようになったみたいね。
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メインは鍋。
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入っていたきのこは、すべて塩蔵(塩漬け)。
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でもそのきのこは、どれもみな味が濃いね!
うどもそうですが、塩蔵ってのは単なる保存方法ではなくて、味を凝縮させるための技法なのですね。
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うどんが出てきてこんにちは!
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その鍋に合わせたのは、あら玉の特別純米(改良信交使用)。
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多収品種だったたかね錦(信交190号)の改良種として秋田県で育成されたものの、その後に長野県で育成された美山錦(これもたかね錦の改良種)に完敗して絶滅しかけた改良信交。
ところが、節(葉っぱの根元)と節との間隔が長いことが草履表(草履の足を乗せるところ)の材料として好都合だったとのことで、草履の生産地であった谷地(やち:山形県西村山郡河北町)では栽培され続けていたのだとか。
その谷地に蔵を置くのが、この“あら玉”を造る和田酒造さんなのでした。

お刺身は、マグロと生ホッキ。
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ねっとりでまいう~!
生ホッキなんて、寿司屋で食べたらいくらとられるかわかりゃしないぜよ。
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そして最後は、宮城県産牡蠣のホイル焼き。
もしかしたら、今朝女川駅の手前で見てきた万石浦で獲れたものなのかな?
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ものすごくクリーミー!
口の中でとろけましたよ。
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海のものには、海の酒!
東北泉の雄町純米をあわせました。
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キリっとした東北泉が海の味にぴったり!
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あー!
んめがった~!
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伝七さんには、いつもどおり堪能させていただきました。




こうして、雪降る山形の夜は更けていったのでした。
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★☆2020年12月20日(日)★☆


この日の計画は、青春18きっぷのみを使い普通列車を乗り継いで帰るつもりでした。

早朝の山形駅。
雪は一晩中降り続いていたみたいでした。
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横断歩道はどこに?
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山形駅からは、6:30発の奥羽本線(山形線)福島行普通420Mに乗車。
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でも奥羽本線って、昨日は大雪で不通だったんだよな。
はたして酔っぱらいは、この420Mに乗って終点の福島駅までたどり着けるのでしょうか?
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雪景色を眺めながら、420Mに乗って行きました。
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置賜駅(山形県米沢市)は、完全に雪に埋もれておりましたよ。
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板谷峠(山形県と福島県との県境にある峠)に突入!
もはや景色はモノクローム。
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420Mは、雪をはね除けながら板谷峠を越えていきました。
はねた雪が時折窓にぶつかって、びっくりしたなぁもう(三波伸介より)。
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420Mは、わずか4分の遅れで終点の福島駅へ無事到着!
大雪の中での力強い走りに心から感謝いたします。
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福島駅からは、東北本線に乗りかえ。
8:12発の新白河行普通2132Mでした。
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福島まで来ると雪はほぼ止んでいて、太陽が出ておりましたよ。
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2132Mに1時間半ほど乗って、終点の新白河駅で乗り換え。
9:53発の黒磯行普通4130Mワンマンでした。
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4130Mに20分ちょっと乗って、終点の黒磯駅で乗り換え。
10:23発の宇都宮行普通640M。
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あーダメ人間だダメ人間だ!
黒磯駅の売店が土日はコロナで休業中と知っていて新白河駅で買ってきていたアル中ダメ人間だ!
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ブログ記事へ頂戴したコメントにレスしながら640Mに50分ちょっと乗って、
着いたのは宇都宮駅(栃木県宇都宮市)。
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お こ と わ り

(♪ド・ミ・ソ・ド~♪)







ここからは、

いつもどおりのパターンのやつが続きます。















まずは、餃子像様に最敬礼!
<(_ _)>

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バスに乗って、東武駅前を目指しました。
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やってきたのは、もちろん三平食堂さん!
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まずは生ビール!
オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!
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今日のお通しは、初体験のサッポロポテトでした。
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そして、野菜サラダ(単品)!
これが三平食堂さんでのお目当ての一つなのです。
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野菜がね、どれもいちいちおいしいのよぉ!
俺ん家の近所にあるイオ・、
じゃなかったスーパーで売っている野菜がいかに水っぽくてマズいかよくわかります。
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もちろん餃子もいただきましたよ!
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子。
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普通の餃子の餡。
この野菜がメインの餃子の味が、肉よりも魚よりも野菜を愛するワタクシを魅了してやまないのです!
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こちらはしそ餃子。
しそが入っていることがわかります。
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それらをしょうゆを使わずに、酢に胡椒とラー油とを入れたものでいただきます。
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その餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒!
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きれいで甘口の十一正宗が、やさしい味の餃子とこれまたよく合うのです!
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三平食堂さん、今回も堪能させていただきました。

お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて宇都宮駅へと戻りました。
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途中、二荒山神社へ参拝。
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95段の石段を登って、
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拝殿にて二礼二拍手一礼。
今年一年間、無事に旅をさせていただいてありがとうございました。
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二荒山神社への参拝を終えたのち、石段を下りて宇都宮駅へと戻って、
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宇都宮駅からは、上野東京ラインのグリーン車に乗って、
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ビールを飲みながら帰りました。
まだ飲むのかよ。
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明るいうちに帰宅できたので、黒猫のダンナには2日分を一度に遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)



以上、

カップ酒3個
一合瓶1本
300ml瓶1本
焼酎200mlペット2個

の旅でした。



山形の居酒屋伝七さんにも、宇都宮の三平食堂さんにも、心の底から癒されました。

おかげでまたしばらくのあいだは、やりたくもない賃労働で時間と魂とを仕方なく切り売りしつつ、この世での生活をなんとか続けていけそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★☆ お知らせ ★☆

(♪ド・ミ・ソ・ド~♪)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

私の手元にある青春18きっぷには、あと3日の有効分が残っております。

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この3日分をすべて使って、
明日からまた出かけてまいります。


それ故、明日から3日間(12/29-31)は、更新がございません。




ごきげんよう!












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(友情出演再び)

《焼酎》178.島乃泉 25度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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四元酒造株式会社
鹿児島県熊毛郡中種子町田島320番地

本格焼酎
アルコール分 25度
内容量 360ml
原材料 さつまいも(種子島産)・米こうじ(タイ産米)
(以上、ラベルより転記)




種子島の中心部、中種子町。
そこに蔵を置く四元酒造さんの焼酎は、かつて169.島乃泉 25度 200mlをいただいております。
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今日いただくこの焼酎も“島乃泉”ですし、品質表示も同じです。
ということは、同じ中身でしょう。
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麹米はタイ米。
タイ米が焼酎の麹造りに向いていることは、かつてこちらで紹介しております。
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それではいただきます。

まずはお湯割りで。
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華やかな香りがほんのりで、芋のふっくら感が穏やかにふんわりと効いています。
香ばしさがほんの少しだけあるみたいです。
重さゼロ、苦みゼロです。
甘みは弱めですが、わかります。


次にロックでいただきます。
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ロックでありがちな苦みが出ますが。強くはないみたいです
華やかさと芋のふっくら感はそのまま。
甘みは少し引いて、苦みと共にキリッと引き締まるみたいです。


華やかな風味と芋のふっくら感とが穏やかに効いている、おいしい辛口芋焼酎でした。
飲みやすく、かつ食事と合うと思います。

屋久島や種子島の芋焼酎は、総じて飲みやすいものでしたよ。








その島乃泉に合わせた今日のエサ。

昨日はあっさりしたものばかりでしたので、今日は肉。
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塩コショウを軽く振って、小麦粉を纏わせておきました。
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味付けに使ったのは、バター。
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それにみりんと酒、九州の甘い濃口醤油におろしにんにくを合わせておきました。
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火は弱火。
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要するに、バターを焦がさないように肉を焼いていくのです。
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両面を焼いたら、たれを投入。
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できあがり。
黒いところは焦げているわけではなく、醤油が煮詰まったものです。
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味は悪くはないね。
焼き具合もいい感じ。
でもちょっとしょっぱかった!
たれを使うときは、肉には塩を振らなくてもよかったのかも。
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ごちそうさまでした(なみなみ)。
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夕日を浴びて佇む黒猫のダンナ。
今年一年、遊んでくれてありがとう。
来年も仲良くしようね。
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今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

【お酒】1902.杵の川 特別純米 磨き60 300ml [42.長崎県の酒]

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製造者 株式会社杵の川
長崎県諫早市土師野尾町17-4

内容量 300ml
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 60%
アルコール分 15度
(以上、ラベルより転記)




杵の川さんのお酒は、かつて1900.杵の川 金撰 本醸造酒200カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は、“特別純米 磨き60”なる精米歩合60%の純米酒なんだってさ。
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特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかではあるものの着いていることがわかりました。
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上立ち香は、鼻を近づけるとわずかにフルーティーさを感じる程度です。
含むとそれを口の中でわずかに感じます。

うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみが鋭く舌を突くも、厚みも少し感じます。
それに酒臭さ(ほめ言葉です)が続きます。
熟成感はないみたいです。
苦みがあって、弱めではあるものの鋭さを感じます。
キレはよく、後味はスッキリしています。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めですが、わかります。
スースー感は少しはっきりしていますが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
かなりさらりとしておりますが、幅があることがわかります。


やや濃醇でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
米のうまみと酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とがしっかりしていて、飲み応えを感じました。
それでいてキレがとてもよく、後味はスッキリしておりました。
このキレのよさは、アル添酒のそれに匹敵するほどでしたよ。

これ、うまいね!



次に、ぬる燗でいただきました。
なんでも蔵元さんのWebsiteでは、このお酒について「37~38度のぬる燗が抜群の旨さとキレを感じて頂けます。」と紹介されておりましたので、楽しみです。
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おお!
たしかにね!!

うまみは酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)が前に出てきましたよ。
酸味が立ちますが、すっぱさではなくて酸味自体の深みをしっかりと感じますね。
ちょいピリになりましたが、それもいい感じ。
キレのよさと甘みとは冷やしたものと同程度です。

ぬる燗にすると、やや濃醇でちょいピリちょいスースッキ深旨やや甘口のおいしいお酒になりました。
酒臭さと酸味の深みとでかなりガツンと来るようになりましたよ。
それでいてキレのよさは維持されており、スッと引いて行きました。

これ、ぬる燗にするとかなりうまいんじゃないの?
恐れ入りました。




その杵の川特別純米磨き60に合わせた今日の粗末なエサはこちら。


きゅうりと笹かまの生姜酢和え。
生姜がさわやかでした。
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温奴。
たれには愛知県の赤味噌を使いました。
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〆は、冷蔵庫の残り物を使った炊き込みご飯。
色が濃いのは、九州の甘い醤油を使ったが故でした。
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

《焼酎》177.平戸若女 25度 100ml (呑くらべ) [9942.長崎県の焼酎]

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製造者 福田酒造株式会社
長崎県平戸市志々伎町1475番地

本格焼酎
原材料名 わかめ(国産)、麦(国産麦)、米麹(国産米)
アルコール分25度
内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)




芋焼酎の173.芋大尽(いもだいじん) 25度 100ml
米焼酎の174.旭西海 25度 100ml
麦焼酎の175.長崎の鐘 25度 100ml
じゃがいも焼酎の176.じゃがたらお春 25度 100ml

福田酒造さんの少量ボトルセット“呑くらべ”はこれまでに以上のものをいただいてまいりましたが、とうとう今日が最後の一本となりました。
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その最後の一本は、禁断のわかめ酒ならぬ、“わかめ焼酎”!
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わかめを主原料としているんだってさ。
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それにしても、焼酎乙類はともかく、わかめを原料としても“本格焼酎”を名乗ることができるのね。
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たしかに、公式ルール(酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則11条の5、酒税法3条10号イ~ホ、同施行令4条の2第2項、同施行規則3条の2、種類の表示を本格しようちゆうの呼称によることができるしようちゆう乙類の原料を定める件(平成14年10月28日国税庁告示第7号))によれば、その末尾(五十音順か?)に“わかめ”が本格焼酎の原材料として使用できる旨が定められておりました。

焼酎乙類と本格焼酎との関係については、かつてこちらでまとめております。

なお福田酒造さんのお酒は、このほかにかつて1278.福鶴 カップをいただいております。


それではいただいてみたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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あれ?

磯の香りを期待しておりましたが、まったくしませんよ。
海藻の風味は、ごくかすか?、いやわかんないね。
むしろ、麦のふんわりとした香ばしさのような風味をちょっとだけ感じます。
ただ、甘みは少しはっきりしています。
苦みはゼロです。
ただ、ちょいピリのちょいスーでした。


次に、ロックにしてみました。
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苦みが少し出ますね。
甘みはロックのほうがわかるかな。
でも風味はやっぱりひかえめでした。


さっぱりしていて甘みを少し感じる焼酎でした。

意外にも、クセのない焼酎でした。
風味がかなりひかえめで、かなりさっぱりしておりましたよ。
ただ、甘みは強くはないもののわかりました。

これは、「わかめ焼酎ですよ~だ!」って言われないとわからないかもね。
それとも、減圧蒸留だからこんなクセのない風味になるのかな?


“呑くらべ”シリーズは、総じてクセのないさっぱりした風味の焼酎でした。
もしかしたら長崎県では、風味がガツンと来る焼酎よりも、こういうさっぱりしたものが好まれるのでしょうか?
手元には長崎県産の焼酎がまだいくつかあるので、それらをいただく際にはこのことに留意したいと思います。







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アラフィフの
猫と戯る
クリぼっち
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(友情出演)

今日も待っていてくれてありがとうね。

《焼酎》176.じゃがたらお春 25度 100ml (呑くらべ) [9942.長崎県の焼酎]

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製造者 福田酒造株式会社
長崎県平戸市志々伎町1475番地

本格焼酎
原材料名 じゃが芋(国産)、麦(国産)、麦麹(国産麦)
アルコール分25度
内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)




芋焼酎の173.芋大尽(いもだいじん) 25度 100ml
米焼酎の174.旭西海 25度 100ml
麦焼酎の175.長崎の鐘 25度 100ml

これらに引きつづき、今日も福田酒造さんの少量ボトルセット“呑くらべ”から一本をいただきます。
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なお福田酒造さんのお酒は、このほかにかつて1278.福鶴 カップをいただいております。


今日いただくこの“じゃがたらお春”は、じゃが芋を主原料としたじゃがいも焼酎なんだってさ。
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あたしゃじゃがいも焼酎は初体験ですので、どのような風味なのか皆目見当がつきません。
そこで、さっそくいただいてみたいと思います。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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ピリピリでスースー。
その後に、麦のようなふんわりとした香ばしさを少し感じます。
甘みはほんのりと感じます。
苦みはありません。


次に、残りをお湯割りでいただきました。
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麦のようなふんわりとした香ばしさがちょっとだけ際立つみたいです。
甘みも然りでしょう。
ピリピリやスースーは引いて、苦みも弱まりました。
重さはゼロ、風味に華やかさもありません。
酸味はそれほど出ないみたいです。


軽くて飲みやすい焼酎でした。
重さや雑味がゼロで、特にお湯割りにすると軽くてとても飲みやすく感じました。
それ故に、風味は弱めでした。

同じ芋でも、さつまいもとはぜんぜんちがいましたよ。
むしろ麦焼酎で感じるような、ふんわりとした香ばしさを感じました。
あらかじめ「これはじゃがいも焼酎です!」と言われなければ、あたしゃ麦焼酎とまちがえていたと思いますよ。


“呑くらべ”シリーズも、残すところあと一本となりました。
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最後の一本は、禁断の・・・。

《焼酎》175.長崎の鐘 25度 100ml (呑くらべ) [9942.長崎県の焼酎]

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福田酒造株式会社
長崎県平戸市志々伎町1475番地

本格焼酎
原材料名 麦(国産)、麦麹(国産麦)
アルコール分25%
内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)




芋焼酎の173.芋大尽(いもだいじん) 25度 100ml
米焼酎の174.旭西海 25度 100ml

に引きつづき、今日も福田酒造さんの少量ボトルセット“呑くらべ”から一本をいただきます。
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なお福田酒造さんのお酒は、このほかにかつて1278.福鶴 カップをいただいております。


今日いただくこの“長崎の鐘”は、麦焼酎でした。
それも長崎県の麦焼酎なのに江戸時代から続く壱岐焼酎(米麹を使用)の製法ではなく、昭和40年代末に開発された大分麦焼酎(麹にも麦を使用)の作り方なのですね。
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それではいただいてみたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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最初にピリピリとスースーとが来るね。
麦のふんわりとした香ばしさはかなり弱めです。
苦みはなく、甘みと酸味ともかなり弱めです。


これはお湯割りにすると、きっと味が薄まってしまうことでしょう。
そこで今日は、ロックでいただくことにいたしましたよ。
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苦みがちょっと出で、それが味わいを引き締めているようです。
麦の風味は生よりもちょっとだけわかるようになりましたよ。
華やかな風味もわずかに感じます。
甘みも生よりもわかるかな。



クセのない、穏やかな麦焼酎でした。

風味が弱めで、かなりさっぱりしておりましたよ。
それでもロックにすることでちょっとだけはっきりするようでした。
飲み応えはないものの、食事との相性はよいのではないでしょうか。

私はきゅうり・ねぎ・笹かまの中華風ごま和えと合わせましたが、おいしくいただくことができました。
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【お酒】1901.立山 純米吟醸 カップ [16.富山県の酒]

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製造者 立山酒造株式会社
製造場 砺波市中野220

原材料名
米(国産 酒造好適米)精米歩合55%
米麹(国産米 酒造好適米)精米歩合55%
アルコール分15度以上16度未満
内容量 200ml
(以上、ラベルより転記)




立山酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
637.638.立山 特別本醸造&普通酒 カップ飲み比べ
1617.立山 純米吟醸酒 カップ

今日いただくこのお酒も純米吟醸ですが、ラベルが変わっていたので入手いたしました。
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純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
撮影を忘れてしまいました。


上立ち香はないですね。
含んでも、花っぽさをほんのわずかに感じる程度です。

うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみそのもので、やや淡めなりに幅を感じます。
酒臭さや熟成感はありません。
苦みがあって、強くはないものの鋭いですね。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは弱めですが、それでも鋭さを感じます。
それにちょいスーでちょいピリです。

甘みはひかえめでしょう。
その存在はわかりますが、かなり弱めです。


やや淡麗でちょい苦ちょいすっぱちょいスーちょいピリ辛口のお酒でした。

うまみは米のうまみそのもので、淡めながらに幅を感じたことから飲み応えがありました。
ただ、ちょい苦ちょいすっぱちょいスーちょいピリと、いささか荒さや飲みにくさを感じてしまいました。
でもそれ故か、食事との相性はよいように感じました。

今日はスーパーで買ってきた鶏の竜田揚げや、
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具だくさん味噌汁(麦味噌使用)とあわせましたが、
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いずれもいい感じでしたとさ。











★☆★☆★ 予告 ☆★☆★☆


先週末は、出かけておりました。

風がビュービューと吹く港町を散策したり、
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202段の石段を、年甲斐もなく一気に駆け上がって精魂尽き果てたり、
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雪の中を進む電車に乗ったりしておりました。
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もちろん、おいしいものをたくさんいただきましたよ。
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その顛末は、訳あって12月28日(月)に報告させていただきます。

持病が再発してシマッタの記 [雑感]

  
  
  
  
あーあ、
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
仕事したくないわ~。
  
  
  
  
仕事したくないわ~。
  
  
  
  
仕事したくないわ~。
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
いかんいかん。
  



これはきっと、


“あの持病”


が再発したのでしょうよ!































ということで、
病気を治すため、今週末は出かけてまいりますよ。

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とまあ、計画はしていたのですが、
かの地では、どうやら雪が降るみたい。
鉄道に影響がなければよいのですが。
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果たして、瘋癲の運命やいかに?

乞うご期待!






★☆★☆★☆★☆★☆


次回の更新は、
12/22(火)
を予定しております。

《焼酎》174.旭西海 25度 100ml(呑くらべ) [9942.長崎県の焼酎]

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製造者 福田酒造株式会社
長崎県平戸市志々伎町1475番地

本格焼酎
アルコール分 25%
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)




一昨日いただいた173.芋大尽(いもだいじん) 25度 100mlに引きつづき、今日も福田酒造さんの少量ボトルセット“呑くらべ”から一本をいただきます。
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なお福田酒造さんのお酒は、このほかにかつて1278.福鶴 カップをいただいております。


今日いただくこの“旭西海”は、米焼酎でした。
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この米焼酎も、手のひらサイズ。
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それではいただいてみたいと思います。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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おお!
米の風味に厚みがあって、しっかりですね。
しかも甘みに幅がありますよ。
苦みがちょっとあって、強くはないものの鋭いですね。
ちょいスーですが、ピリピリはありません。
焦げ臭さや重さは感じません。


これはロックでしょうよ!
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苦みが少し出ます。キリッと引き締まりますね。
米の風味やあまみはそのまま、しっかりとわかります。



米の風味がしっかりで甘みに幅を感じる、おいしい米焼酎でした。
重さや焦げ臭さがなかったことから察するに、おそらく減圧蒸留なのでしょう。
それでも味に厚みがあって、おいしくいただくことができました。

これは食事と合う米焼酎でしたよ。

当方の粗末な夕食、
麦味噌の味噌汁(具材は冷蔵庫の残り物)にも合いましたし、
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それに温奴(ねぎ・しいたけ・なめ茸餡かけ)にも合いましたとさ。
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《焼酎》173.芋大尽(いもだいじん) 25度 100ml(呑くらべ) [9942.長崎県の焼酎]

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製造者 福田酒造株式会社
長崎県平戸市志々伎町1475

本格焼酎
アルコール分25%
原材料名 さつまいも(国産)米こうじ(国産米)
内容量100ml
(以上、ラベルより転記)




福田酒造さんのお酒は、かつて1278.福鶴 カップをいただいております。

今日からは、“呑くらべ”なる焼酎少量ボトルのセット販売商品を一つずついただきます。
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今日いただくこの“芋大尽”は、芋焼酎でした。
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100mlボトルですからね、掌にすっぽりと入ってしまいます。
これならば、仕事中に飲んでも、栄養ドリンクを飲んでいるんだと言ってごまかすことができますね。
そういうバカなことを防ぐためにセット販売になっているんだろ。
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それではいただいてみたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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上立ち香に華やかさを少し感じます。
一口含むと、それが口の中でパッと広がります。

一方で芋の風味やふっくら感は弱めです。
重さはまったく感じません。
甘みはほんのりで、苦みもちょっとだけあるみたいです。
ただ、ピリピリですわ。


香りがあったので、残りをお湯割りにしてみました。
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香りは落ち着いてきましたよ。
華やかさが引いて、香ばしさがちょっと出るみたいです。
これらは含んでも同じでした。

ふっくら感はほとんど感じなくなりました。
重さもゼロです。
苦みとピリピリ感も引きました。
でも、甘みはほんのりとわかります。


香りふんわりでさっぱりしている、おいしい芋焼酎でした。
芋の風味が弱く、かなりさっぱりとしておりましたよ。
重さゼロで、とても飲みやすく感じました。

あくまでも私の感想ですが、減圧蒸留の壱岐焼酎(米焼酎)の味わいに似ているように感じました。